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遺伝子組み換え作物ではなくてもグリホサート(ラウンドアップ)が使用されているという驚愕の事実

2019年08月03日 13時13分28秒 | ラウンドアップ、グリホサート除草剤

遺伝子組み換え作物ではなくてもグリホサート(ラウンドアップ)が使用されているという驚愕の事実

 

収穫直前のグリホサートの使用

遺伝子組み換え作物の栽培

 

小麦

大豆

日本

使用できない

許可

していない

アメリカ

許可

許可

大量に栽培

「グリホサート+遺伝子組み換え作物」は1セットであり、遺伝子組み換え作物ではない通常の作物ならば、グリホサートは使用されておらず安全だと思っていました。

恐らく、大多数の日本人は、このように思い、遺伝子組み換え作物を避けて、安心だと思っていたはずです。

 

しかし、雑草を除去して収穫作業を効率化させるための「収穫直前の除草剤グリホサートの使用」は、遺伝子組み換え作物も、そうでない作物も、両方とも実施しています。

グリホサートのこのような使用実態は、「農民連食品分析センターの調査報告書」を見て初めて知り、非常に驚きました。

 

次のブログ記事を参照

「日本産の大豆でも一部で収穫前にグリホサートを使用」

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/44895f399dbe1aa96eb7e9ab5536d159

 

こんなことは、一般には全く知られていません。

これまでは、遺伝子組み換え作物でなければ安全だと思っていましたが、そうではなかったのです。

 

つまり、食品の表示に「遺伝子組み換えではない」と表示されていても、それは、グリホサートを使用していないことを意味しているのではないのです。

グリホサートは、遺伝子組み換えをしていても、していなくても、使用されています。

食品表示には、グリホサートの使用の有無は全く書かれていません。

 

「農民連食品分析センターの調査報告書」によれば、アメリカ・カナダ産の小麦、大豆は、グリホサートは全て使用していると考えるべきです。

輸入された小麦・大豆は、大部分がアメリカ・カナダ産なので、全てグリホサート汚染があるとみなしておいた方が良いと思います。

ただし、農林水産省の推進する「有機JASマーク」の表示のある製品ならば、グリホサートは使用されていないから、使用しても良いと思います。

 

 

日本産の大豆でも一部で収穫前にグリホサートを使用

 

農民連食品分析センターの調査報告書によれば、日本産の大豆でも一部でグリホサートを収穫前に使用しています。

今現在、どの程度の割合で使用されているのか、数値化は難しいようです。

恐らく、日本産大豆全体では、外国産の大豆よりは安全性が高いと思われますが、不安は消えません。

現時点で私に分かる範囲内では、農林水産省の推進する「有機JASマーク」の表示のある製品ならば、グリホサートは使用できませんから大丈夫だと思われます。

しかし、このマークのついている製品は、まだまだ少ないのが現実です。

 

農林水産省  有機食品の検査認証制度

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

 

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