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相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その4

2020年08月22日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 透明な宇宙の 風と光を受けて
♪ 広い世界に 正しい時代をつくれ
♪ 我らはたゆまなく進み続けん
♪ 未来から吹く 風にセイルを上げよ

作詞:宮﨑駿・宮崎吾朗、
作曲:谷山浩子
唄 :手嶌 葵1「紺色のうねりが」


YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=HHUuuWRUIWk


声量を誇る様に、目一杯声を張り上げて唄う歌手は多いが・・・
このたおやかで凛とした唄声が、心を揺さぶる。

作詞の原案は宮沢賢治の詩「生徒諸君に寄せる」


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その3

2020年08月21日 | 詩・唄・歌・曲
♪ いつか夢は叶いますか この道の先で
♪ 明日を描こうともがきながら 今夢の中へ
♪ 明日を描くことを止めないで 今夢の中へ
♪ 人は迷いながら揺れながら 歩いてゆく
♪ 二度とない時の輝きを 見つめていたい

作詞・作曲:池田 綾子
唄    :手嶌 葵「明日への手紙」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=GSt4Cf3gtDA


数年前まで、手嶌葵という唄い手の存在を知らなかった。
ささやくように、語りかける様に、澄んで柔らかい唄声。
張り上げる事なく、気負いのない唄い方。
一瞬で、その唄声の虜となった。

苦労をしたイメージの無い藤井聡太二冠(棋聖・王位)だが、
きっと、もがいた時もあっただろうと・・・思いたい。
描いた夢は、1つ、また1つと叶っているが・・・
まだまだ、未来は長い。
そんな藤井二冠にも聴かせたい唄声。

もちろん、大事な孫達にも・・・


藤井棋聖・・・王位も獲得!!

2020年08月20日 | 将棋
予想外に早い終局だった。
藤井棋聖の80手目「7七角打」を見て、木村王位投了。
木村王位の残り時間は、まだ34分あった。
藤井棋聖は、ちょうど1時間残していた。

衝撃の42手目、封じ手「8七同飛成」。
「43手詰め」の詰将棋を、僅か数秒で解いてしまう頭脳。
読み切っての「8七同飛成」だったのだろう。
1時間も余しての終局は珍しい。

「藤井二冠」おめでとう!!
同時に八段昇段だが、この先、藤井八段と呼ばれる事はおそらくないのだろう。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その2

2020年08月20日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 砂山に 騒ぐ潮風
♪ カツオ船 入る浜辺の
♪ 夕焼けが 海を彩る
♪ 君の知らない 僕のふるさと
♪ ふるさとの はなしをしよう

作詞:伊野上のぼる
作曲:キダタロー
唄 :北原謙二「ふるさとのはなしをしよう」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=ffeg2j7x4kM&feature=related

海辺を描いた1番のこの詩が、あの時代を思い起こさせる。
高校へ進学した年に三浦半島の海辺の村へ転居した。

東急東横線「東白楽」の高校へ、通学に1時間半。
卒業後も、東京への片道2時間超の通勤を2年半続けた。

世界文学全集、そして石川達三の著書を読み漁った時代だった。
東京で1人暮らしを始めるまでの5年間の、消せない轍がある。

孫世代の胸に、この詩はどう響くのだろうか?

王位戦第4局、1日目…2日目封じ手から

2020年08月19日 | 将棋
木村王位(先手番)の41手目は「8七銀」
1日目の定刻近くとなり、藤井棋聖は封じ手の意思を示します。
18時19分、42手目を封じる為、別室へ。

封じ手は、「2六飛」か、はたまた「8七同飛成」を強攻か。
はたして・・・

因みに、「8七同飛成」は、
副立会人の豊川孝弘七段曰く「同飛車大学」だそうです。
(注)同志社大学のダジャレ

PS:封じ手は・・・「8七同飛成」
  そして、木村王位は取る一手の「同金」
  藤井棋聖の44手目は「3三角打」
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轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その1

2020年08月19日 | 詩・唄・歌・曲
「中島みゆき:時代」
よく聞くと言うより、その一節だけを繰り返し想い出す。

♪ そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
♪ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
♪ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=Ry_bpaKDcAo

まず最初に、何を挙げようか迷ったが・・・
仕事が辛かったあの時代、この詩を、何度も何度も心の中で呟いた。

1998年、2度目の子会社出向から復職した先は「半導体露光装置事業部」の「原価管理グループ」
カメラの仕事を離れたのは、これより以前、初めての子会社出向から復職した1984年3月。
半導体露光装置事業部の前身の精機事業部への復職だった。
カメラの仕事から離れたとはいえ、品質管理部門は専門でもあったので拒否反応は無かった。

しかし、98年の配属は、グループリーダーへの昇格はともかく、カメラメーカーに入社した筈が全くの畑違い。
この配置転換以後の3年間は、次々に降りかかる難題に理解が追い付かず、頭も胃も痛む辛い日々が続いた。

扱っている主力製品である、半導体露光装置(ステッパー)とは・・・
AI社会を劇的に進化させた半導体の、nm(ナノメートル)単位の微細回路を焼き付ける装置である。
原理は写真の引き伸ばし機のようなものだが、信じがたいほどに超・超・超精密装置なのだ。
印画紙に相当するガラスウエハ上に縦横にステップしながら回路原版を1/5~1/10程度に何枚も投影露光する。

販売価格数億から十数億。
装置1台の重量は2トン前後、部品点数:数万点。
0.1℃の狂いも許されないクリーンルームでの組立調整作業が半年近く続く。
そんな化け物のような装置の新製品の原価予測・見積りを行い、
事業部長(時には社長)へのプレゼンを行うのが職務だった。

あらゆる製品には原価がある。
売値との差が利益になる。
原価については、その程度しか興味がなかったが・・・

膨大なデーターを積み上げて原価予測・見積りを行う。
「こんな見積りでは通らない」と、上司から何度も計算し直しを迫られる。
度重なる見積り作業が終るのを待ち、プレゼン資料の作り直しは連日10時過ぎまで続いた。

そもそも作って見なければ何台売れるかなど判らない。
原価が高いからと言って、新製品を出さない訳には行かず、性能を落とす事も出来ない。
ASML・C社との熾烈な開発競争があった。
大事なのは試作性能評価と改善改良。

そんな性能評価も始まらない新製品の見積りに正解などある筈がない。
「見積・原価予測の根拠の明確化と標準化」と言うもっともらしい課題はあったが・・・

事業部長へのプレゼンは一種の通過儀礼に過ぎない。
それを上司の胸先三寸、気に入る数字になるまで作り直させられたのだ。
今で言う「パワハラ」上司だった。

この3年間は、家族にも、殊に女房殿に辛い思いをさせてしまった。
もっと早く辞めてしまえば良かったのかも知れないが・・・

過ぎてみれば、耐えがたきを耐えた石の上の3年、消える事の無い轍。
今でこそ、そんな時代もあったと思える様になったが、懐かしくはない。
収穫は、エクセルとパワーポイントを使いこなせるようになった事。

2001年8月末、3度目の子会社出向辞令をきっかけに早期退職。
幸い、娘たちも学業を終え社会人となっていた。
そして、2年後の知床流氷ツアー・・・心から楽しめた。

第2期ヒューリック杯 清麗戦 五番勝負 第5局

2020年08月18日 | 将棋
朝9時に始まった対局は、昼食休憩を挟んで13時に再開された。
上の局面は、昼食休憩時点の上田四段63手目「3六飛」とした処。
里見清麗、47分の長考で、64手目「4五銀」と打った。

清麗戦は、まだ第2期と新しい棋戦だ。
女流棋士の仕組みについては詳しくないし、棋譜を追うのもこれが初めてだが、興味深い。

里見香奈「清麗」は、他にも「女流名人・女流王位・倉敷藤花」と、7つの棋戦の内、4つのタイトルホルダーだ。
残りの3つ、「マイナビ女王・女流王座・女流王将」を西山朋佳さん(奨励会員)が保持している。

清麗戦は優勝賞金700万円と女流棋戦の中で最も高額との事。

午前中に63手まで進む速い展開。
夕食前には、指が震える痺れる局面を迎える事だろう。


PS:共に4時間の持ち時間を使い切り、18時36分終局。
  里見清麗の146手目「4八銀打」を見て、上田女流4段投了。
  里見清麗2連覇、おめでとう!

  いよいよ明日19日と20日、王位戦第4局が、
  福岡県福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われる。

竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第1局:終局

2020年08月17日 | 将棋

丸山九段の76手目「5八銀打」を見て、羽生永世7冠投了。
53手目に「8二」へ打った角が最後まで機能しないまま、らしくない敗戦だった。

第2局は、来週25日(火)同所で行われる。
羽生さん、ガンバ!!

【注】「3二」は飛車の成り駒「竜」、「4三」は歩の成り駒「と金」

竜王戦挑戦者決定戦3番勝負:第1局

2020年08月17日 | 将棋
振り駒で羽生永世七冠の先手番で始まった第1局。
午前中30手「2三同銀」までの局面。

昼食休憩後の12:40分から再開された。
羽生永世7冠31手目は「3五銀」
丸山九段32手目「6五角打」
羽生永世7冠33手目は「4六歩」

持ち時間は5時間。
羽生永世7冠が1時間40分消費。
対する丸山九段の午前中の消費時間はゼロ。

将棋を覚えたのは・・・

2020年08月17日 | 将棋
将棋をいつ誰に教えてもらったのか、まったく記憶がない。
将棋教室などと言う気の利いた処へ行った覚えはないので、
おそらくは親父が教えてくれたんだろうとしか思い至らないが・・・

タクシードライバーだった親父は、非番の時は碁会所に入り浸っており、
お袋に言われて何度か迎えに行った事がある。
寝ておかないとまた明日の仕事に差し障りがあるからだ。

碁石は家に有った。
五目並べをした事がかすかに記憶に有る。
だから、囲碁を教わったのなら合点が行くが・・・



今週も、楽しみな対局がある。
王位戦第4局が、19・20日、神戸「中の坊 瑞苑」で行われる。
藤井棋聖3連勝で迎える大一番だ。

そして今日17日、竜王戦挑戦者決定戦3番勝負の第1局「羽生永世七冠vs丸山九段」が、間もなくam10:00から、東京将棋会館で始まる。
丸山九段も名人位を2期獲得しているA級棋士(現在はB級1組)だ。
どちらも見逃せない。

PS:もう一つ注目の対局があった。
  里見香奈清麗に、上田初美女流四段が挑戦している、
  第2期ヒューリック杯清麗戦五番勝負最終局が、
  明日8月18日(火)東京千駄ヶ谷の将棋会館で行われる。

  女流棋士も、日本将棋連盟に所属しているが、
  男子のプロ棋士と異なる規定となっている。

  女王・女流王座・女流王将の三冠を持つ「西山朋佳」は
  前年度、奨励会三段リーグで14勝4敗ながら、
  リーグ順位の差で惜しくも女性初の四段昇級はならなかったが、
  注目の棋士である。