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日本産の大豆でも一部で収穫前にグリホサートを使用

2019年07月28日 14時56分13秒 | ラウンドアップ、グリホサート除草剤

農民連食品分析センターの調査報告書によれば、日本産の大豆でも一部でグリホサートを収穫前に使用しています。

今現在、どの程度の割合で使用されているのか、数値化は難しいようです。

恐らく、日本産大豆全体では、外国産の大豆よりは安全性が高いと思われますが、不安は消えません。

 

現時点で私に分かる範囲内では、農林水産省の推進する「有機JASマーク」の表示のある製品ならば、グリホサートは使用できませんから大丈夫だと思われます。

しかし、このマークのついている製品は、まだまだ少ないのが現実です。

 

有機農産物 検査認証制度ハンドブック(改訂第5版)平成24年6月 農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/nosan_handbook_5.pdf

 

 

農民連食品分析センター

http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/glyphosate/wheat_flour_1st/index.html

小麦製品のグリホサート残留調査1st

2019年3月10日公開・一部修正

 

「プレハーベスト処理」

 

  • 小麦で、これほど高い頻度でグリホサートが検出される理由は、日本が小麦を輸入するこれらの国では、収穫前にグリホサートを散布する「プレハーベスト処理」が行われているからのようです。収穫前の小麦に対してグリホサートを散布することによって、雑草が枯れ、機械作業性などが改善、汚粒発生を防ぎ、品質向上が狙える散布方法として行われています。また、除草剤の効果で小麦の乾燥を加速・コントロールできる事から、収穫タイミングを調整したり、収穫物の乾燥品質を均一化できるという狙いもあると指摘されています。この処理は、別名「Harvest aid」や「Green burndown」という名前でも呼ばれています。Charles M. Benbrook博士の論文、Trends in glyphosate herbicide use in the United States and globallyによれば、こ1980年代に、スコットランドで始まったと紹介されています。収穫タイミングの調整が難しい寒冷地などでは、通常の栽培に比べて、2週間収穫期を早めることができる、というメリットもがあるようです。詳しい内容は、EcoWatchの記事(Why Is Glyphosate Sprayed on Crops Right Before Harvest?)が参考になります。

 

 

 

参考資料:大豆のプレハーベスト処理の実践状況について

 日本国内では、小麦についてこのようなグリホサートの適用登録はありません。ただし、大豆については2013年に登録され、収穫前日までの使用が可能になっており、国内でもいくつかの農地で実施されていると言われています。遺伝子組換え食品いらない!キャンペーンさんらが、国内の主力大豆産地である12道県の自治体とJAさんに、グリホサートのプレハーベスト処理の実践状況について問い合わせた結果がレポートになっています。詳細に興味のある方は、問い合わせてみてください。 

表5 大豆主要12産地におけるグリホサートのプレハーベスト処理、実践状況(2018

No.

県名

グリホサートの大豆への収穫前散布

大豆生産量(t)

全体比(%)

1

北海道

把握していない

82,400

35.0

2

宮城県

把握していない

18,400

7.8

3

秋田県

把握していない

12,700

5.5

4

佐賀県

把握していない

12,400

5.3

5

福岡県

散布されている

12,100

5.1

6

滋賀県

散布されていない。必要がないから。

10,200

4.3

7

新潟県

把握していない

9,890

4.2

8

山形県

散布されていない。必要がないから。

7,830

3.3

9

青森県

把握していない

7,220

3.1

10

富山県

散布されていない。必要がないから。

6,060

2.6

11

岩手県

散布されていない。必要がないから。

6,010

2.6

12

愛知県

散布されていない。必要がないから。

5,230

2.2

出典:学習会「アメリカを変えたママがくる、ゼンさんと考える日本の食」配付資料(2018年12月14日)より。

*福岡県では、県段階で大豆収穫前に散布をおこなっていると回答。1年生雑草対策として必要という理由。ただし、県内約8,000 haのうち、ごくわずかに限る。生協などの要請もあり、以前に比べて減っている。 

 

表6 大豆主要12道県農協のプレハーベスト処理、実施状況(2018

県名

県名

散布状況

理由

北海道

JA中央

散布していない

必要がないから

北海道

JAおとふけ

散布していない

安全性の配慮から。必要がないから。

北海道

JAきたひびき

散布していない

安全性の配慮から。

北海道

JA帯広かわにし

把握していない

安全性の配慮から。

宮城県

JA宮城県本部

散布していない

必要がないから。収穫時期が遅いから自然に枯れる。

秋田県

JA秋田県本部

散布していない

安全性の配慮から。必要がないから。

佐賀県

佐賀県農協中央会

散布していない

大豆の栽培主要県なので、安全安心の配慮から。時期的にに枯れるように栽培しているから必要がない。

福岡県

JA福岡県本部

散布されている可能性がある

農薬取締法で許可されているから。

新潟県

JA新潟県本部

正確に把握できない

農協などの指導は県が担当している。

青森県

JA青森県本部

把握していない

各単協の出荷先の考えにより使用することもある。

出典:学習会「アメリカを変えたママがくる、ゼンさんと考える日本の食」配付資料(2018年12月14日)より。

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