減塩親父の絵手紙日記

2010年初夏、脳梗塞回復で始まった減塩生活を機に、気まぐれで不定期な絵手紙ブログをスタートしました。

風景が変わった、鎮守の森。

2012年06月26日 | 日記


久しぶりに、わが町小野原に行ったが、
開発で風景が一変していて愕然とした。
ここは、西国街道が走り、田んぼや農家の家並を
残していたが、この10年余りで都市化が進み、
昔の面影は薄らいだ。
この絵の春日神社は、1200年の歴史を持ち
集落に溶け合った落着きを保っていたが、
今は、周囲の変貌の中にポツンと残されていた。
今のうちに書いておこうと筆を執った。
そういう意味で、鞆の浦の風景が残ったのはうれしい。
(SMサイズ)

節電の夏、日本の風情。

2012年06月21日 | 日記


原発問題で賛否を二分するこの夏の日本列島は、
いま節電ブーム。節電商戦。
オフィスも電車内も28℃設定。
照明も白熱球からLEDへ。
蚊取り線香の生産が追い付かないらしい。
涼感を招く金魚の売れ行きが40%増だという。
打ち水、簾、風鈴、扇子、団扇、行水、ステテコ……、
日本には涼を楽しむ風情がある。
この機を、暮らしを見直すきっかけにすれば?
ちなみに我が家は、まだエアコンも扇風機もOFF。
(はがきサイズ)

海遊館で人気の、大阪港・安治川

2012年06月13日 | 日記


この絵は、大阪港・安治川河口。
江戸時代、全国の物資を『大坂』に運んだ、
水運の大動脈のひとつだ。
周囲も対岸も巨大なクレーンや倉庫群が立ち並んでいる。
世界最大級の水族館「海遊館」で賑わう、
人気の観光スポットでもある。
今は『ツタンカーメン展』で大混雑。
絵の、左は大阪湾、右へ遡れば堂島、北浜へたどり着く。
梅雨の最初の日曜日、
昼から太陽がのぞき、暑い一日で日焼けした。
(F8)

高槻・二料の酒蔵、山間にどっしりと

2012年06月07日 | 日記


大阪と京都の中間あたりにある高槻市。
その北部にある二料山荘のスケッチに出かけた。
四方を山に囲まれ、冬は積雪があるというここは
大きな蔵や母屋が残った、元は由緒ある造り酒屋で、
その昔は、杜氏が来るのも酒を運ぶのも
大変な労力がいっただろう山奥。
こんな辺鄙なところになぜ建てたのか不思議だ。
人気のスケッチポイントだが、
私は、全景でなく端の蔵と
山へ登る階段を主体に描いた。(F8)