言の葉・音の葉

名古屋バリガムラングループ
<スアラスクマ>かつのブログ

"続けたからこそ"の想い

2011年10月21日 | 公演・ライブ・個展見聞
栄のドリームキューブにライブを観に行った。
バリでガムランを本格的に習い始める前はバンドをやっていたのだが、バンド時代(ワタクシは15才の時にドラムを始めました)の最後にやっていたバンドでギターを弾いていたメンバーが出演するライブ。彼はずっとギターを続けており、昨年から加入したバンド加藤総本家は、名古屋でよくライブをやっているとのことで観に行った。地元(三河出身です)の昔のバンド仲間で音楽を続けているのは彼だけだ。ガムランをやり続けた今だからこそ彼のプレイがよく解る。無性に彼のギターを聞きたくなったのだ。彼はプロでも通用する程の腕前、でもそれは常に努力をしている故。子供がいて家族の時間を大切にする彼、家族が寝静まった夜遅くから毎日ギターの練習をするのだ。昔聞いた話だがきっと今も変わっていないだろう。驕らず常に吸収することを忘れない素晴らしいアーティストだ。
十何年振りに聞いた彼のギター、演奏はもちろん素晴らしいが、何かこみ上げてくるものがあった。ライブを観ているのだが、照明の灯りの向こうに過去のフラッシュバックを見てた気がする。
出演の合間やライブ終了後に彼と話した。たわいもない会話だが、音楽を続けた者同士だからこそ共有出来る気持ちみたいものを感じて嬉しかった。今度は彼とゆっくり飲みたいなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿