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第99話 魏志倭人伝 中篇 上 卑弥呼の策略

2007年11月22日 | Weblog
卑弥呼は難斗米に策を授けた
卑弥呼 「難斗米よ”魏の国は大きい、それに比べて、倭の国
     は小さい。だから、倭の国を大きく見せるために
     わざわざ、遠回りさせて、ゆっくり時間をかけて、
     連れてくるのじゃ」
難斗米 もっと、具体的に教えてよ
卑弥呼 魏の使者をお連れするルートだが、対馬から、志賀島
    それからが問題なのじゃ、まっすぐお連れすれば5日も
    あれば到着するが、回り道をさせるのじゃ、
    つまり、九州を一周させる。
    鹿児島の薩摩湾に上陸をして、大分まで陸路で来なさい
    そして、その間にある国で、酒と温泉と女達で接待し
    て、時間を稼ぐのじゃよ
難斗米 酒と温泉と女達で接待して、時間を稼ぐ?
    なぜ?こんなことをするのです?
  
「ほほほ」卑弥呼は笑った・・
意図を難斗米も読みきれぬらしい

卑弥呼 それは幻の国「邪馬台国」の位置を魏に悟られぬため
     と、倭の国を大きく見せるためじゃよ。 
難斗米 なるほど”
卑弥呼 女と酒で魏の使者は時間を失う・・・
    失った時間は魏の王に報告は出来まい・・
    だから。使者は、必ずつじつまを合わす必要があるから
    さらに、距離を長く報告をする。
難斗米 なるほど”記録に残った距離はでたらめになる。
卑弥呼 そうだ”お前も楽しんで来い”

いつの世も役人は接待に弱い”酒と女は絶対の効果がある。
男というものは・・・だらしはないからのう”
「ほほほほ~」 卑弥呼は面白そうに笑った。

策を授けられた難斗米は魏に旅立った・・・・




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