「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督が、イギリスの世界的ポップ歌手ロビー・ウィリアムズの波乱に満ちた人生を、斬新な映像表現でミュージカル映画化。主人公ロビー・ウィリアムズを猿の姿で表現するという奇想天外なアイデアと幻想的な世界観、そして圧巻のミュージカルシーンでダイナミックに描きだす。
そもそも「何故、ロビー・ウィリアムスは猿の姿で描かれるのか?」について
ロビー本人は、ステージでパフォーマンスする自分を猿に例えており、グレイシー監督は
「我々が見ているロビーの姿でなく、ロビーから見た自分自身の姿」で描きたいと
インタビューで明かしたそうだ。
残念ながら監督の意図は映画では伝わらず、解説を読んでなる程そうだったのかと思ったが、
それが解る様な描き方も有ったのでは無いかと思う。
映画タイトルの「ベターマン」もベストではなくベターにした理由も解らなかった。
自分としてはちょっと残念な映画だった。