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Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

映画「ファウンテン」。

2006-10-23 01:07:21 | Weblog
今日も、というかやっぱり日付が変わってしまったので昨日のですが、先ずは東京国際映画祭の六本木へ。

六本木ヒルズ

観たのは「ファウンテン」(原題:"The Fountain")という映画。

映画祭のWEBサイトに掲載されている紹介文をそのまま引用する。

永遠に生きられるとしたら、あなたはどうする?愛する女性を救おうとどこまでも戦う、一人の男の壮大な物語「ファウンテン」。
彼の長い旅は、16世紀のスペインでスタートした。そこでは征服者のトーマスが、不死を約束すると信じられている、ファウンテン・オブ・ユース(若さの泉)の捜索を開始していた。現代に生きる科学者トミー・クレオは、愛する妻イザベルの命を奪おうとしている癌の治療法を探していた。26世紀の宇宙飛行士のトムは、千年の間思い続けていたミステリーの答えを得ようとしていた。やがて、3つの物語は、異なる時代を生きるトーマスの一つの真実として収束されてゆく。
奇才ダーレン・アロノフスキー監督が、「ニューヨークの恋人」「Xメン」のヒュー・ジャックマンと「ナイロビの蜂」でアカデミー賞受賞のレイチェル・ワイズ主演で贈る、<永遠の愛>を探す物語。



「<永遠の愛>を探す物語」なんてほうが、映画の宣伝文句としては良いのだろうが、根本にある物語のテーマは<死の受容>。
俺はすげー真剣に、集中して見入ってしまい、それなりに心を動かされたのだけど、会場を出る時に耳にした、主に女性同士の会話を聞く限り、かなり退屈に感じていた客が多かった様子。
その中で「映像の美しさなんか求めていない」なんて発言を耳にしたけど、映像は大して美しくもない。
俺に言わせれば、90数分に詰め込まれた深淵かつ過剰な物語性の方が売りの映画だと思ったのだが。

レイチェル・ワイズの特別に綺麗なカット多数。って、監督のダーレン・アロノフスキーの子供産んだのって、この映画がきっかけ?

折角の映画祭なのに、舞台挨拶もティーチインもなかった。残念。

映画「パプリカ」。

2006-10-22 00:14:32 | Weblog
今日から東京国際映画祭が始まった。つか、日付が変わって昨日だ。
今年は第19回。
最近はあんまり観なくなってしまったのだが、本当は映画も好き。
昨年はタイミングが合わずにひとつも観なかったのだが、映画祭の雰囲気が好きで、気がつけば何本かは観にいく。

学生の頃はコンペティションの作品を全部観れるフリーパスみたいなのを買って、期間中ずっと会場のあった渋谷を徘徊していた。
舞台挨拶で出演者が観れる事も映画祭の楽しみ。
それだけでなく審査員として来日する大物を生で観る機会もある。
グレゴリー・ペックとかラロ・シフリンとか...。来日した訳ではないが、黒澤明を生で観たのも、東京国際映画祭のクロージング上映の時だった。
コンペティションのフリーパスでは、通常の上映スケジュール以外に設定されているプレス向けの上映会場にも入場する事が出来た。ある時には背後にその映画を撮影したドイツ人の監督(ヴィム・ヴェンダースの"まわり道"に俳優として出演していた人でもある)、左隣におすぎというシチュエーションで映画を観た事もある。

以前は渋谷でやっていたのだが、六本木ヒルズが出来て、中心は六本木になってしまった。
TOHOシネマズ六本木に向かう。
今日観るのはアニメーション。
タイトルは「パプリカ」。

六本木ヒルズ パプリカ、ポスター

映画祭というとメインになるのは特別招待作品とコンペティションになるが、これはそのどちらでもなく、animecs TIFF 2006とdigital TIFFという企画特集の共同オープニング作品として上映。ベネチアなどの欧州の映画祭で好評だそうだが、おそらく、今日がジャパン・プレミア。

俺、アニメーションは嫌いではないが、普通の実写の映画とアニメって根本的に別物だとも思ったりする。折角の映画祭に、並行して普通の実写の映画もやっているこの時間に、なぜこのアニメを選んだのかといえば、筒井康隆の小説を原作にした作品だから。高校生で金の無かっ時代にも関わらず、当時新潮社から刊行されていた全集を全巻揃える程、筒井康隆は好き。

監督の今敏(こん・さとし)という人は「千年女優」、「東京ゴッドファーザーズ」という過去の作品でかなり高い評価を得ている人らしい。アニメに詳しくない俺は作品名は聞いたことがある程度の知識。

声優として時田浩作役を演じている古谷徹はもちろん知ってる。
林原めぐみという声優は、毎日観ているtvksaku sakuにゲスト出演した事があるので知っている。彼女の代表作だというエヴァンゲリオンというアニメは、俺の周辺で話題になっている事はあったが観た事がない。
あと、理事長役には江守徹。
舞台役者としての経験も豊富な原作者の筒井康隆と、監督の今敏も特別出演とクレジットされていたが、重要なキャラクターの声を担当している。

音楽の担当は平沢進(ex.P-MODEL...って、P-MODELってもしかしたら現存してる?)。サントラ、買っちゃうかも...。

上映前の舞台挨拶には、今敏監督、筒井康隆、古谷徹が登場。

今回、古谷徹が演じるのは肥満の科学者役。
古谷氏曰く、今まで60kg以上のキャラクターは演じた事がなく、今回のこのキャラクターのイメージに合わず作品をぶち壊しにする事を恐れ、一旦はマネージャーを通じて断ったらしい。
しかし、監督の説得により「アムロでいいんだ」と思って引き受けたとのこと。
国際映画祭という事で、コメントには通訳が入るのだが、外国人にはアムロって判るのかな?

筒井康隆氏の挨拶では、まずこの原作が女性誌「マリ・クレール」の連載であった事を紹介。
って、これは俺、知ってる。というのも「マリ・クレール・ジャポン」、「パプリカ」が初出の頃、毎号購読してたから。
筒井康隆が好きで連載が始まったから購読するようになったからというのではない。
学生の頃から社会人になっての数年間、「マリ・クレール」は毎号買っていて、その間に「パプリカ」の連載が始まった。
ちなみに俺が買い始めた頃は連載小説として、吉本ばななの「つぐみ」が掲載されていた。山本容子の版画の間に活字が組まれて、とても「美しい」小説だった。

なんで、俺みたいな野郎が女性誌を買っていたのか。その頃の「マリ・クレール・ジャポン」って普通の女性誌じゃなかった。どっちかというと文芸誌。
今も「マリ・クレール」という雑誌は存在していますが、全く別の雑誌だと思っていいはずです。
当時は今はなき中央公論社から出ていたのだが、編集長が塙嘉彦氏。1984年まで中央公論社から刊行されていた文芸誌「海」の編集長だった方である。
その為か、とにかく不思議な雑誌だった。普通の女性読者がいたのか、怪しい。
もちろん、綺麗な外国人のお姉さんが上品なお洋服を着たグラビアもあるし、広告は女性向けのばかりなのだが、その間に今の肩書きは東京大学前総長である蓮實重彦先生の難しい映画評論とかが載っていた。
学生だった当時の俺は、蓮実先生の映画の講義を受けていて(って書くと東大に行ってたみたいだけど違います)、買い始めのきっかけはそれだったと思う。
以降は、ファッション誌の面構えで、旅も映画も音楽も文学も、無駄に知的なアプローチで処理する様子が楽しくて毎号買っていた。
新たに発見された三島由紀夫の書簡が掲載された事もあったが、あれはさすがに違和感がありすぎ。

そんな雑誌だった訳で「パプリカ」そのものも女性誌の連載小説だったなんて前提で読み始めると痛い目にあう。ちょっと難解な部類の小説だと思う。


さて、映画「パプリカ」。
例によって肝心な部分は短めに。

原作に対する思い入れとか、思い切り超越して、素晴らしいアニメーション作品だった。凄すぎる。
現実の夢(って矛盾してるな)同様に取りとめもなく展開していく場面。
本当に他人の夢に入ってしまったような感覚の楽しさ。
登場人物も魅力的で、そんな登場人物達を観ているだけでも幸せな気分になれる。

多分、劇場公開されたら、もう一回は観にいくと思う。
その前に、今敏監督の他の作品を観てみようか。


上映が終わって、麻布十番方面に向かう。
けやき坂は車両通行止めでレッドカーペットが敷かれている。柵際には結構場所取りの人がいるが、有名人が歩く予定があるのかな?

けやき坂

麻布十番商店街
浪花屋が移転して、以前あった場所(豆源の裏)の建物は取り壊してしまった。

魚可津で刺身と焼き鯖の定食を食べてから、麻布十番駅。
南北線の浦和美園行きに乗る。

パール兄弟 at 新宿ロフト。

2006-10-14 21:44:13 | Weblog
10月11日水曜日。

定時に退社。
東京タワーの照明が点いていない。なんでだ?

暗い東京タワー

新宿へ。

2月に観れなかった新宿LOFTでのパール兄弟のライヴが再びある。喜んで行く。
SHINJUKU LOFT 30TH ANNIVERSARY“ROCK OF AGES 2006 "20/30 Anniversaryにようこそ!"

新宿LOFT

LOFTは30周年。パール兄弟は20周年(って、だいぶ中が抜けてると思うんですが...)。ゲストの野宮真貴が25周年。岡田徹MOONRIDERSが30周年。そんないろんなアニバーサリーを交えたライブ。
今年は本当にこんなのが多い。矢野顕子も30年だったしね。

到着は開場から30分ほど経ってからだったが、ステージ前に20人位つめている他はスカスカ。後方のちょっと高くなって柵のある場所を居場所に決めて、ドリンクチケットでもらった発泡酒を呑んで待つ。

後ろではDJ。ELEKTELが回している...ってターンテーブルは1台。ほとんどの曲は、Power Bookから再生しているっぽい。PLASTICSのDeliciousとか流して、80年代気分へのウォーミングアップに最適。
VJ、青梅街道派。懐かしい...のもあるが、旧いのは判るけど記憶にもないようなCMをスクリーンに映している。

開演時間になって、ステージにサエキけんぞう氏が登場。最初のゲストを紹介。
最初のゲストは落語家の林家彦いち
創作落語。夜の京浜東北線内の状況をネタにした「睨み合い」という噺。正しい表記は不明です。
走る電車の音だとか、ヘッドフォンから洩れる音などの表現を聞いて、これが"話芸"なんだなって改めて思う。

その後、セット変更の為のインターミッション。
フロアにはPIZZICATO FIVEの「しりとりをする恋人たち」が流れている。
野宮真貴と窪田晴男が最初は普通にしりとりをしているようだけど、いつの間にかお互いに発する言葉がストーリー性を帯びているというよくできた作品。
これから始まるLIVEであるだろう共演を前に、そういえばこんなのもあったなって思い出す。

客電が再び落ちてパール兄弟登場。
オリジナルメンバーのサエキけんぞう(Vo)、窪田晴男(G)、バカボン鈴木(B)の3人に加え、サポートメンバーに宮川剛(Dr)と松本圭司(Key)。

80年代気分に浸る気分で待ち構えていたのだが、いきなり知らない曲が...。
新しいアルバムを出していて、そこからの曲をまずは2曲。
続いての曲が送られてくるSPAMの引用だけで詞にしたという新曲。
そして再び新しいアルバムから。

そのアルバムはアニメのサントラなのだそうで、アルバムでも唄っているという牧野由依という声優がシークレットゲストとして登場。
俺に言わせれば、目の前に登場しても謎なままの人なんだけど、ゲストとして発表するとフロアに異物が混入する可能性があるので、それを恐れてのシークレットだったんだと思う。
いかにも声優なルックスと声に、ちょっと甘酸っぱい気分になる。

桜井鉄太郎が作った「往復ビンタ」に続いて、いよいよ80年代の死に損ない共に送る懐かしい曲のコーナー。

まずはアルバムのタイトル曲ということで選んだという3曲。
「TRON岬」「青いキングダム」「六本木島」。
「TRON岬」聴いて、ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」とか思い出す。サイバー・パンクっすよ。そんな時代でした。

ゲスト、MOONRIDERSの岡田徹がアコーディオンを持って登場。パール兄弟デヴュー時のプロデューサーでもある。
「メカニックにいちゃん」「江戸時代の恋人達」。

岡田徹をステージに残したまま、野宮真貴も登場。ここからは野宮真貴中心のコーナーに。
野宮真貴のデヴュー曲「女ともだち」。この曲が終わって、岡田氏が退く。
続いては、元々は野宮真貴ソロの曲だったが、後にPIZZICATO FIVEでもカヴァーする事になる「トゥイギー・トゥイギー」。アレンジはPIZZICATOのヴァージョン。
PIZZICATOのアルバムでは「トゥイギー対ジェイムズ・ボンド」というタイトルになっているトラックのフレーズも間奏に挟む。

インタヴューも再現。

サエキ「名前は?」
野宮「野宮真貴」
サエキ「好きな相撲の力士は?」
野宮「琴欧州」
サエキ「懸垂は何回できる?」
野宮「多分、1回」
サエキ「好きな仏教の宗派は」
野宮「ノーコメント」
サエキ「走り幅跳びは何m?」
野宮「I don't know.」

そしてPIZZICATOのタイトゥンアップな名曲「ハッピー・サッド」。


ゲストコーナーが終わり、パール兄弟のLIVEに戻る。
新しいアルバムから客に壊れたレスを強要する「君に崩えホエ」。

以降「ゴム男」「世界はゴーネクスト」。
今日の出演者全員がステージに登って「快楽の季節」(途中に林家彦いちの小噺付き)で本編終了。

アンコールは「焼きソバ老人」に、名曲「バカヤロウは愛の言葉」。

2度目のアンコールに「○。○○○娘」。22時を回って本日の公演終了。

帰りに場内で売っていた新しいアルバムを買う。8月には発売していたらしい...。


詳細なセットリストやLIVEの様子のもっと詳しくwは以下のBLOG参照。
ゴキゲン!パール兄弟ライブ (遠い音楽)

サエキ氏のBLOGにゲストの写真
こんな (サエキけんぞうのsaekingdom.com)

Weekly Digest, 10/03-06。

2006-10-09 20:07:34 | Weblog
また先週の平日の事をまとめて。

10月3日火曜日は帰りに渋谷のHMVに寄る。10月いっぱいは火曜日のWポイントデー。

買ったのは以下の通り。

CD - Album

Little Barrie "Stand Your Ground"
Momus "Ocky Milk"
Beck "The Information"
忌野清志郎 "夢助"
Polaris "空間"
V.A. "Luaka Bop Remix"

CD - Single

Base Ball Bear "STAND BY ME"

写真はこの夜に撮影した、センター街のファーストキッチンの上の看板。

渋谷センター街

10月4日水曜日は定時に退社して横浜、関内に移動。
横浜CLUB 24にて、チャットモンチーのライブ。
「耳鳴りツアーなり ~2006秋~」の初日。
チャットモンチーそのものはこれで4回目だが、ワンマンは初めて。

横浜CLUB 24 横浜CLUB 24

キャパ300人程度のフロアは満杯。ドリンクカウンターに行くのも大変。

フラットなフロアでステージも高くなく、そうでなくても背の低いメンバーは橋本絵莉子とベースの福岡晃子は首の上がかろうじて見えるだけ。座っているドラムの高橋久美子はときどき被っているニットキャップが見える。橋本絵莉子は髪を後ろで束ねているのか、両耳が見えていて、これまでと印象が違う。

曲間に福岡=ミツコと、高橋=クニオ。そしてナレーション橋本での寸劇から曲に入るという演出も。このあたりは学生バンドみたいなノリ。
"ここ横浜"と言う場面で、"ここはま"とか言っちゃうえっちゃん。可愛いw

セットリストは以下のBlogが完全収録。
チャットモンチー@CLUB 24 (mike's box)

こんなBlogも...。
チャットモンチー「耳鳴りツアーなり」初日 (今日のゴンタくん)
俺もLast of 30代で、頭の薄いオヤジなんだけどね。

終演時には写真撮影。公式サイトのStaff Diaryに掲載。

俺は左奥の暗いところにいる筈です。当然、判別不能。


10月6日金曜。この日もとっとと職場を出る。
台風の影響で暴風雨の中、地下鉄を乗り継いで九段下。
XTCが来日公演を行った場所で"パンクの殿堂"とも呼ばれる九段会館に向かう。

九段会館

俺はNick Loweが前座のElvis Costelloをここで見た。

向井秀徳アコースティック&エレクトリック」。

向井秀徳がZAZEN BOYSを離れて、たった一人での弾き語りによるLIVE。

前半はアコギ一本。後半はエレキギターでループさせるフレーズもリアルタイムで作りながらの演奏。

NUMBER GIRLやZAZEN BOYSの曲はもちろん、松任谷由実のカヴァー(守ってあげたい)なんかも。
味のあるハコの雰囲気に負けない、最高にカッコいいライヴだった。

セットリストは入場時に紙で配られたのだが、面倒なのでBlog上にアップしているところのリンクで誤魔化す。

向井秀徳 (nemumumamimi)

京都、ゲーム前。

2006-10-05 23:50:26 | Weblog
前の週は定時退社週間などと勝手に設定して毎晩ライヴに行っていたのだが、さすがに期末の一週間はそうはいかず、毎日定時に出社して、ちょっと遅めに帰宅の日々。月曜は休んでいたんだけどね。

無事に29日金曜を乗り越えて、30日土曜日。

パープルサンガ戦の為に京都に向かう。
3週間続けての週末関西です。

新横浜を8:02に出るのぞみ205号新大阪行きに乗る。崎陽軒のポケットシウマイを買おうと改札前からホームまであらゆる売店を覗くが、どこも売り切れ。

2日前に渋谷の金券屋で購入した回数券で取った指定席は山側の2人席。曇りがちで、富士山は霞みの中でかろうじて見える。が、到着した京都は快晴だった。

京都駅についたら行動はいつも一緒。駅ビルを背に右手の狭い路地を入って行き、さる寺なんてものの脇を抜けて広い道に出るとそこにあるラーメン屋。

赤、新福菜館。黄、第一旭

2軒並んだ赤い店と黄色い店。
赤い方、新福菜館に入る。

朝の10時を少し過ぎた時間だが店内は賑わっている。明らかにレッズサポーターな先客もあり。

この店も隣の黄色い第一旭も、朝早くからやっているので京都入りしてどちらかで一杯は基本。朝早くからビール飲んでる地元のオヤジ客なんかが多く、京都に到着してここに来て、女の子に京都のイメージがいきなり壊れたとか言われた事もある。

カウンターの席に通される。
注文もいつも同じ。
中華そば(並)のネギ多目に、ヤキメシ。

新福菜館の中華そば(並)とヤキメシ

真っ黒なスープのラーメンと、やっぱり色の濃いヤキメシ。
見た目は塩辛そうだが、そこは静岡おでんと一緒。特にしょっぱい訳でもなく、深い味わい。色の濃いスープに染まってしまったような黄色く、少し太めな麺は食感も風味もいい。

そして、ここに来たらヤキメシ。半チャーハンなんてないので、ラーメン1人前とヤキメシ1人前になるが、基本小食な俺でもガッツり食えるのは美味いから。
あ。ちなみにラーメンには小があるけど、頼んだ事ないです。ラーメンも美味いから。


満腹になって京都駅に戻る。
観光地に向かう市バスの停留所はどこも大行列。とりあえず東山通りを北上するバスならどれに乗ってもよく、北大路バスターミナル行きの206号がやってきたので、飽和状態で並んでいる人間も乗ろうとしなくなったタイミングで行列なんか無視して乗り込む。
ぎゅうぎゅうで出発したバスは、少しの人が三十三間堂で、そして大半の人が清水寺の入り口になる五条坂下で降りる。俺は祇園で下車。京都の市バススルッとKANSAIに加盟しているので、阪神電車の駅で買った阪神タイガース柄のらくやんカードで支払う。

本当はもっと先まで行って知恩院前の信三郎帆布に行きたかったのだが、前日に店のWEBサイトを見たら、30日は臨時休業と出ていたので祇園から。
まずは「よーじや」の祇園店から。アルカセルツァーを頼んでいる人に頼まれたあぶらとり紙を先ずは購入。
原了郭は今回はスルーして、永楽屋 細辻伊兵衛商店の祇園店。ここでは自分のハゲ隠しに使おうかと、手拭を何本か購入する。

四条大橋を渡って河原町。新京極を奥まで散策してから寺町を戻り、錦小路を西に向かう。
途中、以前、石くんに連れてきてもらった、千枚漬けの元祖だという大藤に立ち寄り、自宅に千枚漬けを発送する。

大藤 大藤

更に錦小路を西へ。アーケードが途切れると大丸の裏。その先の東桐院通で右(北方向)に曲がる。
少し進んだ右手。路地の入り口に立っている人型の黒板。

GRV1888に至る路地入り口 GRV1888

路地に入ると同じようなボードがあって、その向かいの町家造りが店。格子の引き戸を引いて、中に入る。

京都出身のグラフィックデザイナー集団、GROOVISIONSのショップ。

GRV1888。これが店名。
FactoryがThe Haciendaのような建造物にもFAC51とかやっていたように、すべての作品を連番で表現して、1888番目がこのショップという事なのだろう。ちなみにGRV1788がWEB上の通販店舗。

入るといきなり右手に等身大(?)のチャッピーが立っている。出るときまで気がつかなかったが、入り口の戸を入った上には、でっかいBROCKMANNが立っていた。
みんな欲しくて迷うが、2枚に絞ってTシャツを購入。カードは使えないそうなので、大量に買おうとしないで良かった。

Tシャツ2枚だけとはいえ、手元の現金が少なくなったので、四条烏丸にある銀行で金を引き出そうかと向かう。
そこで視界にレッズのシャツが目に入る。これまでも沢山遭遇したので、またかと思ったのだが、着ている人を見たらshigeさん達だった。
バスで早朝に京都に入り、嵐山に向かうというメールが入っていたので、会うのはスタジアムかなと思っていたのだが偶然に会ってしまった。

本当はこれで買い物も終えて、ホテルのチェックインが可能になる時間までお茶でも飲んでようかと思っていたのだが、どうせなので観光案内をする事にする。shigeさんとかも、お茶の方が疲れなくて良かったのかもしれないけど...。

まずは、ハロショ(笑)。偶然見つけたので中に入り、ヲタ文化に触れていただく。
で、延々と四条通りをまた祇園に戻り、建仁寺に行く。
祇園は花見小路の奥。WINS京都の脇なんていう俗な場所にあるが、とても気に入っている寺。

建仁寺、潮音庭

一通り見て、潮音庭というこじんまりした庭園を臨む座敷で休んでいたら、やはり熱心なレッズサポーターであるshigeさんのご両親もそこに来るという偶然。

Weekly Digest, 09/19-22。

2006-09-25 23:22:12 | Weblog
えーと。やっと先週の月曜の事を書き終えましたが、まだリアルタイムな話ではありません。

先週の火曜日からの一週間は職場で定時退社週間を宣言。
毎日定時に出社し定時に帰るという事で...。で、毎日のようにLIVEへ。
こんな俺って、サラリーマンとして大丈夫なんでしょうか?


19日火曜日は、神楽坂。音楽の友ホールへ。
音楽系の出版会社のビルにあるホールで普段はクラシックの演奏会なんかをしているのだと思うが、この日は音楽ではない。
ぐっさんこと、山口智充による一人しゃべりのライブ。「山口智充の月極報告会」と題して、毎月開催しているらしい。今回は36回目だというから丸三年か。山口智充は最近のブームの中で目に付く若いお笑いの中で例外的に芸を持っているし、面白い。ぴあのプレリザーブで申し込んだら当たってしまったので観に行ってきた。
構成はまず1時間45分位しゃべりっぱなし。その後、開演前に客に書かせたアンケートから話題を選んで書いた人に詳しい話なんかを聴きながらのトーク。そして最後はギターを出してきてオリジナルの1曲。

終わった後は「むあん(無庵)」というラーメン屋でつけそばを食べる。平たい麺は悪くない。


20日水曜は、渋谷。DUO music exchangeへ。

DUO music exchange

Roddy Frame
新しいアルバムからの曲中心と言える構成ながら、当然Aztec Camera時代の曲で泣かせる事も忘れない。

終わった後は、百軒店で見つけたラーメン屋「豆の詩」で焼き味噌ラーメンなんてのを食べる。

焼き味噌ラーメン

奇を衒っただけで、なんの効果も見出せない演出過剰のラーメン。少し不愉快。


21日木曜も、渋谷。DUO music exchangeへ。
Buzzcocks
意外にも、客層は結構若くて元気。でも、ステージ上は不健康に太ったいい親父。こんな齢になって、まだ昔のまんまのパンクやってるなんて馬鹿まるだしでサイコー。
今年もアルバムを出したらしいが、最近のは知らない俺にも判る曲をやってくれる。当然か。

時間は短く1時間ちょっとで終わったので、まだ開いていた百軒店の「喜楽」でラーメンを食う。やっぱ渋谷は喜楽が一番美味いかな...。


22日金曜は、台場。Zepp Tokyoへ。

Zepp Tokyo

Primal Scream
やっぱり新しいアルバムってあんま聴いてないんだよなと思っていた俺のハートもがっちり掴む"Movin' On Up"からスタート。
ギターはLITTLE BARRIEのBARRIE CADOGAN。

帰りは乗換えで一旦降りる二子玉川で改札を出て、「鮎ラーメン」へ。鮎○ゴトラーメン。味付玉子トッピング。

鮎○ゴトラーメン、味付玉子トッピング

昔は行列だったが、ガラガラだった。
味は相変わらず美味いのに、ラヲタって薄情だよね。

松浦亜弥コンサートツアー2006秋~進化ノ季節~ at 静岡市民文化会館。

2006-09-25 20:28:52 | Weblog
先週。9月18日月曜(敬老の日)。これが最後です。

静岡市民文化会館

静岡市民文化会館

早速ヲ友達を見つけ、少しおしゃべり。
外向けのグッズ売り場がガラガラだったので、日替わりの会場限定生写真はあるかと聞くと、後ろに確認してから無くなったという。どうも、完売直後な様子なので、入場して中のグッズ売り場へ。中では買えたが、俺が買ったら売り切れになった。

松浦亜弥コンサートツアー2006秋 ~進化ノ季節...~、昼夜2公演。

ぴあのプレリザーブで買った昼公演は11列とかなり前目の通路側。夜公演はファンクラブで取ったのだが、ファンクラブで売ったチケットではここが一番後ろだよねという干され席。とはいえ、昼も空席は目立ったのだが夜はさらに酷く、位置的には悲観するほど後ろではない。つか、この空席祭りは松浦亜弥ファンとして悲観すべきか。でも、地方公演って、いつもこんな感じだ。
広々とした中で観れるのは俺にとっては嬉しい。

公演は特筆に値する事(って歌詞飛ばしなのか)もなく、楽しく良質なライブでした。

昼公演の「絶対解ける...」の後半、観客にレスポンスを求めるところ。大阪までは、ホーンへのレスポンスに続けて、同じように「トニー!」とかやってギターのソロに入っていて、レスポンスするのに懸命でよく聴いてないヲタが、単なるギターソロとは関係なしに「数学!」とかレス入れてしまっていた。その修正の為に、まずホーンにレスを求めるフレーズを吹かせてから最後は亜弥ちゃんが「もう一回」で「英語に...」とやるようになりました。これなら、ギターにレス入れる事もありません。

静岡方面の公演では前方にちょっと特別な集団が固まりを形成することになり、ちょっと悪ノリの感もありましたが、楽しかったからいいでしょう。

開始がちょっと遅れた関係で終演時間も微妙な遅れ加減。会場を出て時計を見たら、10分しか時間がなかったが、公称徒歩25分の静岡駅まで走って、21:23発、こだま590号に間に合う。
最後が一番汗かいた。

駿府公園。

2006-09-25 20:26:04 | Weblog
まだ先週。9月18日月曜(敬老の日)。

キル フェ ボンを出たら、駿府公園に向かう。
途中、堀の脇に芋虫みたいな石像が...。何かと思ったら「わさび漬発祥の地」なんて碑だった。

わさび漬発祥の地

樽の上に反り返った山葵というこのデザインはどーよ。

駿府公園は駿府城址を整備した場所だが天守閣を復元している訳でなく、単なる公園なのだろうと思って行ったら、東御門と巽櫓は復元されていて、入場料を払えば中の展示物も見れる。城跡からの出土品など。子供が遊びに使っていただろうという陶製のミニチュアなんか面白い。

公園の真ん中にある徳川家康の銅像。鷹狩りの場面なのだろうか。鷹を掌に載せた姿はちょいワルでカッコいい。

徳川家康の像

さっき東御門・巽櫓で共通券を買ったので紅葉山庭園も見る。

紅葉山庭園

中にある休憩所で別料金だけど特別に美味いお茶をいただいていたら、風にのって拡声器の声が。
築山の向こう側、静岡市民文化会館では既に昼公演の開場時間で、会場周りで屯するヲタへの入場を促す声。
風情ある日本庭園の風景も、こんな声が聴こえたら興ざめだなと考えつつ、ゆっくりとお茶をいただいてから庭園を一回りして会場に向かう。

神戸泊。シズヲカへ。

2006-09-24 15:17:39 | Weblog
9月17日日曜の話の続き。

松浦亜弥の大阪公演が終わって、俺は例によって神戸三宮へ。
今回泊まったホテルの位置なら阪急三宮駅が一番近いのだが、阪神タイガースファンなので阪神電車に乗って行く。

ホテルにチェックインしシャワーを浴びたら「ひめ」へ。
23時過ぎだが忙しそう...。
先客の会話に「今夜は野宮真貴が...」とか言っているのが耳に入る。彼女達が帰った後にひめに聞いたら、どっかのクラブのイベントらしい。後で調べたらtroop cafeというところで開いているPartyで野宮真貴のLIVEもあったのだ。疲れていたので、そんな情報をそこで調べるでもなくスルーを決める。
先客のお土産づくりの為に少し待たされた間に、久しぶりにメニューなんか見た関係で、今まで頼んだ事のない肉メニュー、テッチャンを頼んでみる...。これが驚きの代物だった。詳細については別の機会に。


翌日、9月18日月曜。敬老の日。

三宮から地下鉄で新神戸。新神戸の地下鉄からJRの駅に向かう通路の途中にある金券屋で、新神戸-静岡間の回数券を買って新幹線に乗る。

新神戸8:15発、のぞみ66号。名古屋で下車し、9:33発のこだま530号に。
静岡には10:54に到着した。

ヲヲサカへ。

2006-09-17 22:38:30 | Weblog
前日。埼玉スタジアムから帰宅したのは23時過ぎ。
コンビニで買って帰ったパスタを温めて食い、シャワー浴びたりなどうだうだして1時頃に就寝。
そして今朝は5時前に起きて家を出る。羽田空港へ。
空港には早めに着き、例によってカード会員用のラウンジでドリンクをがぶがぶ飲んで、クロワッサンも食べたらいい時間。
7:30のJAL1503便、大阪伊丹行きに乗る。

台風が接近していて先日までは雨予報の大阪だったが、搭乗案内に表示されている到着地の天候は曇り。
東京も曇っていて、窓側の席でも眺めは期待できないかと思っていたのだが、富士山は綺麗に見えた。これが見たくて、大阪行きの便は右側の窓側を予約する。

富士山

大阪空港も着いてみたら陽が射している。

大阪に来た目的(ヲタ用)は午後。それまでの時間つぶしに関しては綿密な予定をたててなく、とりあえず、食おうと思たラーメン屋を目指すために上本町駅行きという空港リムジンバスに乗る。

近鉄上本町駅のあるビルでバスを降り、結構歩いて谷町6丁目駅から大阪市営地下鉄、千日前線に乗る。