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SF ホラー映画 groan ファイル

過去まったくの忘れ去られた無名作品から現代の最新映画にいたるまで邦画洋画 SFホラーを主軸とした作品を幅広く公開日記 !

動物パニック映画年表 PART Ⅱ

2009年05月20日 | 暗闇の祝祭日
さて、動物パニック映画作品として面白い!という作品を幾つか紹介をしてきました。是非とも皆様も地元の町で、見つけ次第レンタルビデオショップなどで、借りるなどして御観賞していただきたいのですが・・・今までの作品で見逃せないのは、皆様も良く御存知の鮫パニック映画「ジョーズ」と鰐パニック映画「アリゲーター」の二つであります。まぁ誰もが日頃、日常に良く飼っている動物、犬パニック映画で1976「ドッグ」もそうですが、また私の好きな小動物、年代不明?猫パニック映画で、大金持ちの大富豪のお屋敷、邸宅に飼われていた大多数の猫が突如、凶暴化して一人住まいで孤独な生活をしいたげられていた若き未亡人が、新しい内縁の夫を屋敷に迎え入れようとしたとたんに、彼女に恐ろしい襲撃を開始する「猫」もありました。プロット自体は良く似た4作品ですが、どの作品も完成度がやたら高くて↑ぶっちゃけ、心地の良い緊張感を楽しめる事だけは、うけあいです。次にサスペンスの帝王、アルフレッド・ヒッチコックの「鳥」。何の意味も無く人間に襲撃してくる、襲いかかる鳥は非常に不気味で不思議な不快感が残る、しかしそこには何か・・・?心理的嫌悪感を味わいたいのならば、蚯蚓やゴカイといった軟体動物パニック映画「スクワーム」とズバリゴキブリのパニック映画!「ネスト」。
どちらも不快感とイヤァーな気持ちになる事間違いなし!嫌いな友人とかに観せて上げましょう。そして最後に98年に大ヒットした映画「タイタニック」そのジェームズ・キャメロン監督による劇場デビュー映画1981年の日本劇場公開作、「殺人魚フライングキラー」駄作といってもさしつかえない作品ですが、まぁ話題作りにくらいにはなるかもしれませんね。

1980 アリゲーター 

1980 ジョーズ・リターンズ 

1981 コブラパニック・呪われた牙 

1981 殺人魚 フライングキラー

1981 マン・ハンティング/人間狩り

1982 巨大ねずみパニック

1982 人蛇大戦・蛇

1983 猛獣大脱走 THE WILD BEASTS (伊) (この作品も筆者のお気に入りです。劇場公開時のパンフレットの欲しい方はお譲りします。)

1983 ジョーズ 3

1986 大蛇大戦 

1986 パニック!殺人ジョーズⅤ

1986 モンスター・クロコダイル/聖なる生贄

1987 ザ ネスト (濠)

1987 ジョーズ復讐編

1987 スラッグス SLUGES THE MOVIE  米国=スペイン合作(この映画も不快感100%です作家のショーン・ハトスン原作で、筆者も読みましたが、真っ黒い大きなナメクジが大量に出てきて人を襲いまぁーす。ウネウネニョロニョロ)

1988 バード・パニック

1988 キラー・クロコダイル

1988 ゴッド・フード AFTER FOOD OF THE GODS (カナダ) 巨大なドブネズミが人を襲いますミッキーマウスではありません。
襲います

1990 アラクノフォビア

1990 キラー・クロコダイル/怒りの逆襲

1993 新 鳥

1993 スティンガー

1993 ティックス TICKS (米) (動物に寄生する蚤が巨大化して人を襲う映画であります。)

1995 ホーネット

1996 ビースト/巨大イカの大逆襲

1996 ラトル・スネーク/毒蛇襲来

1997 アナコンダ

1998 ジョーズ98 激流編

1998 マラブンタ

振り返ってみますと1980年代が一番、ホラーや動物パニック映画の全盛期だったような気がいたします。


蝙蝠地獄 (BATS)

2008年04月06日 | 暗闇の祝祭日
闇が訪れ、地獄が始まる。闇がおまえを喰いつくす
where do you hide when the dark is alive ?
アメリカはテキサス州の片田舎のある町で、車の中から発見された若いカップルの惨殺死体。事件性がありとみた当局が、その検視の結果発見をされたのは蝙蝠の爪痕。決して人を襲撃する事のない蝙蝠が、何者かの手により殺人兵器に変えられていた。夜の闇との訪れと共に続々増殖をしていく殺人蝙蝠
平和だったテキサスの片田舎町は、何万匹もの数えきれない程の黒い翼に覆いつくされて、逃げ惑う人々は次々に襲撃をされて殺されていった
野生動物学者の蝙蝠が専門であるキャスパー博士(ディナ・メイヤー)は、テキサス地元保安官キムジー(ルー・ダイアモンド・フィリップス)等と共にすでに壊滅状態の町を救おうとショットガンなど銃を片手に立ち上がる。だがしかし、蝙蝠には人間をも凌ぐ、人口知能が植えつけられて、今や制御不能となっていた ・ ・ ・ 。暗黒の闇に潜む蝙蝠集団が恐怖の肉食吸血蝙蝠となって猛スピードで襲ってくるパニック・ホラー映画
主演のキムジー保安官には、エミリオ・エステベスやチャリー・シーン、キーファ・サザーランド等の若手俳優達とも共演したウェスタン・アクション映画「ヤングガン」や悪魔ホラー映画「ペンタグラム」で殺人鬼を追いかける刑事を演じた、ルー・ダイアモンド・フィリップス。監督には、ルイース・モルノー。
日本劇場公開だったのかは、筆者も不明ですが、1999年製作の米国映画で、この映画のオリジナル1975年に同じ米国で製作された、7人の男女の被験者グループが閉鎖された核実験施設に閉じ込められてしまい、そこへ殺人蝙蝠が大挙して襲撃するパニック・ホラー映画「大襲来75」をちょっと連想してしまいますが、こっちはその現代版になるのか。B級映画によくある設定の、何でも動物を巨大化あるいは凶暴なる怪物にしてしまう冒頭からの車のドライブ中、若いカップルを襲撃する場面からグイグイ観る者を引き込んでいく演出は、まぁさすがですが、原題名を逆さまにしてBATSをSTAB(刺す)といった原題にするなどは見事。日曜日のちょっとした退屈しのぎそんな一本になると思います凶暴なる集団動物のパニック映画の流れの一本。今作もそういった一本でしょうか。かずさん、またも知らない映画でごめんなさいです

ポゼスト 狂血 possessed (besat)

2008年02月17日 | 暗闇の祝祭日
そのウィルスに感染したものは、人間ではない《 何か 》になってしまう  死の瞬間、戦慄の蘇生が始まった。凍りつくような映像の病院系ホラー+ウィルス・パニック・ムービーの要素を併せ持つ本格派サスペンス・ホラー映画作品今作は1999年にデンマークで製作をされて、その後、2000年に日本全国劇場公開をされる。『キングダム』の映画でざらついたような荒い映像と、奇形児のようなフリークスを登場させた強烈なる戦慄のホラー映画で、世界のホラー映画ファンを納得させて、席巻したあのラース・フォン・トリアー監督。その彼が今後の若手育成のために設立した製作会社【ゼントローパ・エンターテイメント】が将来にわたり最も期待をされる若手監督として見出された新鋭監督が、今作のアナス・ロノウ・クラーロン監督。
1995年、デンマークにおいて(ドグマ95)と呼ばれる映画 監督の集団が結成をされる。我が国の日本でも「セレブレーション」「ミフネ」と(ドグマ95)で製作をされた映画作品が立て続けに次々に公開となり、注目を集めてご存知の方も多いと思います。さて ・ ・ ・ 繰り返しになりますが、本作品は、その(ドグマ95)の提唱者の一人でもある、デンマーク映画界の中心人物にあたるラース・フォン・トリアー監督「キングダム」そして「奇跡の海」などのラースが見出したアナス・ロノウ・クローラン監督が現代に放つサスペンス・ホラー映画の最高に驚くべき傑作であります。今作が1999年のトロント映画祭で公開をされると、「この映画には様々な(驚き)が隠されている。即ち謎解きをしようとする度にガツーンと一発食らうような衝撃を幾度と無く受けるだろう ・ ・ ・ 。と賞賛されております。
さて、その肝心要の物語STORYは、1999年の冬、ルーマニアからデンマークはコペンハーゲンに、夜、荷物の鞄も何も持たずに飛行機でやって来た浮浪者のような怪しげなる格好の中年男が、同じ飛行機に搭乗して、その日の勤務フライトを終えたスチュワーデスのスッチーが機を降りて自分の自宅に帰ろうと従業員専用の駐車場に向かったところ、突如として現れたその男に腕を捕まれてしまうと、どういうわけか失神してしまう。街中全体で突如起こる謎の停電その後、駐車場には倒れた男だけが残されており、その後は何故か、彼女の姿も車も無かった。やがて、駐車場の管理員によって発見された男は、近くの病院へと担ぎ込まれて、運ばれて医師達に伝染病の疑いをかけられながらも治療を受けるが、程なくして急死してしまう。腐敗したような全身、そして激しい痙攣、何よりもベテランの熟練した医師達を驚かせたのが、その全身を覆う夥しいHIVのエイズような肉腫。男の腕には、なにやら犬に噛まれたような化膿した傷跡等 ・ ・ ・ 。これは、現代でも最強でもっとも恐ろしい最悪のウィルスでもある、世界でも病原菌微生物危険度レベル4とまで決定をされている、エボラウィルス出血熱の症状に酷似しているが、死んだ男の血液を採取して血液検査にかけるも答えは陰性。しかし、現代医学がまったくの最新医学を持ってしてでも、経験もしたこともかつて無い未知のウィルスであるあるとみた疫病学が専門で、疫病科の野心家、青年医師であるソーレン(オーレ・レメケ)は、ウィルスの起源を求めて、病院の院長の制止もまるで耳を貸さずに、単独で調査を開始する。発病したルーマニア人の足跡をたどってブカレストまでやって来た彼は、同じように彼に同行した医学生の恋人であるサラ(キアスティ・エリーネ・トアハウグ)が止めるのも聞かずに、凶暴なる野良犬に噛まれたという感染源である少年の子供の墓を掘り起こして、埋められた遺体から注射器で髄液サンプルを苦労に苦労して採取する事に成功するが ・ ・ ・デンマークはコペンハーゲンの病院に戻り、他の医師に検査の髄液を回すと、その二回も繰り返したという同じ検査結果に、ソーレン医師はあまりの検査報告に愕然としてしまう ・ ・ ・ 。それは、人間の血液では無くまったくの(動物の血)であった。

この映画が製作をされた当時は、1999年の丁度、人類滅亡とまで言われた
1503年から1566年の16世紀に生まれたフランスでの大預言者、ミッシェル・ノストラダムスが人類滅亡の代名詞とまで噂された【諸世紀】の「恐怖の大王が空から降りてくる」と翻訳されて、ついにこの1999年には世界が人類が滅亡する終焉の年と何かと話題になった年でもありましたさて、この本作の中でも、同じく宇宙のステラ マーラなる(古典ラテン語で邪悪な星という意味)超新星が赤い月となり、宇宙では不思議な現象が次々に起こっており、その星が地球から見える位置により、(星型)ペンタグラムとなり悪魔の印となるなど、またこの現象が宇宙で起こると、イエスではなく悪魔(サタン)が誕生する。といった意味ありげな内容になっておりました。ここまで読めば大概のホラー映画ファンの方ならば、あのリチャード・ドナー監督、グレゴリー・ぺックの主演した超名作であり、世界中で大ヒットを飛ばした悪魔ホラー映画「オーメン」を思い出された方も多いと思います。まぁ似てはおりますが、粗筋的にはこちらはまったくのオリジナル・ストーリーであります。
また、今作にはその神出鬼没な悪魔を阻止しようと、キリスト教で修道会の司祭、星占術家のビンセント・モローに(ウド・キアー)が演じており、これがかなり、何処までも執念深く、感染者を追跡する男で、徹底的に息の根を止めて殺してやろうと、秘密兵器には自家製の火炎瓶を使うなど躍起になっおり、映画全体を引き締めております。そして映画の医師の台詞の中に、コペンハーゲンには(アトランタ)なる疫病対策センターが実在していて、その目的とは、恐るべき伝染病の感染患者の【治療】をする事は二の次で、その患者を隔離して完全管理する事にあるというのが、どこか私自身がその台詞に頷いてしまいます。
かつて、「ゾンビ」のジョージAロメロ監督の撮った初期の映画に「ザ・クレイジーズ 細菌兵器に犯された街」があり、他にもダスティン・ホフマンの主演映画で最強で最悪のウイルス感染を描いたエボラウィルス出血熱のパニック映画「アウトブレイク」など ・ ・ ・ 多数に伝染病映画作品は製作をされていますが、そういった街全体の人々が爆発的に次々に感染していって、街の住人が次々に死に絶えていってしまうような、ド派手な映画では本作はありませんが、( 犠牲者の数もせいぜい4人程 ・ ・ ・ )しかし戦慄を感じるような緑、赤、黒色を基調とした薄暗いコントラスト照明映像に怖さを感じてしまいます。何よりも、実際に動物種の絶滅を招く要因は主に森林伐採、狩猟、密輸、であり、特に森林伐採は深刻で種の絶滅を招くだけでなく、ウィルスやバクテリアの菌類の開放にもつながると ・ ・ ・ それらは生物の接触で変異して人類がかつて遭遇したことの無ない未知の危険なる疫病に生まれ変わるかもしれないと。今後の2011年には(エルス)いう名の新ウイルスが出現する予言もあり、1994年にはインドの国全体の全土を覆った人類歴史史上
中で(最悪)の伝染病ペストなど現代でもペストの恐怖はいまだに薄れておりません。かつて、ノストラダムスがまだ、フランスにいた頃は黒死病が流行して多くの市民が死に絶えましたが、彼はいち早くに原因をつかみ、フランスはパリ
市民の全てに入浴して清潔にする事をつねに促しました。(この当時のパリ市民は、排泄物の汚水も排便も全部を家の窓から片っ端に投げ捨てて、着ている服も下着も滅多に洗わずに着替えなかった。それは獣は風呂に入らない、動物のように子孫を残せると考えられていたため。)しかしながら、彼の言ったとうりに清潔にし始めると、黒死病は完全におさまり、わずか石鹸一個に、悪魔の病は完全に街から滅び去ったわけですが、そのためノストラダムスは逆に魔女扱いをされてしまい、宗教裁判にかけられて火刑になって処刑される寸前にパリを逃れて逃げ出したために無事に助かったといいます。今現在、私の使っているパソコンPCもそうですが、今後は世界中の何処から恐るべき(未知のウィルス)がやってくるのか ? わかったものではありません。
最後にこの映画の中で、数少ない感染者が、背中に銃弾を食らっても、全身が炎に覆われて火達磨になっても、それでも生き返っては、また他の人間に感染させるシーンはかなりホラー的で圧巻ではありました。ウィルス感染をホラー映画的に、逆説的に捉えた映画であり、観る価値は十分にあると思います。

 参考 文献 「 ジェセリーノ 未来予知ノート ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース著 ソフトバンク クリエイティブ 刊 」

「世界の奇病・感染症マップ 自然からの逆襲が始まる 医学 博士 仲原 英臣
佐川 峻 共著 経済界 出版 刊 」

 

悪魔崇拝宗教団 レッド モンクス

2007年12月16日 | 暗闇の祝祭日
映画の解説をしようにも、この映画に限って言えば解説のしようがありません。
ホラー映画の世界では、知る人ぞ知る ! このブログでも紹介記事にしてあります
日本劇場公開をされたwe are going to eat you ! 1979年作 「サンゲリア」(zombie 2)のイタリア製ゾンビ映画で有名なルチオ・フルチ監督の、かつて100以上もの数多くの作品 ! ? を超えるフィルモ・グラフィーの中から、撮った一作品の、ただ単に、金を稼ぐためだけの?一本なのですが、筆者は大阪の映画館で一回、自宅のビデオでもさらにもう一回繰り返し観賞したのですが、映画の内容が今一つ、何気なくさっぱりわかりませんでした。何処かイギリスのシェークスピアを連想するような舞台の劇芝居?に加えて、イタリアの国の郊外にある、のどかな田園風景にあわせて、そこにある大きな邸宅の中で起こる血なまぐさい惨劇 ! 忌まわしい宗教的な儀式場面など、見応えは一応はありますが、肝心なあらすじ物語の筋が良く見えてこずに、残念ともいえる作品でした。良くこんな映画が日本劇場公開が決まったなーとも私は思いますが、フルチの18番 ( ゾンビ) ! を一切排除をした、こんなフルチ作品を、時には観せるのもフルチファンならば、以外な納得を出来るそんな一面を見せる作品なのかも知れませんね。

血まみれ農夫の襲来

2007年11月04日 | 暗闇の祝祭日
先月の10月31日は西洋版のお盆である、ハロウィンでしたね。そもそもハロウィンとは、(Halloween)Hallo=「神聖なる」+een「夜」という意味から来るものですが、アメリカの米国では、秋の農作物の収穫を祝い、悪霊を追い出すためのお祭りだと言われています。そのアメリカでは、「ジャック・オ・ランタン」すなわち、(カボチャの野菜をくりぬいてお化けにした物)を作って、家々の玄関に飾る。すると、その夜には「Trick or treat」(お菓子をくれないといたずらするヨ)と言いながら、子供達が夜な夜な、お化けに変身と仮装しては、近所をまわり、お菓子をもらったりする。日本のわが国でも、アメリカの文化を多大なまでに影響を受けておりますが、カボチャを自宅の玄関に飾った方々は今、どれだけいるでしょうか?

ホラー映画の世界でも、1978年の大ヒット作、アメリカの「ハロウィン」が日本でも公開をされて、恐怖映画の好きな方はご記憶にあると、存じます。
ハロウィンの始まりは、そもそもアメリカからの輸入イベントというイメージがとても強いと思いますが、起源を追うと、実はイギリスから生まれたイベントでもあり、その元々は、2000年以上前に、イギリスとアイルランドに住んでいた(ケルト族)の宗教的行事の習慣が、「ハロウィン」に変化していったものだとも言われています。アメリカは米国に「ハロウィン」の習慣が定着したのは、実は19世紀頃からといいます。「ジャック・オ・ランタン」の(お化けカボチャ)の由来の事に関しては、ともかくとしまして、筆者の観た映画にかつて、「血まみれ農夫の襲来」というホラー映画がありまして、今となっては、制作年度も繊細事項は一切不明ですが、その簡単なあらすじを言いますと ・ ・ ・ 。

2000年以上も前に、ケルト族は年の初めに、あるお祭りを迎えた。

ケルト人の宗教(ドルイド教)により現世との境界は消え、

すなわち、死んだ人の霊魂がこの世に戻ってくると ・ ・ ・ 。

3000年前の大祭礼には、野山はその血で赤く染まった。

この頃には動物や子供の血で ・ ・ ・ 

ケルト族には、生け贄が必要だったと ・ ・ ・ 。

その魔力で環境支配の手段と考えられていた。

さて、そこで、その(ケルト族)を崇拝する、末裔ともいえる信者の人々等が、現代に甦り、狂信的なる農夫の邪教信仰集団が、その祭りを復活をさせようと、秋の大豊作、収穫のために大量の人間の生き血を必要としていた。

「サムへイン」(死者の日)夏の終わり、その日のために ・ ・ ・ 。

また当時、(ドルイド教)の司祭達は、つねに火の儀式を行い、戦(いくさ)の捕虜
または、犯罪者、精神障害者や動物など、労働にならない者達を ・ ・ ・ 生きたまま、炎で焼き殺した。

彼らの、火で炙られた転げまわる死に方で、これからの未来や農作物の収穫を占ったといいます。

映画の中では冒頭から、暑い夏の季節、頭には黒い、黒人追放運動をする、KKK団の良くかぶる頭巾をした男達が ・ ・ ・ 誘拐して拉致してきた、村の若い白人娘を森の大木の木に縛りつけて、両手、両足をロープで縛り、裸の腕に細い透明の管(チューブ)のようなものを針で差込み、大きなバケツの中へ大量の血を無理やり採取するという、拷問ともいえる場面で始まりましたが、全体的には、その完成度は、B級映画というより、ほぼZ級映画といったほうが良いような仕上がり。

こんな映画は、ほとんど中学生か高校生に、金とビデオカメラをちょっとやるから、撮ってこい ! なんて言ったら、直ぐに持ってきそうなほどの感じで、自主映画の中でも最低物。

もうVHSビデオも今では廃版で、DVDリリースも予定は無いでしょうが、取りあえず、もうパーぺキに忘れられた過去の遺物な作品として、このブログに載せて置きます。


 

サンゲリア lucio fulci゛s (ZOMBIE 2)

2007年08月20日 | 暗闇の祝祭日
えー皆様、一週間振りですまだまだ暑い日々が続いておりますが、夏バテ等体調不良の方は大丈夫でしょうか?夜は何だか寝苦しい程のzzzZ ・ ・ ・ 毎日かも知れませんが、この夏も美味い鰻丼でも食べて、何とか頑張って乗り越えていきましょうちなみに筆者は電気代がかかるので、クーラーではなく、部屋では扇風機を回し巻くっておりますとにかく、まぁそんなわけで、今回は、前回紹介をしました、ルチオ・フルチ監督の代表すべき作品ゾンビ映画です。とは言っても、この映画の場合はタイトルを見た段階で、今更ながら多くの方が御存知なので、何の解説も必要ないと思います。最近でも、米国は(メディア ブラスター社)から2004年7月に、発売をされた「ZOMBIE 2 25thANNVERSARY SPECLAL EDITION」そして日本でも(JVD ジェイ・ブイ・ディー)のビデオ メーカーからも、その日本版が発売されて、2枚組の特典ディスク盤つきで、もう既に御覧になられている方は、かなり多いと思います。「迫り来る死者の群れ貪り喰われる人間達ショックシーンの連続のゾンビムービー傑作」といった宣伝文句が有名ですが、当初の1980年頃、日本全国劇場公開当時のポスターに掲載された宣伝文句は、東宝東和映画会社が配給元になり、「心臓一撃 いま80年最大の<ショック>が襲いかかる「いったい何が隠されているのかー白い布を引き裂いてみる勇気がありますか?」「心臓一撃今年、一番「ドキーン」とする映画です。」「この映画を<罪>と呼ぶならー観客のあなたは<共犯者>だ」等、いろいろでしたが、当時の東京では、5月中旬頃に<絶叫>のロードショーとして、日劇地下にある、丸の内東宝で上映されたそうであります。映画の公開終了後には、当然の如く、東芝のビデオ・メーカー等他が、ビデオ・リリースを出したのですが、皆様も既に御承知のように、残酷なる残虐場面のシーンには、青いブルーフィルターが映像にかかるなどして、もう観れた様ではありませんでした。最初のビデオ・ジャケットには、マツール島で医師をしているdrメナード医師(リチャード・ジョンソン)「ラスト・コンサート」の映画で、白血病に犯された少女を救う、まったく売れない放浪の旅をする、ピアニストを演じたイタリア・日本合作映画に主演の彼が、ゾンビに顔を喰い千切られる表紙でしたが、続く、ノーカット無修正版では、地面の土の中から起き上がる、ゾンビの顔に表紙ジャケットが変ってしまいました。しかし、いったい何本この映画のVHSビデオ、及びDVDもまた、リリースをされ続けたのでしょうか?米国の専門店の方では、この映画の記念すべきゾンビTシャツ、さらには漫画版のコミックまでもが販売されているようであります。筆者もTシャツだけは、一つ持っておりますが (米国製だから、サイズがやたらデカイ ! )・ ・ ・ 気味悪がられるので、着ては外を中々歩けません。後、同じルチオ・フルチ監督のゾンビ・ホラー「ビヨンド」漫画コミック版 ! 及びクッキー缶入りのボックス・セット、DVDとオリジナル・サウンドトラックCD ! グリコのおまけつきはコレクションの一つです。な ・ ・ わけでさて、今回のブログ写真にも掲載をされているのは、そんな数多い中の一枚で、EUはヨーロッパ、フランス、ドイツにて販売された「スペシャル コレクター エデション版」かなりの数に上るDVD中でも、私自身が一番お気に入りのDVDジャケットをあえて掲載させていただきました。こちらの方は、特典としては、音楽を担当した(ウーゴ・トウッチ/ファーブリーゾ・デ・アンゲリス)の両者、オリジナル・サウンドトラックが収録をされており、戦慄の音楽をもう一度楽しむ事ができて、私は早速DVD再生からMD録音に、収録をさせてもらい日々聞いては満足をしています。この他にも「ルチオ・フルチ コレクション」等 多数、記念版が出ておりますが、再度新たな再発見のためにも、繰り返し、繰り返し観ると新たな感動すら、覚えてしまうようでもあります。では ・ ・ ・またぁ

ドリラー キラー DRILLER KILLER

2007年08月05日 | 暗闇の祝祭日
何時も、何時も、当ブログにアクセスを頂きまして本当に有り難うございます。
決して自負を高慢にしているつもりではありませんが ・ ・ ・ とある、社会学者の教授によりますと、ホラー、恐怖映画が大好きな方は、以外にも、心が広くて寛容力と包容力が大変あると、研究成果で既に発表されて言われ、証明をされております。ですから、この事実をちょっと信じられないと、思われる方々もいるかもかも知れませんが ・ ・ ・ ホラー映画の好きな方々皆様も、実は海のような深く、広い精神を持っていらっしゃると、筆者はそうなのだと思います。さて、今回、改めて御紹介をさせていただきます、ホラー映画は、スプラッター・ホラー映画ともいえる、超カルト映画「ドリラーキラー」であります。この映画が製作をされたのは、1970年。当時、数々の多く製作をされた、オカルト・ホラーやカルト・ホラーに並んで、あくまで一部のちょっとしたファンと超マニアックなカルトなファンだけに、受けいられただけの映画でしたが、日本劇場未公開で、確か(TCC)と思うのですけれども、映画ビデオ・メーカーがリリースしたビデオのテープのみが、レンタルビデオ店やちょっとした店頭に並ぶ程度でした。しかし、ここにきて
最近はPCを扱う方でしたら、誰もが知っている、某大手ネット通販会社でも、この映画のDVDが再販、発売をされている事をあえて知りました。この映画では最近でも、前回に述べました、侵略物SF/ホラー映画の金字塔。米軍空軍基地を舞台にした「ボディースナッチャー」最新作の監督をした、アベル・フェラーラが、撮った処女作品としても有名な映画でもありまして、本人も映画に出演して、主演をかねております。筆者は、北米版の輸入でDVD「コレクターズ エデション」を購入いたしまして、特典には監督のアベル自身がオーディオ・コメンタリーをするなどの、サービス満載になっており、またアンカットのディレクターズ・カット版との事で、完全ノーカットで楽しめる事が出来ました。気になるこの映画の内容では、アメリカはニューヨーク、マンハッタン。暗い古びた雰囲気のイタリアン教会に、懺悔の日々を送る、絵のまったく売れない画家の男が、ある日、同じ教会に来ていた教会の信者と思える、やや暗いダークな雰囲気の老婦人に、何やら忌まわしい意味不明のお告げをされる。やがて男は教会の外へ飛び出しますが、家に帰ると、実は奇妙奇天烈なるアパートメントでの同居生活、(女性二人に男一人)を毎日送っていたが、日々の日常における、日頃の鬱憤と、うさ晴らし、どうしようもない、むしゃくしゃする気分を晴らそうと、自宅改装用にと使っていた、日曜大工用品でもある、良くホーム・センターなんかで売られている、ポータブル・バッテリーと、そして、もう片方の手には小型電動ドリル ! を持ってマンハッタンの街をあちこちと移動、歩いてウロウロ放浪。道路やら、橋の下やら公園のベンチに寝そべっている浮浪者やホームレスの人々を無差別に片っ端から頭に、そして頭蓋骨にドリルでウィーン、ウィーンと、穴を開けては殺して殺戮をしていく ! パパイヤ鈴木のような、パーマ屋でパーマが失敗したかのような爆発髪型ヘッドで、アベルは夜の街をうろついていると、浮浪者の一人が(旦那、俺に小銭を恵んでくれよ。くれたってバチはあたんねーから ・ ・ ・ )なんて言おうものなら、お前にはこれをくれてやる ! と言わんばかりに、突然、彼の額にドリルの先端を押し付けてスイッチオン ! ゴォーリ、ゴォーリ、ガァーリ、ガァーリ ! 血飛沫がドピュー ! スプラッター描写シーンの連続 ! アベルの家のアパートでは、昼飯にピザを注文して、三人で仲良く食べようとしますが、やっぱり日頃の杜撰な、男の自己中心的な性格がにじみ出て、彼女達は序々に、今の生活改善をしようと、男から離れていこうします。まぁあちらの国では、特にニューヨークのような、大都市では、ルームメイトで、いろいろな人同士が、アパートメントなどで、家賃を折半しながら、一つの目標、目的を目指して頑張りながら、一緒に生活する事は然程、珍しい事ではないと思いますが、主人公の殺人鬼アベルが、職業は画家と言っておりますが、自称でしかなく、絵を描くシーンなんて一度もありませんし、彼女達に新しい恋人が出来ようものなら、憤怒し激怒と嫉妬爆発で、その彼氏の家に忍び込み、例のドリルでまたもや、ガァーリ、ガァーリ、ゴォーリ、ゴォーリ ! 最早、完璧なるキラー・マシーンと化した男はとどまる事を知らずに、殺人を日夜、冷静に日々(深夜のお仕事 ! )を続けていく。こういった大量殺人のような事件を起こす殺人犯人の多くは、社会に対して、日頃の鬱屈した感情と孤独を感じて、逃げ場の無い状況に自らを追い込んでいくと言います。しかし、鬱屈した感情や孤独は、誰もが皆、何処でも味わっている事ですし、人間である以上は誰もが、例外ではありません。ですので、この映画では、主演を兼ねたアベル・フェラーラ監督自身が、最近でもホラー映画の世界の中では良く流行っている、不死身のゴーストでも怪物でも、ジェイソンでも、ブギーマンでも何でも無くて、生身の人間的な、空虚感も時には感じるような、殺人鬼を演じたかったのではなかったのか?と筆者はそう思うのですが ・ ・ ・ 異色のカルト・ホラー映画で、隠れた超名作 ! ? マニアックな方は是非とも観賞の程をどうぞ ・ ・ ・では、では !
  

地獄の謝肉祭 (apocalypse domani)

2007年07月29日 | 暗闇の祝祭日
この頃は、やっと夏らしい夏の暑さがやって参りました。映画館の中はちゃんと冷房は効いているでしょうか?暑い夏の季節を忘れさせてくれるような、残虐なるホラー映画をどんどん観ては、皆で冷や汗をタラタラと流して、暑い事などスパッと忘れましょう。さて ・ ・ ・ 以前のテレビや新聞、雑誌等のメディアにおける報道で、とある某会社が、私達、消費者が近所のスーパー・マーケットで良く夕飯に買い求める、牛肉や豚肉、鶏肉はもちろんですが、陳列された肉に、かなりの偽装表示や偽造肉で販売してある事が判明して、偽装工作に詐欺まがいで、肉を販売していたミート生肉会社が取り正されて、結局はかなりの問題となり、その会社は自己破産を余技なくされてしまいました。輸入牛肉を和牛と偽ったり、冷凍肉を雨水で解凍したりと、目に余る事が出てきたのも事実ですが、その会社社長の言った(消費者だって、安いものばかり追い求めるから ・ ・ ・)と言ったセリフは、我々、消費者を無視した、会社における利益優先主義の効率化からくるものなのでしょうか?今回のホラー映画では、その(お肉)にまつわる映画を御紹介をしていきたいと思います。今回の映画「地獄の謝肉祭」は当時、筆者がまだ中学生の黒い学生服、学ラン?着ていた頃に、実家の家のテレビCMを偶然にも見て、強烈なる印象を受けたのを、今でも覚えております。暗い洞窟のような、汚水の溜まった下水道の中で、ショット・ガンを持った男が、牢獄のような鉄格子に張り付いている男に向かって弾を連射 ! 丁度、お腹の部分を撃たれくらった男が、その被弾した部分だけがポッカリと穴が開いて、向こう側の風景が見えるといった残酷描写でしたが、映画のCMを放送しながら(一度喰ったら忘れられない)といったCMの中のキャッチ・フレーズのセリフはかなり不気味に聞こえました。またこの映画は以前に、映画DVDを扱う店で、同じイタリア映画であります、「夢魔」というホラー映画と二つパックになって、DVDセットでリーズナブルなお値段で販売をされておりました。興味のある方は、お店で偶然的にでも発見されたのならば、買ってみてはいかがでしょうか?もう既に、この映画を何らかの形で鑑賞済みの方もおられるかと思いますが、ちなみにですが、筆者は地元の地方の田舎で名画座なる、今はもう営業不振で廃館になりましたが、その小さな映画館の場所で観賞をさせていただきました。さて ・ ・ ・ その大まかな、あらすじ事、物語ですが、繊細はまたも不明ながら、イタリア/スペイン合作映画作品で、監督には、確かゾンビ映画の帝王キング ! とも言えるルチオ・フルチ監督の愛弟子となるアンソニー・M・ドーソン、間違えていたらごめんなさぁい。主演には、ブルース・リー主演映画、「燃えよドラゴン」または、ウェス・クレィブン監督の「エルム街の悪夢」にも出演していた曲者オジン俳優であります、ジョン・サクソン。この人が今回の映画では、ベトナム戦争の戦争体験、後遺症トラウマを、戦争が終わった後にも、持ち続け、引こずり続ける、ノーマン事、大尉を演じておりまして、まさに曲者でした。ベトナム戦争時、二人の米軍兵士、トミーとチャーりーがべトコンに摑まり地面の竪穴に監禁される。飢えが極限状態に達したときに、米軍の放った火炎放射器の攻撃により、全身火達磨になった敵べトコン女が高熱に耐え切れずに、逃げている時に、二人のいる穴倉に間違えて落ちてしまう。やがて二人は彼女を裸にして飢えに我慢できずに生肉を貪り喰い始める。しかも、それから暫くして救出に訪れたノーマン大尉が、その二人を、穴倉から出そうとする際に、彼の腕にまでガブリッと噛みついてしまう。戦後の後に、二人は精神病院に収容されますが ・ ・ ・病院の外出を許可されて、許された後は、シルベスター・スタローン主演のバイオレンス・アクション映画「ランボー」のように、ベトナム戦争当時の、あの悪夢が再び甦ってしまい、女の白い肌を見ているうちに、どうしても噛みつきたい衝動にかられて、もう後はひたすら、たとえようが無い程のガブリッ、ガブリッの連続噛みつき攻撃 ! ガブリンチョの連続 ! フランクフルト・ソーセージのように、あっちでガブリ ! こっちでガブリ ! しかも恐るべき事に、一度噛みつかれると、噛みつかれた者もまた、他の者に噛みついてしまうという、伝染病のように狂犬病のように、人から人へと感染して広がっていく。恐るべき人食い症状 ! こういった映画はゾンビ映画の定説ですが、カナダのディビット・クローネンバーグ監督「ラビッド」というホラー映画の中でも同じく噛みつきの人食い症状の病が出て、やがて街中の人間に感染して誰彼なく襲いかかり、広がっていく様が描かれておりました。さて、その例外にもなく、ベトナム戦争当時に、トミーとチャーリーに噛まれたノーマン大尉も、今は平和に安泰に愛する妻と二人で暮らしていたが、自宅の近所に住む若い女性を見ているうちに彼もムラムラとしてしまい、隙をみては、思わず彼も、人食い症状が再発して、彼女の足にガブリッとやってしまいます。やがて彼は再び戦争当時にもう着るまいと思っていた、封印していた、大尉の軍服に着替え始めて、銃を手にする。こういった人肉嗜好は、人間が人間の肉を食べる行為ですが、「カニバリズム」を語る際に必ず例に挙げられるのが、1981年にフランスはパリで実際に起こった事件であります、パリ人肉事件でありましょう。一流企業の社長を父に持つエリート青年が、留学先のフランスはパリで、留学生仲間のオランダ人女性を銃で頭を撃ち、殺して、その後は遺体と夜を共にして、遺体を性欲の道具として用い、遺体の各所を損傷して、さらに遺体の一部を食べて、不必要になった部分をトランクに詰めて、ブローニュの森にある
湖に捨てたという猟奇事件は今尚語り告がれています。人肉の味が美味いかどうかは、まるで筆者にはわかりかねますが ・ ・ ・ (あたりまえか ・ ・ ・)この映画もまた異色ながら、アクションあり、友情あり涙?あり、お笑い?ありの、何だか良くわからないながらの、ホラー映画に仕上がっておりました。
ではぁ ・ ・ ・ またぁです。

燃える昆虫軍団

2007年07月15日 | 暗闇の祝祭日
最近は滅多に見かける事の無くなった蛍。以前に地元の地方であります故郷は田舎で私がまだ幼かった頃に夜の時間、親が車を田園地方広がる農道に車を止めて、駐車灯をつけると、真っ暗闇の中に蛍の昆虫が、その明かりを求めて良く集まって来たものでした。一口に昆虫と申しましても昆虫は多種多用でありますし、その種類は数限りないほど存在しております。。昆虫こそ宇宙からきた宇宙生物ではないのか?と ・ ・ ・ 真面目に提唱している昆虫科学者もおりますが ・ ・ ・とにかく、昆虫が人を襲撃する映画作品でも、蟻や蜂といった昆虫というより、動物が人を襲撃してくる映画もかつて多種多様に製作をされておりました。有名なところでは、人食い蟻が人間を襲う「黒い絨毯」蜂のとてつもなく数多い集団が同じく人間を襲撃してくる「キラービー」や「スォーム」などなど ・ ・ ・。他 にも沢山・ ・ ・ SF/ホラー映画と言うよりは、SFパニックと言った方がジャンル的には合いそうですが、今回の御紹介の映画は、そんな異色のカルト的映画を記事にしていきたいと思います。毎度の何時もの事ながら、かなり昔に筆者がテレビで観賞した個人的な私の記憶によりますので ・ ・ ・ ご斟酌の程を賜りくださいますように宜しくお願いをいたします。さて、今回の映画「燃える昆虫軍団」(原題名は不明ですが ・ ・ ・ )制作をされたのは、アメリカ、米国は1975年度のパラマウント映画会社配給で、丁度、パニック映画やら、なにやらが、米国のハリウッドでも爆発的に制作と作られた年代でもありました。この年では、アメリカでも日本でも大ヒットを飛ばした海洋パニック映画、スティーブン・スピルバーグ監督のジョン・ウィリアムスの作曲した戦慄の音楽でも有名で、サウンドを聞いただけで、直ぐにあの映画だな、と理解をされる方も多いと思います。アメリカは西海岸?平和な、リゾート・ビーチの海に巨大な人食い鮫が突如として、出現する海洋パニック映画「JAWS」ジョーズ。この映画が作られた公開された年でもありました。2007年の今年、7月5日、木曜日に関東地方では木曜洋画劇場で創立2000回記念として、この映画が(HDリマスター版)でテレビにて放送をされて当時の興奮を覚めやらぬようにとテレビをご覧になられた方も大変多いと思いますが、この映画の公式続編となる前回と同じくロイ・シェイダー主演で(以前に、日本でもウィスキーのテレビCMでまたさらに知名度を上げたハリウッド俳優)が出演した「ジョーズ2」の監督であります、ヤノット・シュワルツ監督が(スーパーマンの女性版映画、(スーパーガール)をも撮ってもおります)今回の記事となります「燃える昆虫軍団」にて映画デビューした記念すべき作品でもあります。この映画もまた筆者は、かつて当時に月曜ロードショウか水曜ロードショウで観賞した記憶があるのですが、この映画の大まかなあらすじですが、突如、地震の影響で地面がひび割れを起こし、地面が割れて、赤い光をマグマのように発するその割れた地面の奥深くから突如として、地底の生物!?謎のゴキブリともカブトムシともつかぬ言いがたい、とてつもなく奇怪なる昆虫が大量に噴出してくる ! この映画では、然程はスペクタクル的な場面はあまりなく、割れた地面の近隣の家に住む偶然にも、研究所を備えていた昆虫学者パーマーが、その謎の昆虫を捕まえて正体を暴きに取り掛かりますが、恐るべきなのは、この昆虫が蛍のように光はしませんが、体内から高熱を発する事が出来る事、人間に吸いつくと、何と ! 人間を焼き殺してしまうのだから恐ろしい。町のガソリンスタンドの店では、やってきた客の車の給油中に襲撃を開始。昆虫がその場所で高熱ビームを発射 ! スタンドもろとも客も店員も皆、爆発して焼き殺してしまいますが、結局は原因不明でかたずけられてしまう。さて、ここで特筆すべきなのは、この昆虫は人間並みにちゃんと知性 ! ? も備えており、昆虫学者が住む自宅の家の壁に、自分達で文字を描きはじめる。それは、深夜の時間、彼が就寝していると、何処から家に入り込んだのか、実験籠から逃げ出したのか、突然に虫が胸にはりついて高熱を発して、危うく自ら焼き殺されそうになるのをようやく、逃れる事が出来たパーマーは家の台所キッチンの壁を見て愕然とする。そこには自分の名前と≪我々は生きる、邪魔はするな ! ≫と書かれていた。この昆虫に殺虫剤は効かず、殺せるのはパーマーが日夜の寝食を惜しんで、発明した特殊機器である空気圧搾減圧機のみ。ある日、彼の妻もまた彼の留守中に昼間に買い物から久し振りに寄ってやろうと、家に戻ってきた最中に、パーマーが、テープレコーダーに吹き込んだ今までの、謎の昆虫を観察してきた記録テープの声。≪もう全て手遅れだ ・ ・ ・ 。≫という記録テープの声が回っている最中に、彼女の頭の髪の毛の中へと虫が入り込み、最後は火達磨になって焼き殺されてしまう。(頭が燃えるシーンでは女優は鬘を使用、この映画の撮影にはスリランカにいる実際に、日本のゴキブリなんかとは、比べ物にならないほどの、大きさを持つ巨大なゴキブリを使ったといいます。)最後は、パーマーとその高熱を発する昆虫達が全ての発祥原点である、再び地震で地割れを起こした地面の中へと、虫に追い立てられてしまったパーマーが、穴に足を滑らせて落下。その後にひび割れた穴が、地面の揺れにより塞いでしまってから、映画は幕を閉じましたが、70年代をまた代表するかにようなカルト的な異色のSF/パニック映画に仕上がっておりました。

エンター・ザ・デビル  enter the devil

2007年06月20日 | 暗闇の祝祭日
当、ブログを拝見の皆様。何時も励ましと、激励のコメントやトラックバックを有り難うございます。このところは、梅雨の季節にもかかわらずに晴天が続くも、水不足が心配になる今日この頃。とても暑い日々ですが、夏バテ等、他、皆様は体調不調など、お変わりないでしょうか?お元気でしょうか?さて ・ ・ ・そんな暑さを吹っ飛ばすべく今回も筆者のgroanな映画で今年の暑い夏を乗り切りましょう ! あるいは、鰻の蒲焼定食をモリモリ食べるのかな?とにかく、今回、ここに御紹介をするべく映画は、筆者がこれまで観てきた映画の中でも、かつて、内臓を逆撫でされているような感じの、これ程までに、不可解で、不気味とも言えるような ・ ・ ・ ホラー映画がありました。それは、かなり以前にレンタル・ビデオ店にてビデオ・テープを借りてきた映画ではありますが、この映画はそもそも、最初は、今ではもう出版社も忘れてしまいましたが、≪ホラー映画ビデオ 厳選 50≫というマイナー本、小雑誌に掲載をされて、ランキングを勝ち取るなど ・ ・ ・ はっきり言えば、ズブの低予算、B級ホラーを馬鹿丸出したような映画でしたが、ホラー映画が大概そうであるように ・ ・ ・ その辺の不気味な雰囲気は深夜、観賞している筆者でさえも、上がった両手が下ろせない程でありました。そもそもこの映画は、記載されている雑誌にもあったようにですが、まるで、制作プロダクション、配給映画会社、制作年度など ・ ・ ・ちまたに、あふれかえるスナッフ・フィルムといわれる本物映像などのように、スタッフ、キャストのクレジットを除く他は、一切合切が不明である ・ ・ ・ と書かれており、その辺がまた更なる不気味 ! ビデオの会社は確か、ゴアなホラーの映画を、良くリリースする≪アルバトロス≫だったと思いますが、もうこの映画ビデオは、とっくに廃盤は、おそらく間違いないでしょう。まぁ海を渡ったあちら物、アメリカ映画であることには、間違いはないのですが、私の他に、この映画をご存知の方はいるでしょうか?皆様、しらねーって?このホラー映画、冒頭の場面では、アメリカの大自然が広がる、荒涼とした炎天下、晴天の砂漠地帯。オンボロのポンコツ中型トラックを一路、町を目指して砂漠の道、カーラジオを聞きながら、運転して走る雑貨屋と思しき厳つい大将が、何故か、砂漠の砂に潜んだライフル銃を持ったスナイパー野郎に、銃撃されて、車のタイヤをパンクさせられてしまう。しかし、撃たれた事など、何も気ずかずに車を降りた大将は車のトランクから、スペアタイヤを取り出そうとしますが、そのタイアもまるで塵状態。そこへ偶然を装って、別の真っ黒い怪しい車が砂漠の道を通り過ぎて、大将を車へピック・アップする。天の助けだっと思った大将はその車に便乗。そして何もしゃべらない怪しい男は、大将を町まで乗せて行こうとしますが ・ ・ ・。だがしかし、やがて夜になり、誰もいなくなった砂漠地帯の遠く場所から十字架の形をした、火を灯した松明を持った一団がカメラ目指してやってくる。その一団は全身を黒装束で身を固めて、明らかに怪し過ぎる程の、秘密結社的な悪魔崇拝者の一団。その信仰集団の輪の中には、両腕をしっかりと、後ろで拘束されたあの雑貨屋の大将が ・ ・ ・。砂漠の洞窟の中へと連れ込まれた大将は、岩の台座に寝かされて、悪魔に捧げるオカルト信仰集団の生贄にとされて、石で作られた真っ黒い短刀で惨殺されてしまう。大将の死体は町の片隅で焼死体となって町の住人によって発見をされて、その後はいろいろな、言わずと知れた警察、保安官の介入で犯人逮捕に向けて捜査が進んで行きますが、町の住人が次々に、行方知れず、行方不明になり、町に住んでいる、うら若き娘も忌まわしい洞窟の中へと、雑貨屋大将と同じように理由無く集団に拉致されて、リュック・べッソンの監督の歴史大作映画(ジャンヌ・ダルク)のように石の柱に縛りつけられて悲鳴を上げる中、火炙りの刑 !? にされてしまいます。まぁその場面での、犠牲者の炎の柱の周りをくるくる回るカルト集団が何とも不気味。荒涼とした大地の砂漠風景と重なって、荒い粒子の映像がリアル過ぎて気味が悪い程でした。最後は、同じ若い女性が同じように柱に縛りつけられて、火炙りになる寸前のところを、州警察や軍隊の一団が洞窟に乱入し、カルト集団のグループを全員銃撃射殺をして映画は幕を閉じますが、結局は、カルト集団の正体や彼等は何者なのであるか?といった事は全て謎のまま映画は終わり、何処か、しこりを残す映画でありました。しかしアメリカ、西欧各地では、実際に生きた乙女や人、子供を殺して悪魔に捧げるオカルト信仰集団が数を増やし続けながらも存在をしており、最近でもEUの国で、北イタリアでは、オカルト教団が生け贄を捧げる黒ミサの儀式で、若い女性を殺害したニュースが発覚して地元新聞でも当時、事実発表しており、そのイタリアの国だけでも、650にも及ぶサタン教団が存在して、秘密会員がそのイタリアだけでも約、60万人もいるといわれております。こういう題材が一番、ホラー映画にもなりやすい?の ・ ・ ですかね?では ・ ・ ・またぁ !