通信ロック済SIMカード

先日932SHに機種変更した時の話です。

『VodafoneのSIMカードですけど、大丈夫ですか？』と店員さんに訪ねてみました。
もちろん、932SHがVodafoneのSIMカードで動作する事は分かってたんですが、古いカードだし、何度も出し入れされて、表面もすり減ってたので、新しいのに変えて欲しいなぁと思いました、それ以外には下心は全くありませんでした。

『大丈夫ですよ。動きますよ。』と、店員さん。ちょっと残念に思っていたら、『でも、この際ですから、新しいものに、変えておいてもいいですよ。』との事。
費用もかからないようなので、交換してもらう事にしました。

で、VodafoneのSIMカードを取り外して返そうとしたら、『あっ、それはそのままで結構です。通信ロックがかかりますから、そのままでお使い下さい。』
？？？？何を使うんだ？
SoftBank 3Gの端末はSIMカードを抜くと、電源のオンオフ以外に何も出来る事がないのになぁ…と思っていたら、
『通話とか通信は出来ませんけど、アドレス帳とか見れるので、データーの移行が楽になりますよ。いちいちSIMカード入れ替えたりしなくていいので。』
という話。

つまり、通信ロックのかかったSIMカードがあれば、3G端末でも、通話通信以外の機能が使えるという事です。
うれしい誤算です。
これまで機種変更した後の端末は、箱に入れてしまっておくしかなかったのですが、これで2G時代のように古い端末で遊べます。
アドレス帳を見たり、データーフォルダのファイルを再生したりも出来ますし、カメラで写真を撮る事も出来ます。赤外線転送や、Bluetoothファイル交換も出来ます。
そして、ちょっと嬉しいのが、ワンセグが見られる事ですね。使うか使わないかは問題ではなく、何でも出来てしまう事にビックリです。
ちなみに、アンテナは『圏外』の表示になります。

ただ、通信ロックがかかっているとはいえ、SIMカードには電話番号が記録されたままなので、取扱には注意ですね。