言の葉・音の葉

名古屋バリガムラングループ
<スアラスクマ>かつのブログ

初めての旅立ち

2016年01月30日 | 竹での楽器や灯篭作り
先日16&17日のナコー碧南タカスにての初売り祭で初めて販売をしたが、ありがたくも好評で竹ランプシェード8個、楽器1台、風鈴1つの注文を頂き嬉しい限りだ。急がねばと黙々と作業してた。ひとまず第一陣分のランプシェード5個が出来、楽器・風鈴と共に自分の手元から旅立っていった。ちょっと寂しい、けど嬉しい。



穴開けのポイントなど大分コツが分かってきた。やはり何事も継続だな。
これだけ作る機会を頂き、多少はレベルが上がったと思う。

同じものをいくつか作って飽きてきたので(笑)、新作にトライ。




これは実物を見た方がはるかに良い。竹の肉厚ならではのコントラストが出てる。
やはり竹は大味で攻めた方がいい。細かさならひょうたんランプには叶わないし。

気になったアナタ、ご注文承ります(笑)

着々と完成!

2016年01月16日 | 竹での楽器や灯篭作り
今年はブログをまめに更新しようと言いつつ既に10日も空いてしまった…
いやいや、やってますよ~。

自分のこのブログ以外に、<スアラ・スクマ>のブログと、昨年から始めた竹プロジェクト、<でらバンブー>のブログの計三つやってます。スアラと、でらバンブーのブログも是非ご覧くださいませ。

明日(もう今日だが)明後日と、地元碧南の古い付き合いのある電気屋さん<ナコー碧南タカス>の初売り祭で、竹風鈴作りをさせてもらうことになり、合わせて販売もすることになった。先月からこの販売用に向けて製作に取り掛かっていたが、今週はラストスパート。頑張りました!

じゃん!!!


圧巻でしょ♪
ミニ楽器二種類。灯篭三つ。風鈴三つ。
楽器と風鈴の吊るための紐以外は全て竹。

楽器は小さいけど中々良くなります。バチは今回初めてのハンマー型。これは割りと作りやすいし、アタックも中々良い。

風鈴。昨日大きめの風鈴を製作。イメージよりも少し大きくなってしまったが、楽器と同様、大きいと音に深みがあり、そしてよく鳴る。心地良い音色ですよ~。

そして仕込み最終日の今日(15日)は灯篭作り。以前いくつか作ったが、販売用としては詰めが甘い。納得がいかず新たに作り始め、最後に納得のいく力作が出来ました!




中々良いでしょ♪

販売用ばかりの記事ですが、両日共に終日竹風鈴作りをやっています。20~30分位で作れる誰でも参加可能、参加費は500円です。16(土)&17(日)、お時間のある方は是非ナコー碧南タカスへお越しください!

2016年、楽器第一号完成!

2016年01月04日 | 竹での楽器や灯篭作り
年末年始とのんびりしたし、挨拶回りも終わったので始動!竹楽器作りバリバリ製作中!
まずはミニ楽器作り。

2016年、楽器第一号完成です!


かなり軽くて小さいんです!
横幅はリモコンより少し大きい位。


立ててみる。1.8Lの焼酎ペットボトルより少し高い位。


音階はドレミファソラシドの8鍵。
小さくてもしっかり鳴ります!

楽器製作new ver. その四

2014年01月17日 | 竹での楽器や灯篭作り
今回製作分の6台が初めて形になった!
苦労しただけに感動もひとしお!



支柱製作。
最初に作った支柱があまりにも不安定だったため改良。
良くはなったがこの製作は手間が掛かった…
しかも1台に8個×6台分で計48個!
忍耐の作業でした~。


今回作った楽器はあらゆる工夫を凝らした。

運搬時はこの状態で。コンパクト。


鍵盤を吊る為のゴム(衣料用)を張る取っ手。
この作り方はバリの伝統楽器<グンデル・ワヤン>を模したが、
この突起が運搬時に結構気を使うのだ。
そこで蝶番を使って折り畳められるようにした。
上からはチェーンで引っ張り式。


取っ手を組み立てたら、次は鍵盤の支柱取り付け。
支柱は取り外し可能式。
下からビス留め。上は髪の毛を縛るゴムで留める。これで十分イケる。


鍵盤張りも簡単に差し込み式
簡単に取り外し可能。


あと少しで完成!
頑張ります!

楽器製作new ver. その三

2013年12月24日 | 竹での楽器や灯篭作り
やっと一台完成~!!!




台作りは思ったより困難で時間が掛かってしまった。


まずは補強の為、共鳴筒の竹に穴を開けアルミのパイプを通す。
家にあった100均の園芸用の柱(緑色のやつ。見た事あるでしょう?)
このビニールを剥がして中のアルミパイプのみ使用)が丁度いいサイズで活用。
共鳴筒の上にくる竹鍵盤のスペースを考えると、もう少し余裕が必要なため竹の間に隙間テープを貼る。
竹二本間隔で木材で補強。下からビス打ちしてある。
こうして寸法が出たところで枠作り。両側の枠に穴を開けてパイプに刺さった竹&補強木を通す。


鍵盤を吊る際の金具付け。
持ち運ぶ時に、突起物が少なくて済むように蝶番式にしてみた。
運ぶ時は上に上げてと、ガルウイング方式(笑)
しかしこれも問題があるので下の写真の様にパイプ差し込み式に替えた。

う~ん、ダメだ…ボール盤(電動工具)で穴あけしないとガタついてどうにもならん…

三度目の正直。下から蝶番、上からチェーンで引っ張り方式。
今回はこれを採用!この方式だとチェーンを外すと、金具を付けてある木が折り畳める。運ぶ時に便利。


次は、鍵盤を張る紐を乗せる支柱。
ボルトナット式で簡単に取り外せる。

時間が掛かっただけに喜びもひとしお!
ず~っと眺めちゃいます。

残りあと5台。頑張れ!!!



楽器製作new ver. そのニ

2013年11月28日 | 竹での楽器や灯篭作り
共鳴筒の竹、ひとまず完成!


鍵盤同様、スレンドロ音階で5音階1オクターブ×4オクターブの20本。
これをもう1セット、計40本製作。

一見ただの竹ですが、長さで音階を合わせてあります。
ある程度まではスバっと切って、あとは少しづつ切ったり削ったりしながら音階調整。
長さは最低音が95センチ程で、最高音が5.5センチほど。
低音用の節はくりぬいてあります。

ホントはグンデルやガンサ同様、同じ長さで揃えたかったんだけど、


このグンデルのようにね。
この作り方は節から上が実際の共鳴筒で、下はただ長さを揃えるための言わばダミー。
これはすごく竹の数が要る。
スアラでやる為にはとにかく台数が沢山必要で、現時点でのストックだと足らないので作り方を変えました。

さあ、次は台製作。これが一番問題だ。
一日でも早くスアラで出来るよう頑張るぞ!




楽器製作new ver その一

2013年11月16日 | 竹での楽器や灯篭作り
楽器製作 new ver.の製作模様です。
まずは鍵盤製作。
前回同様スレンドロ音階(ガムランの音階。5音階で1オクターブ)。
自分の持っているグンデル・ワヤンの音に合わせて調律。
グンデル・ワヤンのプマデ(大)、カンティラン(小)と同音階、そしてプマデよりも1オクターブ低い低音用の、4オクターブ分の計20枚を製作。


上が今回作った鍵盤。肉厚の孟宗竹を使用。厚さ1.5センチ程。小原村産。
下が前回作った鍵盤。薄く加工しやすい真竹を使用。厚さ0.5センチ程。足助産。


大きさが分かるようグンデルと並べてみた。

上、プマデと同音域の竹鍵盤
中、グンデル・ワヤン、プマデ
下、グンデル・ワヤン、カンティラン


上、カンティランと同音域の竹鍵盤
中、グンデル・ワヤン、カンティラン
下、グンデル・ワヤン、プマデ


どちらもグンデルより若干長め。
しかし、低音は以前に比べてかなりコンパクトになります。
低音用の写真撮り忘れましたが・・・
明日からは共鳴竹筒に取り掛かります!

楽器制作再開!

2013年10月26日 | 竹での楽器や灯篭作り
ワヤン浜松公演と、イブ・スシラ神戸公演が終わり、まだ出演させて頂く公演はありますが、
少し時間の余裕が出来たので楽器制作再開!



恐い写真だ(笑)
制作すると粉が舞うのでマスク必須ですわ。
春に作った楽器達とは違う作り方をしてみようと模索中。



これが春に作った楽器達!
これは鍵盤と共鳴筒が一体になってる作り方。
これだと楽器が長く大きくなってしまう。如何にコンパクトに仕上げられるかを考えて、
鍵盤と共鳴筒を分ける作り方をしてみようと思った。
まだ途中段階です。追ってアップします~。



この子達を早く世に送り出したいぜよ!



制作前にスタジオの片付けをしようと思ったのだが、
あれやこれや竹を引っ張り出してきてカオス状態…片付けます~!



我が家にある竹の写真を撮ってたら、愛猫ふみも来た(笑)



楽器制作その後(二)

2012年06月27日 | 竹での楽器や灯篭作り
木枠作りを続けていたが、手頃なサイズの木材は使い切ってしまった。また調達してこねば。木材は今迄も廃材をもらって使ってる。モットーは材料に金をかけない!
カンティラン(主旋律を弾く楽器の小)作りに作業を切り替える。敢えて二台しか作らなかったが、スアラの練習で音を録って聞いてみた。プマデ(主旋律を弾く楽器の大)が主だとややダークな音の雰囲気に感じる。これは音域の問題だろう。やはりマヌサパダをやるにはカンティランの高い音域が主でないとあの明るい感じが出ない。

そしてワタクシ自慢の一品、ジェゴガン(ベース音パートの最も低いパート)の一音低い音を作った。ホントはプマデの一オクターブ下で作りたいのだが、そうするととんでもなく長くなってしまう。手軽に持ち運べるのはこれ位かなと作ったのが、プマデやカンティランの音の並びをを1→2→3→4→5とすると、ジェゴガン4→5→1→2→3。つまり、4と5だけプマデの一オクターブ下で、1、2、3はプマデと同じ音域ということだ。しかしジェゴガンは低い音程、音圧が凄く気持ち良い。そこで"3"のオクターブ下を作った。現在この一番低い"3"の長さが1,25mと、かなり長くなった。果たしてどこまで作れるか!


楽器制作その後

2012年06月26日 | 竹での楽器や灯篭作り
今でも少しずつだが楽器作りを続けている。まずは台の改良。
まず作ったのがこれ。
四方は木を使い、木に穴をあけそこに竹をはめ込む。

バラして運べる様にする為この作りにしたのだが、やはりヤグかった…
そこで、鍵盤を吊る横枠だけ竹を残し、縦枠は木を使いビス打ちすることにした。まずは手っ取り早く外側から木をビス打ちしてみた。

うーん、イマイチ…
強度は増すのだが、ウツクシくないのだ。
「やっぱり手抜いたらいかんな」
そこで次にやってみたのがこれ。

「うん、これならいい!これでいこう」(軍手やらヤスリやら転がっていてお恥ずかしい…)
一台、また一台と木枠に作り直していく。
あ~、電動工具が欲しい!鍵盤用の竹や、枠の木の切り出しもノコギリでの手作業。特に枠用の木は切った後、直角を出す為にヤスリで削っては図り削っては図り。かなり手間が掛かる。電動工具があればこんなに手間が掛からないし、仕上がりもキレイ。しかし、もし電動工具を買ったとしても問題は騒音だ。電動工具は結構うるさい。苦情問題に悩まされているスアラスタジオで使って大丈夫か?と思うとつい買うのを躊躇ってしまう。
しかし、後にジェゴグサイズまで作業に手を伸ばすならば電動工具は必要だ。
やはり、工房も兼ね備えたスタジオへ引っ越しか!(切なる願い)