除草剤のグリホサート(ラウンドアップ)の発癌性への対策
人は、物質面の人体と心(意識)の2重構造になっていますから、両方とも重要です。
人体を構成する分子を使用するオーソモレキュラー医学の基本は、食事による栄養摂取です。
このため、食事の農薬汚染は、重要な危険因子であり、特にグリホサートによる発癌性は、対策が必要と考えています。
除草剤のグリホサート(ラウンドアップ)の発癌性への対策案は、現時点では次の通りです。
A.小麦・ライ麦・米、トウモロコシ、ソバ
(1)小麦のほとんどは外国産であり、小麦製品は全て汚染があるので食べない、つまりパン、麺、菓子類を完全に食べない(ほとんどにグリホサートが残っている)。日本産の小麦は食べて良いが、これを使った製品はまず見つからない。
(2)外国産の小麦・ライ麦の胚芽を含む全粒粉を使ったパンは、胚芽にグリホサートが集まる性質があるため、残留が多くなるため食べない。
(3)日本産の米だけを食べる、できれば玄米を食べる。米を加工したお菓子は食べても良い(ただし、小麦・ライ麦・トウモロコシを含まないもの)。
米の胚芽(米ぬか)は、ビタミン・ミネラルの宝庫ですが、農薬は胚芽に集まるため、食べるならば無農薬栽培のものだけです。アマゾンで、 「JAS有機米(無農薬・無化学肥料栽培)だけを精米した米ぬか」として売っています。
(4)トウモロコシ、ソバは、日本産だけを食べる。外国産は食べない。トウモロコシを使ったお菓子は、全て外国産を使用しているのでダメ。
B.豆類、ゴマ
(1)大豆(煮豆、豆腐、納豆、豆乳、きな粉)は、国産の表示のあるものだけを食べる。日本の「JAS有機栽培」の表示があれば最も良い。ただし、枝豆は、外国産(台湾、タイ)を食べて良い(中国産はダメ)。この他の豆類、例えば小豆、えんどう、ソラマメなどは、日本産だけを食べる。日本の「JAS有機栽培」の表示があれば、外国産のものでも良い。
(2)ピーナッツは、アメリカ産、オーストラリア産、日本産を食べても良い。中国産はだめ。
(3)ゴマは、外国産しかない。日本の「JAS有機栽培」の表示があるものだけを食べる。
C. 肉類
(1)外国産の牛肉・牛の肝臓は食べない。牛肉・牛レバーは国産だけ(EU以外のものは女性ホルモンの発癌性の問題もある。EU,アメリカ産は残留放射能の問題もある)。
(2)豚肉・豚レバーは、国産のものは食べても良い。外国産の豚肉は、抗生物質や発育促進剤の問題もあります。
(3)鶏肉・鳥レバーは、国産のものは食べても良い。鶏肉は、抗生物質を使っていないタイ産のハーブ鶏は、大丈夫だと思って食べています。
D.乳製品、卵、魚介類、野菜、果実
(1)牛乳・乳製品(バター、チーズ、ヨーグルト)は食べても良い。
(2)バターとラードは、食べても良い。
(3)鶏卵は、国産のものは食べても良い。
(4)魚・貝類・甲殻類は、食べても良い。
(5)野菜・果実は、食べても良いが、できるだけ国産を食べる。ブルーベリーは外国産を食べても良い。
*ただし、中国産の食べ物は全てダメです。
**外国で栽培しているものであっても、日本の「JAS有機栽培」の表示があるものはグリホサートを使っていませんから食べても良い。