仮面ライダー世代である私は、最近の仮面ライダーは、
子供には少し難しいのではないかと思ったりする。
電王にディケイドと時空を超えての話しである。
まだ、変身ベルトの頃のライダーは、悪の組織ショッカーをやっつけると
単純明快な正義の味方の仮面ライダーであった。
「正義は勝つ」ということばのもと数々のヒーローが誕生したものであった。
そして、テレビの中から飛び出してくるヒーロー達に子供達は憧れたものであった。
ヒーローは強く優しくカッコいいのである。そして、ヒーロー=正義が勝つのである。
私は、漫画が大好きで数多く読んできたのである。その中で、「正義が負ける」作品がある。
この場合の正義はヒーローと限定せず主人公的なものも含めてのお話しになるが、
記憶に新しいところでは、「デスノート」の夜神月。主人公でありなが死を迎えてしまう。
テレビと原作が違う結末で正義が・・・の作品としては、「デビルマン」である。
正義を愛する不動明が、悪魔の勇者アモンと合体をし、悪魔をやっつけるのだが、
ここまでは、テレビと同じである。しかし、原作は親友である飛鳥了こと大魔神サタンと
戦うのである。戦いが終わり了が明に戦いの真相・思いを語るのである。
語り終わると、了は明に謝罪をするのである。(詳細は原作を!)
そして、ページ一杯に描かれたラストは・・・。本当に衝撃のラストである。
漫画好きの方は、ご存知と思いますが、知らない方は原作を是非お読みください。
そして、「その結末はないで!」というのが、「タイガーマスク」テレビとは全然違うのである。
最後に私のヒーローは、矢吹丈とコブラである。遅くなりましたザマです。
「あしたのジョー」最大のライバルである力石徹が、原作で亡くなった時は、
実際の葬儀も行われた人気漫画である。その有名なラストシーン。
判定が読み上げられる中、コーナーの椅子に座り、
丹下段平の呼びかけにも反応しない真っ白な矢吹丈がいるのである。
ジョーは死んだのか?その答えはジョーの最後のシーンに隠されているのである。
矢吹丈の顔の向きと漫画界の暗黙のルールからすると・・・。この続きは、またの機会に。
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