仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

HPV(子宮頸がん)ワクチン薬害の本の決定版、CHD・医薬ビジランスセンターの関係者の著作

2021年09月27日 20時20分33秒 | HPVワクチン

HPV(子宮頸がん)ワクチン薬害の本の決定版、CHD・医薬ビジランスセンターの関係者の著作

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HPVワクチンに関しては、ワクチン先進国アメリカの実際のデータを見てください。

 

CHD 米国ガーダシル後に出生率大幅低下

アメリカのガーダシルHPVワクチンの導入2006年

(1)アメリカ年齢15-44歳の女性1000人当たりの出生率、2007年から2018年の間に出生率19%低下

(2)2007年から2015年の10代出産の46%大幅低下

HPVワクチンは、人口削減ワクチンであったと考えられる状況証拠です

 

ビル・ゲイツが推進するHPVワクチンにより、既にアメリカの10代の出産率は46%低下、出産年齢全体では19%低下しています。人口削減効果は明白です。ビル・ゲイツの支配する新型コロナワクチン(人口削減ワクチン)も同じことになります。

 

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子宮頸がんワクチン問題――社会・法・科学

メアリー・ホーランド (著), キム・M・ローゼンバーグ (著), & 2 その他

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C%E2%80%95%E2%80%95%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%83%BB%E6%B3%95%E3%83%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4622089904/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E5%AD%90%E5%AE%AE%E9%A0%B8%E3%81%8C%E3%82%93%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C%E2%80%95%E2%80%95%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%83%BB%E6%B3%95%E3%83%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6&qid=1632698304&s=books&sr=1-1

 

2006年、子宮頸がんの病変に関連するウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)のワクチンが米国で商品化された。「がんを予防するワクチン」の登場である。高い抗体価が長期間にわたって保持される仕組みによってHPVの感染を阻止するというこのワクチンは、現在までに125か国以上で少年少女に接種され、天井知らずの収益を生んでいる。

一方、世界中で重篤な副作用の報告が相次いでいる。自己免疫や脳の炎症との関連を解明しようとする研究が進んでいるが、因果関係をめぐる論争に決着はついていない。

このワクチンはどのように開発されたのか。臨床試験と接種後のモニタリングに問題はなかったか。大成功と称される製薬会社の宣伝戦略の実態。米国をはじめインド、英国、アイルランド、デンマーク、日本、コロンビアなど各国の被害と医師、政府の対応。司法の救済を求める少女・親たちの裁判闘争。

予防のためには多少の犠牲はやむをえないとする論理が被害者を生みだす事実にどう向きあうか。

科学論争から社会現象までを詳細な調査によって追い、HPVワクチンをめぐる真実に迫った。真に安全なワクチンのあり方を考えるうえで必読の書。

 

商品の説明

著者について

メアリー・ホーランド(Mary Holland)

法学博士。慢性疾患の蔓延の原因に取り組み、子どもたちの健康改善を目的とした組織Children's Health Defenseの会長兼法律顧問を務める。最近、ニューヨーク大学大学院法務技術プログラムのディレクターを退任するまでの過去18年間、コロンビア大学法科大学院およびニューヨーク大学法科大学院の教授を務め、人権に関する講座を担当した。共著にVaccine Epidemic: How Corporate Greed, Biased Science, and Coercive Government Threaten Our Human Rights, Our Health, and Our Children.

 

キム・M・ローゼンバーグ(Kim Mack Rosenberg)

法学博士、個人で活動する弁護士。製造物責任補償や保険適用訴訟を手がける一方、自閉症、子どもたちの健康、環境問題などの問題を担当し、子どもたちの健康を追求する多くの非営利団体の運営にかかわってきた。著書にThe Parent's Autism Sourcebook: A Comprehensive Guide to Screenings, Treatments, Services, and Organizations. 共編著にHow to Prevent Autism: Expert Advice from Medical Professionals.

 

アイリーン・イオリオ(Eileen Iorio)

健康・医療問題のライター。銀行と金融論を学ぶ。ワクチンで傷害を負った子の母。

 

ブログ著者注

著者は、ロバート F. ケネディ弁護士のChildren's Health Defense子供の健康防衛の関係者の方々です。

CHDサイト https://childrenshealthdefense.org/

(注終わり)

 

別府宏圀(べっぷ・ひろくに)

1964年東京大学医学部卒業、東京都立神経病院神経内科部長、都立北療育医療センター院長、横浜総合健診センター・新横浜ソーワクリニック院長などを経て、現在、横浜ソーワクリニック勤務。専門は神経内科。臨床医として勤務する傍ら、製薬企業から独立した立場で医薬品の監視・情報収集・開示に取り組んできた。

1985年、医薬品・治療研究会を組織し1986年日本初の独立医薬品情報誌『正しい治療と薬の情報』(TIP)を創刊、以来2014年まで同誌編集長を務めた。

International Journal of Risk and Safety in Medicine誌編集委員(1990-95年)、British Medical Journal誌編集委員(1997-2000年)、NGO薬害オンブズパースン会議(副代表、1997年―現在)、NPO DIPEx-Japan 健康と病いの語り(代表、2006年―現在)など。日本臨床薬理学会/日本薬剤疫学会名誉会員。主な著書に『医者が薬を疑うとき』(亜紀書房)、訳書に世界のエッセンシャルドラッグ──必須医薬品』(三省堂)他。

 

ブログ著者注

訳者の方は、製薬業界や国との関係のない日本初の独立医薬品情報誌『正しい治療と薬の情報』(TIP)を創刊され、編集長を務められ、医薬ビジランスセンター(浜六郎理事長)と強いつながりがあります。TIPは現在、『薬のチェック』というタイトルで、NPO医薬ビジランスセンターより発行されています。

NGO薬害オンブズパースン会議https://www.yakugai.gr.jp/ 、NPO医薬ビジランスセンターhttps://www.npojip.org/ は、HPVワクチンを初めとする各種薬害裁判の原告を支援され、各種の医薬品の害反応・問題点を明らかにする活動をされています。

 

医学者の中には、NGO薬害オンブズパースン会議を狙い打ちにした記事をネットに書いている人もいます(最後の部分に掲載しています)このような人は、巨大製薬会社の手先のような人です。どちらを信用するかは、皆さんでお考え下さい。

(注終わり)

 

 

登録情報

出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2021/8/18)

発売日 ‏ : ‎ 2021/8/18

言語 ‏ : ‎ 日本語

単行本 ‏ : ‎ 528ページ

ISBN-10 ‏ : ‎ 4622089904

ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622089902

 

 

みすず書房のサイト

https://www.msz.co.jp/book/detail/08990/

 

目次

序文 リュック・モンタニエ

日本の読者のみなさまへ

略語表

基本用語

まえがき

 

I 臨床試験

第1章 発明者への褒賞

第2章 臨床試験がもたらした健康被害──デンマークからの証言

第3章 ワクチン開発競争

第4章 子宮頸がんのリスクが本当に高いのは誰なのか

第5章 臨床試験──HPVワクチンの基礎

第6章 結果を急ぐ──代理エンドポイントとファストトラック指定

第7章 「偽プラセボ」とプラセボ

第8章 プロトコル018──ありふれた光景の中に潜むものは

第9章 増大するリスク──「負の有効性」

第10章 受胎能力への影響──臨床試験でのシグナルが見逃されている?

第11章 臨床試験の不正?

第12章 インド──臨床試験スキャンダル

 

II 市場で大ヒットしたHPVワクチン

第13章 無から生み出された市場

第14章 アメリカ合衆国──販売と強制

第15章 溢れ出る被害報告

第16章 正義を求めて

第17章 言論のコントロール

第18章 オーストラリア──最初にHPVをワクチン接種

 

III HPVワクチンの科学の深層へ

第19章 科学の通説への異議申し立て──異端者たち

第20章 アルミニウム含有アジュバントは〈火に注ぐ油〉か

第21章 バイアルにはほかに何が含まれているのか

第22章 HPVワクチン、自己免疫、分子相同性

第23章 見落とされているHPVワクチンの副作用

 

IV 異議の高まり

第24章 日本──ワクチン接種の積極勧奨中止

第25章 デンマーク──ヨーロッパにおける抵抗

第26章 アイルランド──接種され放置される

第27章 英国──メディア・マジック

第28章 コロンビア──家族の反撃

第29章 裸の王様

 

翻訳を終えて──新たな薬害の発生防止に役立つように

 

 

アマゾンの書評

 

個人名を匿名に変更して記載

5つ星のうち5.0 世界中で安全であると評価されている舞台裏

2021年8月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この舞台裏を造り上げた巨大製薬企業の戦略(「病気のブランド化」)がなまなましく記載されていて大変興味深く読みました。科学とは何かを真剣に考えるきっかけとしたいです。HPVワクチンが普及して10年以上高い接種率を誇るイギリスやオーストラリアにおいて、このワクチン接種世代において、むしろ子宮頸がんが増えているとのデーターがあります。このワクチンの真実が明らかにされることを願うとともに、今、このワクチンの副反応被害に苦しむ子たちの治療方法の確立に国も製薬企業も医師も科学者も真剣に取り組むべき時がきたと痛切に感じます。

40人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

マイマイ

5つ星のうち5.0 翻訳なのに読みやすく淡々と事実が語られて自分の頭で考えながら読める

2021年8月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

前提知識がなくても、用語の解説が豊富で分かりやすい。そして翻訳なのに日本語がこなれていて、とても読みやすい。

淡々と事実が語られていく文体で、読みながら自分の頭で考えていくことができる。

有効性を示す根拠とされている臨床試験の裏で、データの1人となっている生身の女性に、こんな健康を失い、人生が変わることが起こっていた。ショックだった。試験ではプラセボが安全な生理食塩水と言われていたのに、本当はアルミニウムの溶液だった

お仕事や人間関係、偉いお医者さんが勧めているとかじゃなくて、まっさらの目で読んでみてほしい。

人間はウイルスを含む自然になかなか打ち克つこたが難しい。人間も自然の一部で、環境をコントロールしきれない。コロナを考えてみても。より安全な方法でウイルスと共存し、感染しても重い病気にならないように、した方がいいのではないか。子宮頸がんだったら検診とか。魔法の薬やこれ一つで絶対というものは、やっぱりそうそうないんじゃないか。

39人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

Mt.Crow

ベスト1000レビュアー

5つ星のうち5.0 原題は「裁判にかけられるHPVワクチン」

2021年8月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

“THE HPV VACCINE ON TRIAL -Seeking Justice for a Generation Betrayed”

これが本書の原題である。「裁判にかけられるHPVワクチン ー裏切られた世代のために正義を求めて」とでも訳すべきか。

 

まず、本書はいわゆる「ワクチン反対派」の宣伝本ではない。著者らは法学研究者、弁護士、医療専門ジャーナリストであり、本書の目的は、インフォームドコンセントにより「人々がHPVワクチンについて正しく情報を得たうえで決断を下す」のに役立つことであるとされている(「まえがき」)。

実際、本書はHPVワクチン推進派も含む膨大な医学論文や症例情報が引用して、ワクチン開発、臨床試験、市販後の各段階での検討を行なっており、その上でHPVワクチンの有効性と危険性のさらに深い科学的論争と、副反応被害者による訴えを紹介している。

第5章の「異議の高まり」で紹介されている事例は、日本、デンマーク、アイルランド、英国、コロンビアの5カ国であるが、この中には裁判ではなく行政や医薬品規制当局への申立も含まれている。日本については、日本語訳にあたり原書の情報を更新したとのことである。また、日本語訳には基本用語の解説も付されており読者の理解を助けている。

 

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)は「がんの予防に効くワクチン」をうたい文句に全世界で巨大製薬企業により販売され、行政により半ば強制的に「推奨」されているところもあるようだが、その有効性についてはあくまでも「前がん病変」の予防までで、HPV感染後数十年後に発症するという子宮頸がんの予防までは証明されていない。しかも、本書によると、近時の研究では前がん病変の39.5%、がん病変の33.5%にしかHPVの存在が確認されなかったという報告があり、HPVががんを引き起こすことさえ疑われているという。

他方、本書に多数報告されたHPVワクチン副反応の症例には極めて深刻なものや死亡例まで含まれている。その多くは多様な痛みや運動機能障害、さらには認知機能障害に及び、重篤な症例では長期の車椅子生活を強いられている。副反応の発症機序にはワクチンに含まれるアルミニウムアジュバント(免疫反応強化のための添加物)の関与や過剰な抗原抗体反応による自己免疫疾患が疑われている。

これに対する製薬企業や行政当局、ワクチン推進派の対応はどの国でも共通している。すなわち、ワクチンと副反応の因果関係を否定し、心身症などの他原因、さらには詐病まで疑う。被害者団体に対しては「反ワクチン派」のレッテルを貼って相手にしない等々である。

しかし、多くの国で膨大な数の被害者が共通の症状を訴えて苦しんでいる事実を心身症などの理由によって排斥することはできないであろう。

正確な情報提供と科学的検証により、被害者救済を行うべきである。

36人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

個人名を匿名に変更して記載

5つ星のうち5.0 読み出すと一気に引き込まれる本

2021年8月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

「HPVワクチンの安全性は世界的に認められている」

「副反応被害だと騒いでいるのは日本だけ」

と、よく言われる。

しかし、本書を読むとそれは事実ではなく、デンマーク、アイルランド、英国、コロンビアといった諸外国でも、HPVワクチン接種の後の副反応に苦しむ少女たちが多くいることがわかる(本書第25~28章)

インドでは、HPVワクチンの臨床試験における女児の死亡や不備が問題になり、2013年に連邦議会の委員会が報告書を提出した。現在、最高裁判所にHPVワクチンの許可を取り消すよう求める請求が係属中なのだという(第12章)

400頁を超える大著だが(註も多い)、読み出すと一気に引き込まれる本である。

28人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

5つ星のうち5.0 ワクチンという文明の利器に、わたしたちはどう向かい合えばいいのか

2021年8月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

つい先日、新型コロナワクチンの接種を受けました。2回目を受けた日の夜は、悪寒、戦慄、全身痛で一睡もできないまま輾転反側、このワクチンの威力を思い知らされる一夜となりました。

 

 ワクチンは、新型コロナに脅かされる世界のゲームチェンジャーとしてもてはやされています。しかし、コミナティ筋注後の死亡例として報告された事例828件、うち情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの825件……もちろん、そのすべてをワクチンによる死亡と考えるのは非現実的でしょう。しかし、そのすべてがワクチンと無関係な死亡だというのも、同じく非現実的なものに思えます。ワクチンの威力を実感したいまとなっては、なおさらに。

 これをいったい、どう考えればいいのか。ワクチンという文明の利器に、わたしたちはどう向かい合えばいいのか。

 

 その問題を考えるにあたって、貴重な視点を示してくれるのが、この『子宮頸がんワクチン問題』です。

子宮頸がんワクチンは、新型コロナワクチンとは、製法も異なりますし、もともと対象になる疾患の性質が異なります。もちろん、開発、普及の経緯もすいぶん違います。しかし、この子宮頸がんワクチン問題は、ワクチンと社会との関わりの今日的な原型であるように思われます。

 そのような意味で興味深かったのは、第3章「ワクチン開発競争」、第13章「無から生み出された市場」、第14章「アメリカ合衆国−販売と強制」といったあたりでした。ワクチンは、いったん開発に成功し、国家レベルのワクチンプログラムに組み込まれれば、巨大な利潤を生み出します。そうであればこそ、その開発には最高レベルの科学技術と膨大な資金が投入され、がんを予防するなどという夢のようなワクチンや、1年前に同定されたばかりの新型ウイルスに対するワクチンが実用化されるといったことが可能になるわけで、決して悪いことではありません。

 一方、ワクチン開発が、利潤最高という資本の論理によって動くものである以上、疾病を恐れる大衆心理につけ込んだ巧妙なマーケティングも、ワクチンプログラムへの採用を巡る政治的スキャンダルも、いわば、「ワクチンあるある」というものかもしれません。

 第15章「溢れ出る被害報告」等で紹介される副反応被害例には心が傷みます。しかし、それ以上に心が傷むのは、副反応被害と思われる症状が、心因性のものと決めつけられてワクチンとの因果関係を否定され放置されるばかりか、その症状に悩まされている被害者やその家族に対して、「若い女性の命を脅かす反ワクチン活動家」といった批難が浴びせられていることです。これはアイルランド(第26章)において最も顕著ですが、日本でも同様の状況がみられます。

 著者は、最終章の「裸の王様」で、副反応被害救済のための研究が行われることを求めています。そして、さらに次のように続けます。

 

……わたしたちはまた礼節を求めたい。HPVワクチンによる傷害を報告した家族が、メディアからも政府機関からも同じように「反ワクチン」「反科学」の烙印を押されることに失望している。この疎外といじめは市民に開かれた議論の場を失わせ、また科学的な探求を妨げる。私たち市民には、そのどちらもが緊急に必要なのである。ソーシャルメディアを含めて、すべてのメディアは、市民情報の共有が行われる場所でなければならない。

 

 ワクチンは、現代社会において必須のアイテムかもしれません。しかし、ゼロリスクのワクチンなどというものはあり得ないのであり、そのリスクコントロールを行う上では、現実に発生した副反応被害に真摯に向き合うことが必要不可欠です。ワクチンを普及するために被害を隠蔽、あるいは過小評価するようなことは、「ワクチンあるある」で済まされることではありません。

 その問題意識を共有するために、多くの人に読んでほしい一冊です

26人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

文月

5つ星のうち5.0 問題点がよく分かる

2021年8月25日に日本でレビュー済み

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あとがきまで含めて431ページと大ボリュームでしたが、思ったよりも読みやすく、ワクチンの開発段階から今までの出来事がよく分かりました。

 

子宮頸がんワクチンはどのような作用でがんを防ぐといわれているのか、ワクチン開発はどのように進められていくのか、副反応被害といわれる症状はどのように起こって患者さんの身体がどのようになっていったのか、副反応被害はどのように分析・研究されているのか、という基礎的なことを丁寧に説明されていたのが良かったです。

18人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

M

5つ星のうち5.0 子宮頸がんワクチン問題を知るためのバイブル

2021年9月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

『HPV ワクチンは新しいワクチンのため、がんそのものを予防する効果は現段階では証明されていません。』厚生労働省の医療従事者向けのパンフレット(2018年)中の文言。では、何に効くワクチンなのか?副作用(副反応)は?色々と調べるも多種多彩な情報がネット上でもあふれている。どう判断したものかといった状況でこの本を手にした。

 

内容は、「本当?」「マジか?」「都市伝説違うのか?」「信じるか信じないかは貴方次第です」といった感じのオンパレード。著者は弁護士とジャーナリストなので、虚偽を書くと訴えられるのはわかっているので、やはり、内容は真実のみでしょう。(実際、日本で医家ジャーナリストが名誉棄損で敗訴したことが本文中に載っている。)

以前、この中に出てくる製薬会社の社員に聞いたことがある。「当てれば、薬よりワクチンはもうかる」、「薬は病気の患者だけだが、ワクチンは健康な人皆に打つからね」。

なるほどね。そりゃ、内容のごとく、製薬会社は当てるためには、なりふり構わず必死になるなと。しかしながら、ここまでやるかよって。こういった企業が政府機関、非政府機関を問わず、さらに、医学界、研究機関、メディア等を巻き込んだ利権がらみの映画ができそうな・・・。

 

このワクチンそのものもかなりヤバイなってのが第19章から書いてある。例えば、ワクチンの各々の成分も接種する場合の安全性がすべて保障されているとの研究成果はないとか。さらに、ワクチン接種後に死亡した被害者の脳からワクチン成分には含まれていないはずのヒトパピローマウィルス(HPV)のDNAの一部が見つかり、その後、調べた新品のHPVワクチンからもやはり、ヒトパピローマウィルスのDNAの一部が見つかっているとか。見つかってはいけないDNAがみつけられた事に対する製薬会社の言い訳、恥を知らんようだね。その他も色々ありすぎておいおい大丈夫かよって。ヤバイ、自分ならこんなもん、打てません、残念ですけど。

 

一言で言えば、この本はHPVワクチンの辞典、バイブルっていった感じです。

この本をよく読んでからHPVワクチンを打つかどうかを考えてもいいのかもです。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

 

 

たまに本を読む人

5つ星のうち5.0 SNSでワクチンの問題が叩かれる理由がわかっちゃいました。

2021年9月9日に日本でレビュー済み

子宮頸がんワクチンの問題。最近の新型コロナワクチン問題から興味を持って読んでみました。

正直に申し上げると、こんな分厚い本を読みきれるかな。と不安でした。

しかし、読み始めると引き込まれる内容ばかりであっという間に最後まで読んでしまいました。

 

私はTwitterをやっているのですが、その当時の被害者を攻撃するとんでもないツイートがあったことを

覚えています。まあ、たしかに連絡会の池田さんが専門家でもないのに信頼性の低い情報を発表したり

お母様方も医者や研究者がやるべき製薬会社への科学的批判をせざるを得ない状況もあったと思います。

彼女たちに非科学的だ、専門家でもないのにデマを流すなと言っているツイートががあると

そうなんだ~。子宮頸がんワクチンって薬害じゃないんだ。と思っていました。

 

しかし、真実は違いました。17章の言論のコントロールを読んでびっくり!

製薬会社がタバコ会社と同じように販売戦略として

・義務を強調する-「集団免疫」(集団VS個人)

・恐怖心をあおる(感染症vs政府による自由の侵害)

・「ニセ科学者」「ごみシャーナリスト」「反ワクチン派」のレッテルを張り、批判中傷し、口を封じる。

・「安全性や業界実務規範に関する正当な疑念をはねつける

 

これって、子宮頸がんワクチン被害者のお母さん方が叩かれてたことの理由そのものではないですか!

Twitterの個人の意見だと思ってたのですが製薬会社の戦略だったと思うと背筋が凍りました。

 

今のTwitterでもやみくもに「ワクチンは安全だ」とか「反ワクチン」はデマに騙されているとか

しいては今のコロナ問題に対する政府のワクチン政策は迅速で頑張っているとかツイートが目立ちます。

(特に手を洗う救急医とか、峰先生とか、前に村中璃子さんとかはPCRはするな的なことを言ってたような)

 

でも、気がついてみると、この人達って、子宮頸がんワクチンをやたら安全だ、効果があるから打つべきだって熱弁してる人たちで信者さんたちも攻撃的ですよね。

 

この本を読んでちょっと賢くなった私はゾッとするとともに大切な人の身を守るために

ちゃんと情報や人を見なきゃと思いました。(特に医師は利益相反ですね!)

 

ネットばっかりで本なんかあまり読まない(この本も人からもらった本です笑)私ですが

この本は遠くにあった問題は実は身近な問題なんだ、気をつけようと思いました。

 

 

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NGO薬害オンブズパースン会議を狙い打ちにした記事

 

https://medical-tribune.co.jp/rensai/2019/0601520288/

結論ありきのひん曲げ論文にご用心

HPVワクチンは危険なのか

神戸大学微生物感染症学講座感染治療学分野教授 岩田健太郎

メディカルトリビューン 2019年06月01日 06:10
199名の先生が役に立ったと考えています。

 

研究の背景:HPVワクチンの安全性の議論は決着したのではなかったか

 前回は、福島第一原発事故と先天性心疾患の関連を示唆した論文を批判的に吟味した。

 このような研究はゼロベースでやるのが重要である。最初から派閥的に「原発推進派」「反原発派」みたいな「立場」をつくり、自らの主張をサポートするような形でデータをこねくり回して論文を書くのはご法度である。

 科学、サイエンスという言葉はラテン語の「scire(知る)」から派生した。知りたい、真実が知りたいからこそ研究するのである。真実なんてどうでもいいから、俺の主張を認めろ、は科学者の態度ではない。デマゴーグの態度である。

 しかし、そのような残念なデマゴーグは少なくない。結論ありき、真実なんてどうでもいいから、私の主張を支持させたい、な連中である。

 今回紹介する論文は、僕がそういうデマゴーグである、と推察する研究者による研究である。

Yaju Y, Tsubaki H. Safety concerns with human papilloma virus immunization in Japan: Analysis and evaluation of Nagoya City's surveillance data for adverse events. Jpn J Nurs Sci 2019 Jan 28.[Epub ahead of print]Available from: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jjns.12252

 本連載では以前、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンが子宮頸がんワクチンなどの発症予防に効果があることを結論づける論文を紹介した(関連記事「子宮頸がんは撲滅可能、不作為は罪」)。

 では安全性はどうかというと、海外では安全性を吟味した複数の研究があり、ワクチン接種群と非接種群では、重篤な有害事象の発生率に差がないとの結果が示されている。

  • Medina DM, et al. Safety and immunogenicity of the HPV-16/18 AS04-adjuvanted vaccine: a randomized, controlled trial in adolescent girls. J Adolesc Health. 2010 May; 46(5): 414-421
  • Scheller NM, et al. Quadrivalent HPV vaccination and risk of multiple sclerosis and other demyelinating diseases of the central nervous system. JAMA. 2015 Jan 6; 313(1): 54-61など。

 日本でも名古屋市の女性を対象とした比較研究(名古屋スタディ)において、HPVワクチン接種群と非接種群で20以上の症状の発生について大きな差がなかったことが示された。

 しかし、この研究で用いたのと同じデータを再吟味して、「やはりHPVワクチンは認知機能や運動に異常を生じるのではないか」と懸念を表明する論文が発表された。それが今回紹介する研究である。

 

研究のポイント:名古屋スタディを「スタディ・ピリオド」で再解析

 本研究は、15〜21歳の女性に対して2015年に名古屋市で行われたアンケート結果の再解析である。アンケートの回収率は43.3%、3万793件の回答が寄せられた。回答者をHPVワクチン接種群、非接種群の2群に分類し、24の症状について、その有無とワクチン接種からの時間を尋ねている。ワクチン接種群ではHPVワクチン接種以降2015年9月まで、非接種群では12歳から2015年9月までの症状発生が対象とされた。

 ワクチンを接種できる群の方ができない群よりも健康だというバイアスを排除するため、研究者はややこしい年齢選択を行っている。17〜21歳の女性においてはワクチン接種歴は70%以上であった。この集団のバイアスは強いと研究者は考える。健康な人だけが選択的にワクチン接種を受けているので、対照群よりも副作用が出にくい、という仮説だ。一方、16歳女性のワクチン接種率は50%、15歳のそれは15%であった。ワクチンの副作用問題で接種率が下がった時期だ。このときは健康ワクチン効果バイアスは低いと研究者は考える。さらに15〜16歳の年齢層も(この間に政府が積極的勧奨を取りやめたという理由で)グループ分けしている。よって、接種群は15歳、16歳、15〜16歳、そして17〜21歳にグループ分けされた。

 そして、これが15〜16歳の非接種群と比較されたのである。

 非常にややこしい作業を行い、論文を「分かりにくく」しているが、このような操作は間違いである。なぜなら、年齢が高いほど(定義のために)観察期間が長く、その分「いろいろな症状」を経験する可能性が高くなるからだ。症状経験率が低い経過観察期間の短い若年女性と、いろいろな観察期間の長いワクチン接種女性を比較するのは不適切だ。

 結果を見ると、記憶力低下、不随意運動、歩行障害、突然の筋力低下、筋力低下において接種群の方がslightly more likelyであったと、著者らは本文で主張する。しかし、いずれも95%信頼区間(CI)は1をまたいでいて統計的有意差はない。年齢調整してもやはりCIは1をまたいでいる。月経異常や頭痛、集中力低下などは、むしろ接種群の方が少なく、95%CIも1をまたがず、当然P値も0.05未満になっている。例えば、集中力低下は接種群では1,159÷20,584で5.6%に発生しており、非接種群では723÷9,017で8.0%に発生していた。年齢を調整しても、接種群の方が発生率は低かったのである〔オッズ比(OR)0.67、 95%CI 0.60~0.75〕。

 著者らは年齢調節をした比較は「不適切」だと勝手に断じ、その代わりに「スタディ・ピリオド」という概念を持ち出して、これで調整を行う。スタディ・ピリオドとは、前述のように接種群ではワクチン接種から2015年9月までの時間、そして非接種群では12歳から2015年9月までの期間のことである。この場合も多くの症状で接種群、非接種群で有意差はなかったが、記憶障害、不随意運動の2つは接種群で有意に多かった(それぞれOR 1.23、95%CI 1.03~1.47、同1.53、1.11~2.13)。

 一方、関節痛、重度の頭痛、無関心、疲労、集中力低下などのイベント発生率は接種群の方が低く、95%CIも1をまたいでいなかった。これについて著者らは、接種群の方がより健康である、というバイアスが原因だとする。

 もっとも、ワクチン接種者の方も、メディアなどで副作用問題が大きく報じられた影響で、症状が「出やすくなった」バイアスの可能性がある。その証拠に、前述のように、経過観察期間が長いほど「症状」の発生率は高くなるのだが、ワクチン問題が大きく報じられた時期に接種した15歳では症状の発生率が高くなった。

 そもそもHPVワクチンが生物学的に自己免疫疾患などを惹起して「症状」をつくっているのであれば、接種時期によって「症状」の発生率が異なるのは理にかなっていない。なぜ、15歳だけで「症状」が突出して出やすくなったのか。「子宮頸がんワクチンは危ない、副作用が怖い」とメディアが脅したからではなかろうか。

 さらに、研究者は「スタディ・ピリオド」と接種の有無、そして「スタディ・ピリオドと接種の有無の相互作用(covariate interaction)」など、複数のモデルを用いて解析を重ねている。

 これも適切ではない。

 伝統的な統計学は、要するに「まぐれでない可能性」を検証しているのである。何度も何度も手を変え品を変えて統計解析を繰り返せば、「まぐれ」は自然に起きやすくなる。研究のサブグループ解析がときに信頼できない一因はこれだし、健康な人にやたらと検査をしまくると異常値が出やすくなるのもこのためだ。

 

ブログ著者注

名古屋スタディが捏造であることは、医薬ビジランスセンターにより証明されています。

(2018.03.08号)

『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No177

https://www.npojip.org/sokuho/180308.html

HPVワクチン接種後の症状
鈴木らの名古屋調査はワクチンの害を示している

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎

詳細版はこちらをご覧ください。

(注終わり)

 

私の考察と臨床現場での考え方:利益相反は政治的信条からも生じる!

 本研究のファースト・オーサーは、聖路加国際大学の統計学者だそうだ。今回指摘した論文の問題点は、はっきり言って統計学の「いろは」であり、僕のような非専門家でもタブーと知っている問題だ。本職の統計学者がこれをたまたま見落とした、とは考えにくい。非常にややこしく読みにくく分かりにくい本論文はむしろ、素人をだまくらかすために統計テクニックを悪用してデータをこねくり回し、HPVワクチンを悪者に仕立て上げんがためにつくった、結論ありきの論文ではないか。僕はそのように推測している。

 

 なぜかというと、本研究のYajuというファーストオーサーは、薬害オンブズパースン会議(http://www.yakugai.gr.jp/)のメンバーで、本論文もそこのウェブサイトに翻訳、掲載されている(http://www.yakugai.gr.jp/topics/file/JJNS_Yaju_et_al_2019_Japanese_translation.pdf.pdf)からだ。この団体は、要するにワクチンなどの医薬品はとりあえず悪者、というスタンスを取る集団であり、利益相反バリバリ、バイアスがかかりまくっている。HPVワクチンも「薬害」と断じており、これを喧伝する講演会などを行っている。

 

 もちろん、薬害はよくないことであり、これを看破するのは重要な仕事だ。しかし、何でもかんでも薬害だ、と決めつける党派性は、ゼロベースで真実を追求するという科学の本質に反している。本論文もHPVワクチンは薬害だ、という結論ありきの「データのこねくり回し」である。そう僕は思う。

 それは予断だ、勝手なことを言うな、とYaju氏は言うかもしれない。しかし、もしある医薬品を褒めたたえる論文が目の前にあって、それが医薬品を販売するメーカーの資金を得て行われた研究であれば、Yaju氏も同様の批判をするであろう。利益相反とは金銭のみで生じるものではない。信念、信条、政治的立場も立派な利益相反なのである。

 本論文を吟味するに当たり、金沢大学附属病院先端医療開発センター生物統計部門長の吉村健一教授と、京都市立病院感染症内科副部長の山本舜悟先生からアドバイスをいただいたことをここに開示し、感謝申し上げる。しかし、本文は岩田のみで執筆しており、内容についての全ての責任はもちろん僕にある。

199名の先生が役に立ったと考えています。

 

岩田 健太郎(いわた けんたろう)

1971年、島根県生まれ。島根医科大学卒業後、沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)・神戸大学医学部付属病院感染症内科診療科長。 著書に『悪魔の味方 — 米国医療の現場から』『感染症は実在しない — 構造構成的感染症学』など、編著に『診断のゲシュタルトとデギュスタシオン』『医療につける薬 — 内田樹・鷲田清一に聞く』など多数。

 

 

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