天保山運河の錆つきダルマ船。

大阪港駅近くにある天保山運河は、
錆ついたダルマ船が多く係留されている。
なぜか絵描きは「錆」が好きだ。
それも錆ついた船は大人気！
高さ5ｍほどの堤防を越え、
幅1～2ｍほどの桟橋に
イーゼルを立てて描くのだ。
まだ日中は暑い。
水分を補給しながら筆を運ぶ
晩夏の一日でした。

一面ブドウ畑。神戸ワイナリー。

「自然豊かな小高い丘にある
神戸ワインの故郷」とＨＰあるように、
見渡す限りワイン専用の
ブドウ畑が広がる神戸ワイナリーは、
建物も含め、
まるでフランスの田舎の雰囲気。
絵描きには絶好のターゲットだ。
スケッチ仲間と描いたこの絵は、
ブドウ畑の中にある陶芸の登り窯。
周囲のブドウは収穫間近だった。（Ｆ8）

箕面も暑い今年の夏。

今年の夏は記録づくめの暑さで、
テレビニュースのトップが連日
猛暑関連というのも珍しい。
箕面はやや涼しいといわれるが、
とんでもない！
ということで、この日のスケッチは
涼を求めて箕面滝道へ。
もう何度も描いているので
ちょっと視点を変えて
影を主役に描いてみた。（ＳＭ）

奈良公園、三条通りの夏。

描き損じた絵（キャンソン紙使用）を
刷毛で水を流しながら絵の具を洗い落とし、
新たに描いたもので、
表面のドーサ液が取れたように
絵の具が滲み、発色がやや沈む効果がある。
細かい表現ができない分
大胆な筆の扱いが楽しめる。
こうして描いたのがこの絵。
興福寺の南から奈良駅方向を見た構図。
暑いので、家にこもって描いた。（Ｆ8）