■すたブログ■

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プチコンのサウンド機能

2011-07-10 06:03:58 | ゲーム関連
前に書いた通り、プチコンはBASICでありながらも音楽記述のMMLというものが実装されていません。

作ったプログラム上で音楽を鳴らしたい場合は、あらかじめ用意されている30種類の音楽を垂れ流しで演奏させるだけです。
『BGMPLAY』という命令で、演奏を開始し、『BGMSTOP』という命令で演奏を止めます。もちろん、フェードアウトやフェードインをはじめ音量の調節すら出来ません。
ま、なかなか面白い曲とかも揃ってるので、困る事は無いかもしれませんが、ゲームを作った場合なんかだと、音楽が同じだったりすると、似たような雰囲気に感じるかもしれませんね。

効果音は、BGMにかぶせるように、ならす事ができます。こちらは70種類の用意された効果音を『BEEP』という命令で鳴らすだけなのですが、こちらはかなり自由度が高く、約5オクターブのピッチと、128段階の音量、128段階のパンポットを変更する事が出来ます。
効果音の中には、ピアノの音色や、ギターの音色、あるいは、ドラムの音色などが用意されているので、BEEP命令を駆使すれば、DSに音楽を演奏させる事が出来そうです。効果音はBGMが鳴っている状態でも4音以上の同時発音が可能なので、BGMを鳴らさなければ8音ぐらいは余裕で鳴らせそうです。
と、MMLではないけど、音楽を記述する事は出来そうな感じではありますが、音長を指定する事が出来ないのがネックになります。BEEP命令の実行時間は便宜上0と見なす事が出来るので、『VSYNC』という命令で、音長のタイミングをとれば、なんとかなりそうな感じではあります。
VSYNCは1/60秒単位での待ち時間を作る命令なので、作る曲のテンポから、1つ1つの音の音長を計算しなければならず、結構めんどくさいかもしれません。

MMLならぬ、BEEP命令で、音楽を鳴らすって、昔SHARPのPC-E500というポケコンで少しやった事がありますが、PC-E500のBEEP音は、単音ながら、音長指定ができるタイプで、ピーという電子音で、それっぽい音楽を演奏させてみたりもしました。これに比べればプチコンのBEEPは、かなり自由度が高いと言えます。

さぁ、なんか作るぞ!と意気込みだけはばっちりです。
で、何を作ろうか…これだけは、用意された音色と相談ですね。
最初は短いものを作るのがいいでしょうけど…。


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