(元)流山スローライフ日記

流山でのアーバン&スローライフを綴っていたBlog。
震災をきっかけに神奈川県相模原へ移住。今はTweetまとめ。

被災地支援部隊活動レポート

2011-03-22 07:19:16 | 流山スローライフ
昨日の活動レポートです。

■概要
・半日単位で避難所のニーズは変化。大量の支援団体が官民共に活動するため支援先がかぶるのがその理由。

・物資の提供、インフラの破壊度合いで避難所のニーズは大きく変わる。

・報道でとりあげられた場所・広域避難所に指定されている場所は確実に支援されていると考えてよい。

・避難所に指定されていない場所は支援が漏れている可能性高い。

・宮城で活動しているNPOは大量。岩手、福島、茨城は情報ない。手薄か?

・物資があるないに関わらず横の人間関係が築けていない地域は緊張感がある状態。

・仙台市内は燃料、物流も戻り始めている。避難所ももう大丈夫そう。

■避難所ニーズの3分類
第一段階:生存ニーズ
必要な物資
食料、ロウソク、燃料、毛布、ガスコンロ、ガスボンベ、医薬品

第二段階:快適ニーズ
必要な物資
下着(女・男)、靴下、靴
歯ブラシ、タオル、洗面器、ドライシャンプー
掃除用品、
懐中電灯、ランタン、ストーブ、
おはし、使い捨て容器、バナナ等果物、油、調味料

第三段階:精神安定ニーズ
必要な物資
着替える服、筆記用具、マンガ、映画、音楽、本、娯楽用品、化粧水、クリーム
カウンセラー

■仙台NPOの本日の活動内容
・仙台市からの要請を元に石巻を中心に4台の車で5箇所/車まわる

・インフラの状態と他団体からの物資提供状況によって緊迫度を5段階に分類。

・仙台NPOは行政がカバーできないニッチなニーズ(例:老人ホームや障がい者施設の失禁シート、アレルギー対応のミルク)を拾い支援先と継続的な長い関係を築こうとしている。

・未だに第一段階の支援が不足しており、遺体の回収が充分にできていない場所は支援される側もかなり危険。支援する側も危険。

■今後の活動に関して岳的見解
第一段階の支援は自衛隊に任せるべき、第二段階のサポートされてない場所を支援し、継続的に支援するつもりがあるなら、支援するエリアをきちんと絞って第三段階の支援をしながらそのエリアの細かいニーズに応えていくか、長期的に支援するつもりがないなら現地のNPOの後方支援に徹するべき。

以上

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