G-HORIKAWAの想い

日々の想いを書き連ねていきます。

犯人の引き渡し要求もなく「決着」を急ぐのか?

2007年10月31日 | 社会派
韓国が事実上の陳謝=駐日大使が高村外相に「遺憾の意」-金大中事件 (時事通信) - goo ニュース

2度の「政治決着」も新たな証拠が明らかになれば見直す、これが福田首相の国会での答弁。といっても、20年も前、現首相の父、福田赳夫元首相のこと。

政府答弁を「反故」にしても幕引きを図ろうとするのでしょうか?

時事通信の記事

 高村外相が「『遺憾の意』を陳謝と再発防止の確約と受け止める」と確認を求
 め、大使は了承した。さらに、高村外相は、「これで外交決着とするが、(事件
 関係者への)捜査をどうするのかは(日本の)捜査当局の判断だ」と述べる一
 方、「このことで日韓関係が悪くならないよう、互いに努力しよう」と求めた。

朝日新聞の記事

 だが、日本政府は改めて外交問題化することはせず、主権侵害について韓国が謝
 罪すれば問題を決着させる方針を固めていた。70年代の政治決着を主導したの
 が日本側だった経緯が、韓国側の外交文書で明らかにされている事情も背景にあ
 る。  

韓国側の文書に「日本の責任」に言及されて不快感を示した政府首脳がいたが、それには触れず、実行犯の引渡しなど「主権回復」措置さえ要求しない、何故か?朝日の記事に言うように、韓国側と日本側双方に「キズ」を負っているからですね。

それにしても、高村外務大臣のインタビューを聞いていると北朝鮮の「拉致」事件とオーバーラップしてしまうのは私だけでしょうか?

「これで外交決着とする」理由の説明だったが、先方も謝っているしもうこれ以上は追求しても・・・とか。実行犯の引渡しなど「主権回復」措置も要求しようとさえしない。

北朝鮮も最高責任者が「拉致を認め」「謝罪」してますよね。なんだか北朝鮮政府に向かって言っているように感じちゃった。「拉致」決着の折りには、こういうことでと。

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