東日本大震災は太平洋岸にある日本有数の漁港と農産地を壊滅状態に陥れた。農林水産省の8日までのまとめでは、約1万8870隻の漁船が流失するなどし、青森-千葉の6県で計約2万3600ヘクタールの田畑が浸水した。被害額は、漁業が21都道県で計3555億円、農業が17県で計5267億円に上っており、さらに拡大する見通しだ。
「前に進みたいが手元には何もない。まったく先が見えない」
岩手県宮古市の重茂(おもえ)漁業協同組合の幹部(50)はため息をついた。重茂地区はアワビの国内有数の産地。ワカメやコンブの養殖も盛んで、約9割の世帯が漁業で生計を立てる。
だが約800隻の船のほとんどが失われ、加工場や養殖施設、漁港の設備も流された。種付けから出荷まで約3年かかる養殖ワカメの水揚げは来年もない。
岩手県漁業協同組合連合会の大井誠治代表理事会長は「被害の大きさに漁業を続けることに消極的な漁業者も多い」と指摘する。漁師の高齢化も相まって、再興に暗雲が立ちこめる。
災害は、日本の専売特許” 古の昔から繰り返し襲われてきた”
天災には、なすすべはないが、それでもあきらめずに、
抵抗はしてきた、被害を最小に抑えるための、工夫を重ねてはきたが
その工夫を、あざ笑うように、上を越えた。 仕方が有るまい
土地は残り、海はそこにある
平穏な時には、海の幸が豊富に手に入る””
津波の恐怖を脱ぎ去ったら、また”海の幸の恵みに感謝をしながら
災害の怖さを忘れずに生きていくしか有るまい”
人間が、増えすぎると、人口に比例して、死者が増加する”
地球の資源が限りあることも、関係が有るのだろうか?
それでも、これだけの被害が広がりながら、死者、行方不明者が
2万数千人で済んだ”後は復興するだけ” まだ”余震が襲っては来るが
その余震が小さくなるにつれて、津波の恐怖も薄れていく
もう”これ以上の被害は、私たちが生きてる時代にはないだろう
でも”また”孫の代には襲ってくるかも””それまでは、平和に暮らせる””
土地や船や港を失っても”家族さえ無事なら”また”家を建てよう”で済む””
そして、今後の町造は、倍の津波が来ても
びくともしない町並みを作ろう””
世界中の人々が声援を送ってくれる!!