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休日くらいはTripleでNeo

つま先立ちのバイクライフ

科学忍者隊ではありません

2013-09-10 23:59:59 | 映画

日曜日18時~、小学生だった自分は毎週夢中で観ていた

でもそれは「科学忍者隊ガッチャマン」、この映画とは違う

 

懐かしアニメの実写版、もうこれで何作目になんだろ?

正直あまりいい記憶はなく、今回もおっかなびっくり…




21世紀初頭、謎の軍隊の侵攻により壊滅の危機に瀕する世界

その割に17年後の日本は妙に普通、限られた生き場所って東京

そんななか突如飛来した巨大メカ、中野辺りからゴロゴロゴロゴロと…

応戦する自衛隊員を蹴散らし、戦闘員とともに一点を目指し進む

そこへ空から現れた4人プラス後から1人、次々と戦闘員を倒していく

ヤツらは誰だ?そう、彼らこそは科学忍者隊ガッチャマン

じゃなくて、なんかの石に選ばれし戦士エージェントG1~5号でした




多くの方が思っていることだろうが、ガッチャマンって名前は必要だったのかなぁ~

ガッチャマンスーツはそれっぽくてなかなか、でも他は完全オリジナルストーリー

敵役のギャラクターとベルクカッツェの正体、まぁ自分は悪くないと思う

前半の巨大メカとの戦いは、アクションも緊迫感もいい感じで引きこまれる

もちろんゴッドフェニックス出ます、ちょっとコクピットが狭そうだけどね

いっそ新しい戦隊物で出せば、世間からも続編を期待されそうな気がするのに…




中盤で回想シーンや、恋愛絡みの人間ドラマが長々と続くけどいらない

南部博士の変なポージングや、もろ日本人顔のカークランド博士には興ざめ

時々入る甚平の「科学忍法!」の声が、あまりにも取って付けた感がありあり

後半の敵要塞内、意外と敵が少なくてアクションシーンが少ないのは残念

タイムリミットが迫ってる割にはのんびりしたやり取り、間延びしてていまいち

そしてラストを飾るはずの大技「科学忍法 火の鳥」が、あれですか

当時のアニメを観てきたおっさんには、ちょっと残念な映画になっていた




さて今後、どんな懐かし物が実写化されていくんでしょうかねぇ~

999やマジンガーZ辺りなんか、狙われてそうな気がする今日この頃

ルパンやタイガーマスクは決まってるようだけど、さてさて…

バイクに乗った魔法使い

2013-09-07 23:59:59 | 映画

夏のお楽しみ映画、それは幾つになっても「仮面ライダー」

夏休みは終わっちゃったんで、親子連れ一組とゆったり観賞

 

TVシリーズも終盤、そろそろウィザードも見納めが近い

本編とは別ストーリーの劇場版、期待していたんだけど…




ある魔法使いの力で、晴人とコヨミが魔法使いの世界に迷い込む

皆が魔力を持ち、誰もが仮面ライダーに変身して戦えちゃう

この説明がやや長い気もしたが、世界観はウィザードらしくていい

バイクと魔法の箒の追跡シーンも、いかにもな感じで見応えあり

ビーストの全フォーム、そしてインフィニティドラゴンもカッコいい

やっぱ仮面ライダーはいいよね、もう最高だよ




って訳でもない、なんかあっさりし過ぎ、作りが安っぽかったような

話の展開が大雑把で早く、ここぞ言うシーンが少なくて薄味

各バトルにはあまり迫力がなく、敵主要キャラもやけに雑魚っぽく残念

金色の魔法使いとの魔法の応酬もいまいち、もう少しなんとか…

アンダーワールドでビーストとの共闘が、今作の一番かな

新ライダーも登場せず、ちょっともの足りない観賞後の気分でありました

年末の「MOVIE大戦」に期待します







同時上映の「キョウリュウジャー」、こっちはけっこう面白い



ただショックなのは、上記の親子連れの行動

キョウリュウジャーが終わったら、ライダー観ずに帰っちゃった

観てきました(ちょっと前に)

2013-05-09 21:54:58 | 映画

「東野圭吾」作品って大人気なのね、映画化しやすいのかなぁ~?

 

自分は「プラチナデータ」って耳元で囁く、あのCMに魅かれました

観賞ポイントも貯まってたので、お馴染の109菖蒲にて





DNAを解析していくと、姿形や性格まで分かっちゃうんかい

それじゃ確かに、誤認逮捕とかも少なくなっていいやね

でもそれを逆手に取ると、あんなこともできちゃうんだ

と原作読んでないお陰で、単純に面白く観てこれました

だから先入観ないので、配役や設定にも全く不満はありません


逆にアラフィフのおっさんとしては、特にトヨエツ&保奈美に注目

劇中、公園?のような場所で二人が逢って会話する場面でフラッシュバック!

もう遥か昔、90年代のトレンディドラマ「この世の果て」を思い出す

あれは最後まで救いのない暗いドラマだったっけなぁ~、あぁ懐かしい

まぁ自分を含めて役者の皆さん、それぞれ歳を取りましたね






などと持ちあげてばっかですが、敢えて気になる点を拾うならば

見せ場らしい‘逃走シーン’、ちょっと長かったのも気になったが…

それよりなにより逃走に使ったバイクが、K●Mなのがちょっとなぁ

ガンガン映っててロゴが目立ってた、ってなんの僻みなんだか

逃走ルートがダートでの選択もあったんだろうけど、だったら国産でいいじゃんね


あとトヨエツ&杏に絡んだ場面、二宮さんとの身長差が目立つかも?

内容自体には関係ないけれど、本人とかは気にならないんだろうか

背の高い人と並んだとき、自分もあと10センチ有れば、と未だに思うし…





みたいに、自分が気になることは映画自体には無関係なことばっかり

これももう上映は終わってしまったかもしれないが、面白かった一本

原作とはかなり違う内容らしいので、機会があったら読んでみよう(思うだけ?)

観てきました(かなり前に)

2013-05-06 20:42:19 | 映画

すでに記憶も若干怪しいが、

 

小学校卒業以来、団地から一歩も出ずに生きていくと決めた少年「渡会悟」

その彼が30歳に至るまでの出来事を、団地内だけで描いたコメディ!

小学2年~21歳まで、団地で過ごした自分としては見逃せない

と、勝手に思って期待してたけど、実際は…



明るくて広大な真新しい団地群、そこだけで全部揃う賑やかな商店街

まだ若い父母に大勢の同級生、そして兄弟姉妹、ものすごく懐かしい

舞台設定はほぼ完ぺきに自分の小学時代、タイムスリップ完了




中学校には行かず、自分の決めたスケジュール通りに暮らす「悟」

独学で勉強し、通信で空手を学び、夜毎パトロールと称して団地内を走り回る

成長するに従い就職もするが、これも団地内の商店街でという徹底ぶり

隣の同級生とベランダ越しに会話するうち性に目覚め、あんなことこんなこと

憧れのマドンナとは同窓会をきっかけにして交際に発展、ついに婚約へ

「渡」の人生は、団地という結界のなかだけで完結していけそうに見えるが…



一緒に卒業した同級生達は、引越・進学・就職・結婚等で年々減っていく

あんなに賑やかだった商店街も、住民の減少により衰退しシャッター通りに

空き家が増えるなか、新しい住民は多国籍化して治安にも不安がでてくる

そして隣の子が、仕事先の師匠が、とうとう婚約者も、「渡」から去っていく

こんな孤独で特殊な息子を、叱りもせず嘆きもせず暖かく見守っていた「母」までも…




前半の、男としてはちょっとムズムズしてきそうな展開が、中盤以降激変

「渡」がなぜ、団地内引籠りになったかの理由が明かされ、一気にシリアスに

ラストはやや拍子抜けな感じがしたものの、ここでタイトルにようやく繋がるのかな~?

派手な映画が好きな自分には難解だったかも、原作を読んでみたくなりました

とっくに上映は終わっているので、団地に郷愁を感じたい方はDVDでどうでしょ









後記

一応不満なんて偉そうですが、上映館が少なすぎ

埼玉県内で四軒ってのは、去年の「電人ザボーガー」並の厳しさ

おまけに封切り一ヶ月を待たずに、二軒に減ってました

 

今回はここ「シネプレックス幸手」、もう行くことないかな…



追記

刻の流れは無常、仕方ないのは分かっちゃいるが

あの「大塚寧々」さんが、いつの間にか母親役ですかぁ~

自分の中では、今でも「きれいなお姉さん」的ポジションなんですけどね


最後の闘い

2013-02-24 21:09:17 | 映画

TVシリーズは観てなかった、でも劇場予告編で

運命の最終章」「最後の闘い」「これで終わる

なんてのを何度も目にしたせいで、結末が気になり

 

封切りからかなり経った、ファーストディに行ってきた

 

でも、ガラガラ~





往年の名作アニメを、土曜の夜9時にジャニーズで焼き直し

こんな思い込みでTV版は観なかった、でも激しく後悔

思ってもいなかったような、グッとくるシーンやセリフがいっぱい

あっちこっちが緩みがちのアラフィフ親父、涙腺ヤバかった




三人は人間に憧れながらも、その人間達が見せる醜さに怒り悲しむ

でも人間になるためには「悪の心」が必要、囁きかけるもう一人の妖怪人間

「善の心」だけを持つ妖怪人間が見せる葛藤に、色々と考えさせられます

変身やバトルだけが売りの、見た目ド派手な子供映画ではありませんぜ


因みに今作で、個人的に一番心に残ったシーンは

ベロが足の不自由な少女みちると、運動会の練習してたときの会話

いつまでもずっと仲好しでいようと言われたベロが、辛そうにうつむく

時の流れから外れてしまった彼らの悲しみが、ヒシヒシと伝わってきます


また最後になって気付く、子供時代のある事件での記憶

あの時と同じく、自分たちを助けた後に「バケモノ」として消えていく三人

銃弾を全身に浴びながらも、恨みごと一つ残さない潔さにまた感動





配役は、

ベラ=杏さん最高、アニメのイメージどおりで、もう他の人が演じる姿は想像できません

ベロ=福くん、ちょっと幼児体型っぽいけど、お調子もんな感じが原作と重なりました

ベム=亀梨さん、う~ん微妙、厳つさがなくかっこ良すぎ?変身後とのギャップが…

まぁこれはあくまでも、自分の個人的な感想ですけどね



あっ、それと観月ありささんが変身した人間妖怪???

映画的迫力を狙ったんでしょうが、ちょっとやり過ぎ感は否めませんでした

妖怪ってよりはあれはモンスターで、もう怪獣物になってしまったのが惜しい

でも総合すればやっぱいい映画です、もう上映は終わっちゃたでしょうけど…








最近なかなか映画も行けませんが

 

ここいらは観に行きたいと思います(希望)