KITORI

キトリ号笹舟日記

誤診と訃報

2010-06-23 | Weblog

20日の日姉を見舞いました。
なんと・・・・姉の大腸がん末期の診断が誤診だと言われました。
ほっとする半面・・・・本人の覚悟 周りの者の心労  一体どうしてくれるのよー
手術はして 腫瘍は取り除く事になりましたが癌細胞は認めずと云う事なので
経過が良い事を 祈るばかりです。

亀岡からの険しい山道を車で帰ってきてホッとするのもつかの間・・・・・
クンチャンからの☎で お舅さんが急死されたとの知らせに 「エッ・・・・エエー」
21日 のお通夜 22日葬儀と目まぐるしい事でした。

外は梅雨の雨が しとしとと・・紫陽花の花が亡き人を偲ばせてくれます。
娘も大役を果たしてほっとしている事でしょう。
ながいながい 闘病生活の末 紅茶をのどに詰まらせてあっけなく逝ってしまわれました。  父の日焼き立ての鰻を持って行って異変にきずいたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。


6月16日 落ち込んでしまいました

2010-06-17 | Weblog

今日は朝からルンルンの気分で用事をこなしてさあーと机に向かった所へ
友か救急車で入院したと連絡が入りました。
昨日の夕方 電話でおしゃべりしてたのに いったいどうしたのでしょう。
・・・・・・・・と思っているところへ~
姪っ子から 姉が入院したと電話が入りました。

大腸がん それも末期・・ つい 一月前 久しぶりに訪ねてくれて 食卓を囲み
ながら「美味しい おいしい」と言ってた姉が あとわずか 7月一杯生きていられるか
どうか~なんて信じられません。

姉は私に別れの訪問をしてくれたのでしょう。
「もう これで いいのや」・・・・と云ったそうです。
老老介護にくたびれてしまったのでしょうか?言葉がありません。
5人のはらから・・・・とうとう私一人になります。
姪っ子がとてもしっかりしているので助かります。
夫を送り 今度は母を看取るのです。頑張って下さい。


6月に読んだ本

2010-06-07 | 読書のページ

殺戮のタンゴ

ウ”オルフラム・フライシュハウアー著

タンゴと云えば アルゼンチン 物悲しいバンドネオンのリズム 魅惑のダンス
初めてタンゴのルーツを知りました。
1880年頃 ダンサーと言えば やはり黒人が優れていた。 太刀打ちできなかった
白人は黒人を同等に扱うことをせず 戯画化した。こうしてタンゴの原型が生まれた。
だが 西洋世界では絶対的な拒否を引き起こした。それでもタンゴのダンスは人々の中に浸透していった。今では ソシアルダンスのテンダンス(10種目)の中に入っています。 でも本当のタンゴはブエノスアイレスの街角で 酒場で踊られているタンゴが本来の姿なのでしょう。 

1970年代 ラテンアメリカは戦争のちまたとなった。1978年ワールドカップで
アルゼンチンが優勝した。その時ブエノスアイリスの強制収容所で何千人と言う
人々が処刑されていたのです。高度に組織化された暴力の狂宴で三年間のうち
に25000~30000人が拉致され 拷問され殺害されたという。
この本を読んで いろいろな事を知ることが出来ました。
それにしてもタンゴのリズムは色んな事を呑み込んで 我々に魅惑のリズムを
伝えてくれるのです。