言の葉・音の葉

名古屋バリガムラングループ
<スアラスクマ>かつのブログ

ワヤン大阪公演終了しました!

2013年11月03日 | ガムラン
本日(もう昨日か)、ワヤン(影絵)大阪公演大盛況で終了しました。
ご来場頂いた方々、ありがとうございました!

ダラン(人形遣い/語り)の梅田さん、クテンコン(ダランのサポート)の片倉さん・長谷部さん、
そして大阪ガムラングループ【ギータ・クンチャナ】のボスえみたんを筆頭にメンバーの皆様、本当にお疲れさまでした!

今回は助っ人として呼ばれて参加しましたが、本当に楽しかった!
他のグループに加わることで見えてくる事がある。貴重な数ヵ月でした!

公演の様子は出演メンバーがアップすると思います。
このブログは番外編です~。



行きの新幹線は物凄い人で、喫煙ルームで新大阪迄。
喫煙ルームの外も凄い人で塞がれてしまい出るに出れなくなってしまった…
しかし帰りの近鉄はこうやって足を伸ばせてビールを飲めるほど快適でした♪



公演終了後の打ち上げで、プレゼントまで頂きました!
渋いカップ♪ 
人情厚い大阪ギータの皆様、ありがとうございました!





大阪音大の展示に圧倒!
ジェゴク(巨大竹楽器)に、ランダとバロン(どちらもバリの精霊)まである!





同じく展示してあったワヤン・ゴレの人形達。
素敵でした!



帰りの難波で見かけた三重方面行きの電車。
鉄男でも何でもないのですが、このローカル具合に目を奪われた(笑)

11/2(土)ワヤン・クリッ公演@大阪

2013年10月23日 | ガムラン



一緒に出演させて頂く遠征公演、次はこれです。
10/14のワヤン・クリッ浜松公演に続いて、大阪公演です。
内容は同じくヒンドゥー叙事詩ラマヤナ物語より
【クンバカルナの戦死】

ガムラン・グループ【ギータ・クンチャナ】の地元大阪なだけに気合いも十分!
そして笑いの町、大阪でダラン(語り・人形遣い)の梅田さんはどんな笑いネタを仕込んでくるのか?楽しみです。

必ずみんな笑ってしまう!ネタ満載の梅田さんの語りですが、内容は
自らの意に反して戦場に向かい、最後には憤死する。戦争の空しさと哀れさをテーマにした悲しい物語です。

是非お越し下さい。ご来場お待ちしています。


アグン・スシラワティ来日公演

2013年10月05日 | ガムラン



伝説の舞踊家、アグン・スシラワティの来日公演案内です。
「昨日、無事に来日!」との速報が、東京のお弟子さん達からfacebookに上がっております。
いよいよです。日本のバリ芸能関連は当面イブ・スシラ旋風一色となることでしょう!

掲載のチラシは神戸公演です。
ワタクシは神戸公演に出演させて頂きますので、大プッシュです(笑)

是非お越し下さい!
出演者一同お待ちしております!

詳細は下記のfacebookページをご覧下さい。
またfacebookページからでもご予約可能です。
◆東京公演/10月12日(土)
◆仙台/10月14日(月・祝)
◆神戸/10月20日(日)

【神戸公演】
「花・愛・舞」
~ 魂の伝承 アグン・スシラワティ 古典舞踊の世界 ~
●日時:平成25年10月20日(日)
●場所:神戸ポートアイランド ジーベックホール
●入場料:〔前売り〕3,000円/〔当日〕3,300円 全席・自由席
●チケット申し込み先
アグン・スシラワティ来日関西公演実行委員会
e-mail: susila_kansai@yahoo.co.jp
ご氏名・連絡先電話番号・枚数をお知らせ下さい












10/14(月・祝)ワヤン・クリッ公演@浜松

2013年10月04日 | ガムラン


スアラ・スクマの出演ではありませんが、ワタクシも演奏で参加させてもらう公演案内です。

ワヤン・クリッ(影絵)は本当に素晴らしいインドネシアの芸能です!
影の美しいシルエット。ガムランの縦横無尽で煌びやかなサウンド。
ダラン(人形遣い)の荘厳な調べ。
ワヤン・クリッは、ヒンドゥー古代叙事詩【ラーマーヤナ(またはマハーバーラタ)】を題材としており、
今回は、その中の一節「クンバカルナの戦死」です。戦争の空しさと哀れさをテーマにした悲しい物語ですが、ただ悲しいだけではありません。時折、腹を抱えて笑ってしまうほどユーモアたっぷりの見せ場もあります。
ダラン(人形遣い)の梅田氏は、知らない方でも理解出来るようにと日本語で上演されます。王など位の高い登場人物は本来のカウィ語(古代ジャワ語)を話し、その従者達が通訳的に日本語で話して物語を進めていきます。
一見の価値有りです。是非ご来場下さい!

●ワヤン・クリッ公演「クンバカルナの戦死」
・日時 10/14(月・祝) 開場13:30~/開演14:00~
・場所 アクトシティ浜松音楽工房ホール(浜松市楽器博物館2階)
・料金 一般2000円 学生1000円 幼児500円
・出演 ダラン(人形遣い)梅田英春
     ガムラン演奏ギータ・クンチャナ(大阪)
 



青銅の響き~バリ島の四音音階のガムラン・アンクルンの世界~

2013年06月29日 | ガムラン
静岡文化芸術大学の室内楽演奏会2013 
青銅の響き~バリ島の四音音階のガムラン・アンクルンの世界~
2013年7月20日(土)
詳しくは主催者梅田英春氏のブログをご覧下さい。


クリックで拡大します

出演する東京のガムランと舞踊のグループ、サリ・メカールにワタクシも参加させて頂きます。
東京のガムラン界の大御所や、第一線で活動している方々との共演。
名古屋だとこういった機会は滅多にありません。
声を掛けてくれた梅田さんに感謝です!

定員100名越えとなり、150名で締め切ったそうです
スバラシイ

やってない演目がある…練習練習!

マヌサパダ

2012年06月25日 | ガムラン
楽器作りが一段落したので、新曲マヌサパダに取り掛かる。当面バリに行けそうにないので聞いて音を拾う。もう死ぬ程聞いた。
このマヌサパダ、ちょっとナメてかかってた。ぱっと聞き大したことはやってなさそうに聞こえるのだが、いざ取り掛かってみると、恐るべしマヌサパダ…
細かいフレーズの応酬で、パターンがこれでもか!と言う程次から次へと展開していく。リズムも相当細かい。
「こりゃあまずスンナリ覚えられんわ。仕上げるのにかなり時間掛かるなぁ…」
しっかし曲の完成度の高さと言ったら!四音だけでこんなハイクオリティの曲を作ってしまうバリ人に脱帽。
変態だ、あの人達!

2012年の幕開け

2012年01月01日 | ガムラン
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さあ、2012年を迎えました。
今年は、どんな年になるでしょうか?

昨年は、震災があり激動の一年だった。
以後、改めて芸能の力が見直されたと思う。
自分が出来ることなんてちっぽけなことだが、何はなくとも
「自分が常に元気であること」
そうでなくては、芸能で元気を贈ることなんて出来ない。
向かうべき未来への想いは、芸能で全面的に打ち出さなくてもいい。
しっかりと心の中に持っていれば。

とにかく、一人でも多くの方と共に元気になりたい!
その一心で「踊る大世界」を作っている。

まずは、3/17(土)スアラスクマ主催公演「踊る大世界2」
に全力を注ぐ。必ずや最高の舞台をお届けします!

そして、スアラスクマ・サンディアムルティ・かつ&要
を、やり続けていきます。

今年も、ご支援よろしくお願いします!


2011年を振り返る

2011年12月31日 | ガムラン
2011年は、二月の「踊る大世界」公演で幕を開け、そして「踊る大世界2」の制作で終わった。
正に「踊る」一年だった。同じ「踊る」と言えば、サンディアムルティの、チャンドリ・ブダ招聘公演「踊る声・歌うガムラン」も過去にない大きな経験だった。また、新たにバリ・奄美ユニット、【かつ&要】も始めた。挑戦の一年だったと思う。
今年の出演を振り返ってみた。

・スアラスクマ
公演、一(踊る大世界)
イベント等、十二

・サンディアムルティ
公演三
レクチャー等、三

・かつ&要
ライブ、九

・ソロでの出演、四

・テレビやラジオ出演、二

計34本。

来年は、もっと表舞台に立つべき!年50本はこなしたい。
そして、音楽活動に専念するべく動く!

2012年もご支援のほど、よろしくお願い致します!









消音パングル

2011年10月14日 | ガムラン
パングルとはバチのことである。


これが通常のグンデルのパングル。鍵盤に当たる丸い所が木で出来ている。

日本では、騒音事情で家では普通に叩けない人が多い。自分も、我が家ではタオルを鍵盤の上に敷いて叩くなんてことをしていた。そんな事情を知った、今こっちに来ているアディが騒音を解消する為に作ったパングルがこれ。


ゴムで作ってある。通常の木で出来たパングルより若干重たいのがネックだが(以前、スアラメンバーがバリでアディから買ったのだが、「重すぎる」といったら改良版を作って持ってきてくれた)タオルを敷いて叩くよりずっといい。音量は押えられ、ゴムの為フワッと柔らかい音色になる。「これは使える。奄美ユニットにもいいかも!4人(グンデルの通常編成)で叩いたらどんな風になるんだろう?」などと、つい色々と想像してしまった。しかし、こうやって見た目にも美しく作ってしまう(ホントに何でも美しく作ってしまうんだな)バリ人のセンスには脱帽するばかりだ。



クンダン・ラナン

2011年09月30日 | ガムラン
今すべきことその二。クンダン・クルンプンガン・ラナンの練習。
沖縄へ発つ日、見送り先のセントレアの喫煙室で最後の一服時、ブダさんから「かつ、ラナンの練習はしているのか?必ずやっておけ!」と言われた。やってない訳ではないが、スアラではいつもクンダンは一人なのでどうしてもワドンになってしまうし、ムルティでもワドンで定着してしまっている。クルンプンガンやバテルではラナンがリードし、合図を出し皆を導いていく。名古屋公演でのブダさんのラナンの統率力は見事だった。いいお手本を目の前で見せてもらったのだ、前進しなきゃならん。勿論技術だけの問題ではないが、親指を使って叩く右手の「トゥッ」と、合図を出す時などに出す左手の「プン」はクルンプンガン・ラナン特有の叩き方だ。もっともっと叩きこまねばならない。先日同様フォームのチェックをしながら。心技共に少しでもブダ親分に近付けるよう、鉄は熱いうちに打て!