日曜日18時~、小学生だった自分は毎週夢中で観ていた
でもそれは「科学忍者隊ガッチャマン」、この映画とは違う



懐かしアニメの実写版、もうこれで何作目になんだろ?
正直あまりいい記憶はなく、今回もおっかなびっくり…
21世紀初頭、謎の軍隊の侵攻により壊滅の危機に瀕する世界
その割に17年後の日本は妙に普通、限られた生き場所って東京

そんななか突如飛来した巨大メカ、中野辺りからゴロゴロゴロゴロと…
応戦する自衛隊員を蹴散らし、戦闘員とともに一点を目指し進む
そこへ空から現れた4人プラス後から1人、次々と戦闘員を倒していく
ヤツらは誰だ?そう、彼らこそは科学忍者隊ガッチャマン

じゃなくて、なんかの石に選ばれし戦士エージェントG1~5号でした

多くの方が思っていることだろうが、ガッチャマンって名前は必要だったのかなぁ~
ガッチャマンスーツはそれっぽくてなかなか、でも他は完全オリジナルストーリー
敵役のギャラクターとベルクカッツェの正体、まぁ自分は悪くないと思う
前半の巨大メカとの戦いは、アクションも緊迫感もいい感じで引きこまれる
もちろんゴッドフェニックス出ます、ちょっとコクピットが狭そうだけどね
いっそ新しい戦隊物で出せば、世間からも続編を期待されそうな気がするのに…
中盤で回想シーンや、恋愛絡みの人間ドラマが長々と続くけどいらない
南部博士の変なポージングや、もろ日本人顔のカークランド博士には興ざめ
時々入る甚平の「科学忍法!」の声が、あまりにも取って付けた感がありあり
後半の敵要塞内、意外と敵が少なくてアクションシーンが少ないのは残念
タイムリミットが迫ってる割にはのんびりしたやり取り、間延びしてていまいち
そしてラストを飾るはずの大技「科学忍法 火の鳥」が、あれですか
当時のアニメを観てきたおっさんには、ちょっと残念な映画になっていた

さて今後、どんな懐かし物が実写化されていくんでしょうかねぇ~

999やマジンガーZ辺りなんか、狙われてそうな気がする今日この頃
ルパンやタイガーマスクは決まってるようだけど、さてさて…
