カディスの緑の風

スペイン、アンダルシアのカディス県在住です。

現在は日本の古い映画にはまっています。

『沈黙』と神の救い

2013-08-18 22:32:10 | 文学
先日の記事で、キリスト教の三原則「神・罪・救い」のことを 書いたが、その図式として、「神=救い→罪」ということを わたしはある宗教哲学者のブログで教わった。 その図式でキリスト教文学や映画を見ると、 まるで、新しいメガネを得たように、ものが見えてくる。 遠藤周作の『沈黙』、この小説において遠藤のなげかけたテーマも 「神=救い→罪」という方程式をあてはめると、 すーっと納得できるような気がするのである。 . . . 本文を読む