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SF ホラー映画 groan ファイル

過去まったくの忘れ去られた無名作品から現代の最新映画にいたるまで邦画洋画 SFホラーを主軸とした作品を幅広く公開日記 !

book review !(この門をくぐれーホラーの国を旅しようとする者よ)

2009年02月05日 | 評論感想
ホラー映画の好きな方々であれば、くどくどと解説はもう必要ないと思います。
とにかく能書きは抜きにして、今回は前回の動物パニックホラー映画から、その資料編に移りたいと思います。大手の書店、または図書館などの、特に都会でも田舎でも映画のコーナーにある書棚に本棚に足を運べば、何冊か好きなジャンルの本が沢山あるわけですが、その多数ある本の中から筆者のお気に入りの数冊を紹介していきたいと思います。

最近刊行された本で、昨年の10月に産経新聞社から出された「ホラー映画クロニクル」the chronicles horror movies は、サイレント期から21世紀まで世界のホラー映画史を網羅したハリウッド、ヨーロッパ、日本はもちろん、アジア、南米、アフリカ、オセアニアetcなどなど・・・。永久保存版!の一冊であります。

次に、昨年の12月に刊行された、別冊宝島 宝島社の「ホラー映画の世紀」ホラー映画を俯瞰する永久保存ガイド!人は何故恐怖を楽しむのか?恐怖と血飛沫に彩られたホラー映画の100年。古典から名作、最新まで最高の一冊であります。
著者や総監修者も総勢で10人おり、何よりもゾンビ映画のドイツで産声を上げた古典映画、「カリガリ博士」と封印された問題作!異形の者達が喝破する日本劇場公開が危ぶまれた「フリークス」の二つのDVD特典付録がついているのにはファンには嬉しい限りですな。

ちょっと古く、平成12年に刊行されたネコ パブリッシング社の「ホラー映画 戦慄と怪奇の物語」the nightmare from the movies やや単行本に近い本ですが、
和製ホラーから洋画ホラーまで、古典から名作までを一点一点丁寧に解説と評論しており、今後、ホラー映画を鑑賞するに際してのちょっとしたパンフレット兼ねた初心者へのガイドと案内板になっております。

日本初の!!ホラー映画専門月間誌を発表した筆者も愛読しているABC出版社の「スケアード」(その前はヴィゾーンでしたが・・・結局は廃刊に・・・)そのABC出版から2007年に出でいる殆んど上級者向け、矢澤 利弘著 イタリアのホラー映画監督のダリオ・アルジェントの超熱心なる研究書本「ダリオ・アルジェント 恐怖の幾何学」これ以上に無い最高の名著!!

最後に2004年にフィルムアート社から出た、米国はSF・ホラーの映画監督のジョン・カーペンターの長時間インタビュー集を編著したジル・ブーランジェ、井上 正昭訳「恐怖の詩学 ジョン・カーペンター 映画作家が自身を語る 人間は悪魔にも聖人にもなるんだ」JOHN CARPENTER THE PRINCE OF DARKNESSもまたファンの方々には涎ものの一冊であります。まだ読んでいない方は是非一読をお奨め
いたします。

バーニング (BURNING)

2008年03月02日 | 評論感想
1980年代の初頭だったと思うのですが、強烈に印象に残るスラッシャー物、殺人鬼ホラー映画がありました。上記の題名を見る限りでは、思わず車のカーアクション映画かと連想された方もいると思いますが例を挙げると、H・Bハリッキー監督の「バニシングINターボ」などetcですが、しかしれっきとした血飛沫が上がるホラー映画であります。バーニングとは(灼熱)の意味ですが、かつて、毎週の日曜日にテレビで放送されて、ビートたけしが司会を務めた日本テレビの「スーパージョッキー」なる番組より以前に司会者は確か、土居 まさるだったと思うのですが、その番組内では好評の最新映画紹介コーナーがありました。この映画紹介のコーナーでは、ジャンルを問わずに映画を視聴者に提供するもので、そういった映画の中に今回の「バーニング」はあったわけであります。当時は、まだ少年のボンボンであった私は大阪へと夏休みを利用して、親戚宅にご厄介になった次期がありました。そんな中での何気ないテレビ観賞のCMでこれほどまでに印象強いホラー映画のCMも他にはありませんでした。繊細な事はプログラムが不明の現在は記憶にのみ残っている事を書くばかりですが、都市の電車での移動中、または乗客の読んでいるスポーツ新聞など、いろいろな所にこの映画の広告や電車の窓から見える外の大型看板など、子供の好奇心をくすぐるにはもう十分過ぎる程でした。無論の事、日本全国劇場公開作品ですので、このブログを読んでくださっている方の中には、まだ御記憶に残っている方もいると思います。私は後にVIDEOでのみ観賞しただけなのですが、この映画の公開当時には、製作された本国のアメリカでは、全米18州では上映禁止になったほどとまでされた物議をかもし出した程の残酷描写のホラー映画作品。監督にはトニー・メイラム、特殊メイクと及び特殊効果担当には「ゾンビ」その他でも数えきれない程に仕事をこなしてきた、もう言わずと知れたその道のプロフェッショナル、トム・サビー二、世界のホラー・メイカーとも言える彼らが撮った映画ですので面白くないわけが無いさて映画の粗筋では当時、同じく日本でヒットしたスティーブ・マイナー監督の同じく殺人鬼物ホラー映画「13日の金曜日 PARTⅡ」など似通っているシーンがかなりありまして、物真似 ? と思われるシーンもありますが、いたってオリジナルであります。
アメリカの片田舎、若者が集うキャンプ場を管理している男、名前は(クラプシー)は昼間から浴びる程に強い酒を飲み、暴言を吐きまくっては若いオネェチャンに絡んでくる迷惑千万者で、周囲の人達からは常々にやっかみ者と迷惑者扱いをされていた。そんなクラプシーに、一泡吹かせてやろうと、若者達が集い彼にいたずらをしてやろうと思いつく。クラプシーが寝床に就寝についた深夜、彼のベッドの傍に溶けたチーズのようなグチャグチャ、ドロドロした骸骨の作リ物をこっそりと置き、驚かしてやろうというもの。案の定、目を覚ました彼が目の前の置物を見るとびっくり仰天して大慌てして驚くが、骸骨の中に入っていた蝋燭の炎が偶然にも、ベッドのシーツに引火してしまい、それがもとで管理人室は大火事の火災事故になり、彼自身が致命的な全身大火傷を負ってしまう全身が炎に包まれながらも川に飛び込んで奇跡的に一命を取り留めたクラプシーだったが、(人間は皮膚の約80%以上を火傷すると死亡しますが、復讐の怨恨執念で復活 ! )救急病院に運ばれるも全身火傷の跡が酷く、皮膚移植もままならずに、結局は数年後には医師達に見放されて退院をする。ここでのトム・サビー二の特殊メイクアップとその効果 ! 演出が実に最高に素晴らしい薄暗い夜の病院での長い廊下を車椅子に乗せられて看護婦の手で移動していくクラプシー、それに覆いかぶさるようにひそひそと囁かれる医師達の突き放すような ? 激励言葉最後に「神の御加護が在らんことを ・ ・ ・ 」その言葉のエコーを聞きながら車椅子から静かに立ち上がって病院の玄関から外に、孤独にそして寂しくクラプシーが出で行くシーンは筆者はこの場面が一番気に入っております。かくして病院を退院したクラプシー、(日本全国劇場公開時の名前はバンボロ)は売春宿で売春婦を殺害。再びキャンプ場に舞い戻って来た彼は、二度と見られないような、酷いおぞましい姿に変えさした若者達に復讐を開始すべく、植木鋏を凶器に残忍な殺戮を開始し始める。出るぞ出るぞと思わせておいて実はネェチャンのシャワー室の覗き魔野郎だったり、ここでは出ないだろうと思わせいおいて突如殺人鬼がズバッとひょんな所から予想もしない所から出現したりと、ホラー映画らしい演出が大変素晴らしい殺した死体を次々に隠して隠蔽工作をして発覚を遅らせて、復讐継続をしていくクラプシー。特筆すべきは流されたボートをいかだを組んで探しに出かけた若者等が、殺害されるシーンは残忍な残酷描写がかなり光っております。トム・サビー二自身がクラプシーを演じた事もあり、ADアシスタント・ディレクターも演じた事もあるそうであります。この映画の音楽担当には、イギリスのロック音楽キーボディストであり、元「イエス」のメンバーでキーボード、シンセサイザー楽器担当だったソロ活動でも「タイムマシン」「ゾディアック」などの立て続けに名盤レコードを発表して続けている「ヘンリー八世と七人の妻」で戦慄のデビューを果たしたしたリック・ウェイクマンジョージ・A・ロメロ監督のホラー「クリープショウ 2」でもサウンド・トラックを担当。この「バーニング」オリジナル・サウンドトラックを筆者はまだビニール盤である、シングル・レコード及びLPレコードを今でも持っておりますが、(当時レコード屋で注文して手に入れたあの感動が今でも忘れられない)現在ではCD化はもうされているのでしょうか ? 知っている方はいますか ? 絶対に聴くべしというオススメの超名盤になっておりますので、モロにホラー・サウンドというわけではありませんが、是非ご拝聴の程を願います中でも、「バーニングのテーマ」「森の中の追跡」「炎の中へ」の曲は、rock・サウンド音楽らしいビートとリズムを取り入れた最高の名曲だと思います。映画のエンディングでは洞窟の炭鉱跡に逃げ込んだ若者を始末するべく追跡して、凶器を鋏からガス・バーナーに持ち替えたクラプシーが自分と同じ負傷をあわせようとしますが、逆に反撃にあい、斧で顔面割られて炎に包まれて焼け死んでいく場面はかなり印象深いラストでした続編は製作されずに、ただタイトルを真似た映画作品だけの類似品が、しばしば多くあるような気がいたします。またこの映画で特殊メイクアップを及び特殊効果を担当したトム・サビー二の元へは本作のキャスティングで出演の決まった若い男女の俳優陣、無名ながら数人が集結をして( ねぇトム、僕はどんな殺され方をするんだい ? )と度々質問して聞きに来たと言います。彼らは自分の殺され方が酷ければ酷い惨殺のされ方ほどに大変喜んだとも言います。かつて、同じ殺人鬼物ホラー映画で「ジェイソン X」に出演したカナダのディビット・クローネンバーグ監督は特別出演の依頼の際には、この依頼を大変喜びながらも、堅く出演を承諾するかわりに、自分の残忍なる殺され方を製作陣営にお願いしたほどだとも ・ ・ ・ 最後にsmile・N さんcomment有り難うございます。

MOBIUS  メビウス

2006年09月17日 | 評論感想
以前(ぴあ)なる一般大衆向け娯楽雑誌に紹介をされていた、東京は渋谷の街中で夜は9時からのナイト上映をされていた三週間程の期間限定レイトショームービーで(メビウス)なる映画があった。(メビウス)と言ってもノート型パソコンの事ではありません。原題は(TRANCE)1998年制作のアメリカ映画で、監督はマイケル・アルメレイダ、制作はローリー・パーカーなど・・・殆ど女性だけのスタッフで制作をされたのか??と・・・思えるほどのクレジットが並んでる。出演は主演にアリソン・エリオット、脇役には(クローネンバーグ監督のデッド・ゾーン)や(チミノ監督のディア・ハンター)で強烈な曲者演技を披露して残してくれたクリストファー・ウォーケン、そしてジャレッド・ハリスなど・・・この映画は2000年間の時を経て、無念の死を選んだ女の怨念を宿らせて、呪われた魂が現代によみがえる。悲劇の悲しくも怨念を宿らせた西洋情念ホラー映画である。

ノーラこと(アリスン)は夫ジム(ジャレッド)とかなりの相思相愛の中で遊園地の中でも人目を憚らず連日いちゃいちゃのカップル。息子のジミーと親子三人で、両親からの莫大な遺産により悠々自適優雅なアメリカ生活を送っていた。そんな中でノーラは導かれるように祖母(ロイス・スミス)の元に久々に家族皆で帰る事にする。
10年振りに訪れる事になる故郷はアイルランド。広く大きな邸宅の家に迎えてくれたのは・・・叔父のビルこと(クリストファー・ウォーケン)しかし、彼女がそこで遭遇したものは・・・・あまりにも衝撃的で恐ろしい血族の歴史だった・・・。
ビルが偶然にも発掘をして、長期間にも渡り何故か保管をしている深く冷たい暗闇の地下室に横たわる木乃伊・・・それは2000年も前に海で自殺をした魔女。そして時を待っていたかのように復活する遺体。
何よりも、ノーラが夫婦共々煙草をブカブカ吸うわ、ギネス!!のビールは真昼間からガブガブ飲むわ・・で飲酒運転も何のその!お酒好きの私が観ても飲酒や喫煙シーンは映画全般の殆どに登場するありさま!ご苦労様。アメリカ映画というよりイギリスはアイルランド映画かな?っと見間違えるほどに・・・今にもグズつきそうな雨の振りそうな鬱蒼としたやや暗く広大なるアイルランドの全景風景ロケーションがまずもってこれが素晴らしい!広大な邸宅の中には叔父の他に家事などの手伝いと賄いをする、イタリア・ホラー映画の巨匠、ダリオ・アルジェントが制作。弟子のミケーレ・ソアビが監督をした、ある古い教会にまつわる悪魔を題材にした、悪魔伝説ホラー映画(デモンズ3)1989年度作に出てきた、地獄の門の開く鍵を握る少女ロッテに良く似た可愛い女の子も嬉しく登場する。最後には復活した魔女が、邸宅に残っている逃げる人々を順番に血祭りに上げていくが・・・・1978年度作、アメリカ映画、ジョン・カーペンター監督の(HALLOWEEN ハロウィン)に出てきた殺人鬼のマイケル・マイヤーズの不死身の怪物のようにカービン銃の銃弾を頭部でも体でも、何発でも撃たれて食らっても、感電死させられても、炎で焼き殺しても・・・・槍で刺し貫いても(殺しても殺しても私は、死なない(キャッチ・フレーズ)らしく・・・何度でも生き返って、起き上がっては襲いかかってくるという、恐るべき不死身の執念深さ。
中古ビデオの販売店にて安い値段でテープを売っていたいたので・・・改めて自宅のビデオデッキで見直しました。そもそも主演のアリスン・エリオット自身はホラー映画なるものが大の苦手らしく・・・日常の私生活では、殆ど観賞をしないのだそうな・・・マネージャーから脚本渡されて始めて内容がホラーだと気づき・・・直ぐに断ろうとしたが・・・一応は一読してかなり自分の役が気に入り・・・・この役ならばと出演をOKしたという。私も自宅近くのブリティッシュ・アイリッシュパブで、深夜遅く夜明けまで、また樽ビールはギネス!!を飲みたくなりました。





DESCENT

2006年08月11日 | 評論感想
人は、物事の暗い側面から目を背ける。しかし、奈落の底で苦しみのたうち回る者達の姿をあえて注視してみれば、様々な物語が見えてくる。「人生は地獄よりも地獄的」だと・・・かつての文豪である、芥川 龍之介はそう言った。そんな地獄絵図を今だに誰も足を踏み入れた事の無い地下洞窟の中で、危機として己の生存を賭けて悪夢のような体験をしてしまう女性ばかりだけの冒険旅行アウトドア仲間六人、未開の洞窟を探検するクルー達!英国産は日本でも極最近(東京、渋谷の映画館での)公開作品で昨年の2005年映画作品である。その今回は気の合う仲間同士が特別な場所として選び出したのは、米はアパラチア山脈に広がる大自然の残された自然公園洞窟。主人公の女性は車の運転中に誤って夫と娘を事故で亡くしてしまい今だにその事を悔いている。冒険旅行はそんな嫌な思い出をひと時でも確実に忘れさせてくれると彼女は確信していた。が・・・・そこで待っていたのは・・・・閉所恐怖症や暗黒の真っ暗闇が苦手な人ならずとも、観ている我々観客でさえも少々息苦しくなる英国産新感覚ホラー映画。カナダ映画はビンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE」をも連想し・・・贋作や似たような映画は数多く続編を含めて製作されてきたのだが、洞窟内という閉鎖空間で、アイディアの発案と着想点がまずもって素晴らしい!ある雑誌には映画ジャンルがスリラーとあるが、個人的感想を述べるなら明らかにこれはホラー映画である。感激ひとしお!テレビで見た予告編CMもカットがかなり上手にされていて私は十分なる興味が沸いた!さて、洞窟内では進むべきルートの道をかなりずれてしまい、そしてついには遊園地の子供のように迷子になる!役所に一応の届けは提出の出してはいるが、まったくの違う別の洞窟場所!誰も助けには来ずに・・・救助も無く来ない真っ暗の暗黒洞窟の中で、段々と懐中電灯の電池や食料も水もやがて乏しくなってくる。しかも地上は進めば進む程にどんどんと遠くなる。視界はゼロ空間、地下水脈のせいで嫌にジトついた湿った洞窟内部、天井の岩石からは落盤までもが・・・極限状態ともいえる完全絶望の状況の中で彼女達はわずかな望みをかけて地上へと脱出しようとする。しかしそんな中で湧き上がる人間同士の葛藤!女達の愛憎と憎悪。仲間割れの絶対絶命ピンチから自己保全のために結局は仲間をも見捨てて自分だけが助かろうとする酷きながらも自分こそ大事の身勝手さ!友情も愛さえも、やはりこういった極限状態では自分こそが、我こそが一番大事なものなのかとすら考えてもしまう。こう見えてくると・・・いまは亡き故、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の超お得意分野で、ただのサスペンス映画かと思ってなめて観ていると痛い目にあう!洞窟内部では謎の壁画があり、無数のおびただしい数多くの人骨。しかも以前に誰かが来たのだろうか?記された矢印、ついには謎の生物!?地底人!?怪物?が後半にて登場してからはサスペンスが一転して残酷猟奇映画に!最後になっても正体のまったく分からない怪物連中は彼女達を栃木県は日光市のお猿さん軍団のように束で襲撃をし、欲しがる物は手に持った食料品ではなかったようだ!獰猛なまでに飢えた奴等は噛みつき攻撃で、人肉喰いの趣向があるらしい。彼女達も必死で登山道具で応戦するも、殺しても、殺しても、うじゃうじゃうじゃと怪物は後から後から砂糖に群がる蟻のように続々と出現し襲撃してくる。きりがない!雄と雌の区別までもはっきりしていて人間に似ているようで、人間ではなく、脊椎動物であることに間違いはないが・・・犬や猫のような尻尾までは無いようだ。しかし、顔は酷くグロテスクで犠牲者に一旦噛みついたら体中に牙をたてて、頭から足の先、内臓の贓物にいたるまで無限なく貪り食う怪物軍団。場面はかなりド・ギ・ツ・ク・血なまぐさい!日本公開に際して(Rー15)15才以下は観賞禁止の指定を映論から受けたのもうなずける。とにかく血だけは、ドバッと飛び散るスピーディな展開でホラー映画ファンは必見の作品!!といえよう。特筆すべきは、今回作の監督である二ール・マーシャルは以前に、今作と似たような映画である、暴走人喰いアクションホラー映画「DOG SOLDIERS」ドック・ソルジャー。2001年英国作で、イギリスの軍特殊部隊VS人狼軍団という不死身の狼人間と銃器を持った特殊部隊でのド派手な爆発的な戦いを描いたホラー映画で鮮烈なる長編映画デビューを飾り、撮った監督でもある。その御本人が言うには・・・「映画ジャンルの中で私は最もホラー映画が好きなんだよ。でも、過去の作品には全然満足してないね。」と・・・・今後の活躍が期待出来る最高にエキサイティングな監督の一人で、ホラー映画ファンには当分目が離せないのではあるまいか!!最後に誰ひとりとして地上に出た者はいないままに映画は幕を閉じるが・・・私はふと・・・第50回江戸川乱歩賞受賞作である神山裕右氏の書いたサスペンス小説で「カタコンべ」講談社刊を思い出していた。本の帯にある宣伝文句には、「リミットは水没するまでの5時間!洞窟に閉じ込められた調査隊が危ない!「贖罪」の思いを胸に、単身、救助に向かった青年を襲う殺人者の恐怖」とあり、映画を観て洞窟探訪など他にもいろいろな事に興味を持った方は、是非ともこちらの書籍をも読んでもらえる事も面白い楽しみ方の一つだと思います。ではまたぁ!

ゾンビドローム

2006年08月02日 | 評論感想
ウンベルト・レンツィと言うイタリア映画監督の名前を見て、あーっあの映画を撮った人なのかぁ!とっ・・・連想が出来る人は相当かなりの筋金入りのホラー映画マニアと言える人なのかも知れない。しかしある資料によれば、ご本人はホラー映画なる物が大嫌いらしくプライベートではたったの一度も観た事などが無いのだそうな!
レンツィはこれまでにもB級アクション物を発表し続けていて食人族映画三部作を立て続けに撮っている。「怪奇!魔境の裸族」73年 「食人帝国」80年「人食族」84年など・・・特筆すべきは「怪奇!魔境の裸族」は同ジャンルの先駆け作品として知られまた「人食族」は最も残酷な食人族映画として人気があると・・・。日本でも以前に「人食族」ならぬ「食人族」なる残酷食人映画が公開された事はまだ記憶に新しい。得に広告のポスターやジャケットなどで今や最も有名となったお腰の尻穴部分から体を貫通して口から木の槍が筒抜けて串刺しとなった赤提灯の焼き鳥屋よろしくある部族の女性の姿は有名である。この映画の最後のシーンで、出演クルーが全員、食人族に食べられてしまい犠牲となり彼等が記録した貴重なる残されたドキュメンタリーフィルムを「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のように現地から持ち帰ったモンロー教授が、現像してから映し出された真実とは、白人クルー達の現地人を法律も警察機動から文明開化も何も無い場所である事を良い事に、平然とで現地住人をライフルで撃ち殺したり強姦したりとやりたい放題を目の当たりに見て、残された記録フィルムを焼却処分にする事を指示。大学構内を外へ出ながら「どっちが人間なのだ!」人間を食う食人族が悪いのか・・・それとも未開の地で自分達の欲しいままに大自然の英知から、もはやかけ離れて自由に行動する文明社会の人間が立派な人間と言えるのか!?と言った問いかけは我々の胸を打ちます。さて・・・レンツィの映画は私自身がレンタルビデオ等で全部を頑張って根性で観ましたが、(購入したのもありですが・・)残酷人食い物映画ではおなじみの思わず目をそむけたくなるような、男の局部の切断シーンやら、鋭い槍で内臓抉り出しシーンから、全身が黄色い色をした巨大芋虫をマクドナルドのフライド・ポテトのように手でむしゃむしゃと現地住人がほお張るシーンなど、その他で沢山あり!残酷ショッキングシーンの蕎麦屋の天ぷら定食、てんてこ盛りで出前で、はーぃ一丁上がり!でありました。DVDなどで三部作完全パックセットになって完全限定版となり今でも専門店頭などで絶賛販売中です。興味のある方はこの機会に是非、買ってみて家族の寝静まった深夜時間などにシラフで観るのは少々ヘビーなのでウイスキー片手に観賞してみてはいかがでしょうか?そんなレンツィの有名なゾンビ映画といえば先に紹介をした「ナイトメアー・シティ」1980年作ですが、原発から放射能が漏れた!といった近年でも日本で本当に、現実に起こった事件に似ていて、この映画の物語は描かれている。まず冒頭の最初のシーンでは、国籍不明の大型貨物軍用飛行機が確かローマの街だったと思う。飛行場の空港滑走路に着陸するといった場面から映画はスタート。すると数十匹の!?ゾンビ軍団がいきなり非常用ハッチから現れ、機を取り囲んだ厳戒態勢を布いているマシンガンの銃を持った警備の兵士になだれ込む!このゾンビ、頭はやたら良いようで・・・兵士の持ったマシンガンを逆に奪い取るやいなや、今度は空港関係者を次々に銃を乱射して殺戮をし始める!しかもゾンビの方は銃弾を食らってもまるで平気なようで、痛みを感じないのか?ズカズカ斧など凶器を持って襲いかかってくる。とにかく元気なゾンビだ!ロメロ映画や後に触れるフルチ映画ゾンビは大概は、のそのそっとゆっくりと人間の生者を求めて歩くのが定説だが、この映画に出てくるゾンビは「48時間後」やリメイク版の「DAWN OF THE DEAD」のように人を見たら短距離ランナー顔負けのように、走りぬき全力疾走をし、生者の生肉こそ食べたりはしないが・・・捕まえた捕らえた相手の血をすする!そして吸血鬼のように血を吸われた人間もやがてゾンビとなる。その強さと耐久力のすごさはまさにスーパーマン以上!放射能の影響で(かつてのSF映画ホラー映画でもこのパターンで変化した怪物映画が多数あった)顔はドロドロに解けてしまい溶解人間のようで・・・生者から多少の攻撃を受けても細胞再生能力が格段に高く飛躍的高まりこのゾンビ軍団は生きている時よりも元気溌剌オロナミンCとなっている。特筆すべきは犠牲者となる女性の胸元に凶器のナイフを持ったゾンビが、倒れてしまった生者に突き立てて音を立てながら血を啜るシーン!これってシュール・リアリズムとでもいうのかな?とにもかくにも何処までも救いの無いような映画で、ドライブ中のカップル?夫婦が、公害問題やら水の汚染影響などを車内で議論している最中に彼等の知り合い連中が車の前に立ちふさがり、(実は既にゾンビ)二人が車を降りたところを一斉に襲撃するなど、常識や道徳を打ち破るゾンビがまた何だかどういうわけか変な笑いすらをを誘う!映画全編を覆う徹底的な無常観が観る者を気を滅入らせる。救いも無く希望もなく・・・ゾンビだけが街を支配し始めてて、生きる者の血を吸い、いただくために・・隠れていても探し出すためにただ彷徨い出す。とにかく本当に暗い・・・・この映画のオリジナル・サウンド・トラックをHMVで輸入版CDで売っていたので(音楽担当はstelvio cipriani)私は買って聞いてみるとまたさらに音楽がモロ、いかにもホラーサウンドビート炸裂!夜、部屋の電気を消してから一人で聞いていると・・・・かなりゾクゾクするものがありました。DVDもまた絶賛発売中です。興味のある方は是非どうぞ・・・。それではではまたぁ・・。

silent hill

2006年07月24日 | 評論感想
最近の現在絶賛公開中映画、≪サイレントヒル≫の映画を観に映画館へ足を運んで来ました!でも≪沈黙の丘≫は果たして日本の国にもあるのかどうか?あるのなら是非とも行ってみたい不気味なるおとぎの町へ・・・。ディズニーランドとはまた全然違ったアトラクションシティーへGO!さて・・・私自身の思い出の過去の古い愛着の大変あるレトロな作品には一旦ここで脇に置かせてもらい新作のお披露目としてみよう。さて・・・それもさておき週末の日曜日、曇り空の今にも雨が降り出しそうな空模様の中で誰もが雨宿りをしたい中なのに・・・東京は他にも広々とした映画館はあるけど・・ことに、今回の映画に限って言えば観客の出入りはかなりまばらな状態。今月の7月8日に公開が始まり封切ってまだ二週間目なのに観客席は空席が目立ち、海を越えた制作した御本家のお国では全米ナンバー1位の大ヒットなんだとか!しかし要するに、もはやアイディアも完全に井戸の水を乾穴したハリウッドではもはやアジアの国や他の国々にマーケティングを広めて日本の国を含む恐怖映画やその他の物にいたるまで手広く募集しているのは目にみえている。以前イタリアのホラー映画監督ダリオ・アルジェントは恐怖映画≪サスペリア≫1977年作での「サスペリア2」という初期の作品でデビッド・ヘミングス主演で映画があったけども原題は「赤い深淵」こちらの方が実は先に制作をされ何故か封切りは後の公開になった。その≪サスペリア≫の続編作品で公式なるサスペリアPART2を制作をして欲しいとハリウッドから映画資金は全てハリウッドが出資OKと要請があったらしいのだが・・・
ハリウッドからの熱いラブコール要請を彼は何故か断り続けていると言う。「その映画はすでに完成をしているから・・・・」とアルジェント監督は言っているが、多分はその後に制作をした、アメリカは都会のニューヨークのアパート地下に住む暗闇の魔女を題材にした「インフェルノ」1980年作、映画の事ではあるまいか?
最早、持ち前の虎の子の数が底をつきはじめてプライドをも金繰り捨ててまで過去の作品をリメイクしまくって一番大事な映画の原点も根本も時代の流れには逆らえないっと言ったところなのかどうか?で・・・話を元に戻そう、サイレントヒルである。まずは原点がプレイステーション1のゲームである事。私自身もこのゲームシリーズを全部持っていて一応ながら全部のシリーズをクリアをしております。一の一作目以外は全てプレイステーション2になった。それぞれの作品におけるゲームエンディング異なっていて下手するとグッドエンディングにたどり着かない場合もある。そんな最高に記念すべきホラーアドベンチャーゲームの第一作目にして主人公である職業は作家のハリーメイソン。行方不明になった養女シェリル。映画の冒頭からゲームと同じ音楽サウンド・トラックを流しながらも設定はゲームとほぼ同じ。主人公は男から女に代わりローズという母親女性がこの不可思議な街であるサイレントヒルをシェリルからシャロンと言うバトンタッチした子供を捜しに街を歩きはじめる。町に入る前に、ガソリンスタンド兼ドライブインレストランとでも言うのか、車の燃料を満タンにして・・店内に入り支払い済ませながら店員に地図に無い町サイレントヒルは何処にあるのかを聞くと、店員はおろか店の客にまで奇異な目で見られて「行かない方が良い。」と警告されるあたりは、昔の殺人鬼スラッシャー・ホラー映画でショーンsカニンガム制作、監督の「13日の金曜日」一作目で給仕を任されてたヒッチハイカー娘がスタンドの店で呪われたキャンプ場の場所を聞くのに良く似たシーンでいまやホラー映画の定説シーン!他にも私の個人的に大変好きな映画でオーストラリア映画の古き作品で記憶も最早、定かではないけど・・・アボリアッツ国際恐怖映画祭にて大金のアンテナ賞を受賞した映画は「ウイークエンド」を思い出す。ブレンダ・ヴッカロゥ主演でドン・ストラウド出演、ウィリアム・フリュエ監督の映画、別荘に悪党によって被害者が監禁される映画ではなく・・・冷え切った夫婦仲を再び新婚気分に取り戻そうと夫が海岸はムーンダ・ビーチの海岸砂浜へ二人して行き、休暇を利用して二人だけのキャンプを楽しもうぜ!と言うもの。車で向かうが・・・車の燃料を満タンにするために、ガソリン入れながら、スタンド・ダイニングバーで夜だけど何故か陰気暗い店内で飲んだくれの親父相手に定説場面同じようにムーンダ・ビーチを何処か知らないか?と聞くと、とたんに店員や客に嫌な顔をされて「そんな場所はしらねぇ・・聞いた事もねぇ・・・」と追い返される!険悪なものでもみるかのような店の窓ドアから追い返す客の目線と車のライトの明かり視点がオーバーラップするシーンが素晴らしい!!上出来!それでも古い地図を頼りにムーンダ・ビーチに向かって走っていると、国道でカーラジオをいじっくている最中に、動物の鹿を誤って撥ねてしまう。段々と場所が近づくにつれてラジオが聞き取りにくくなり始めて、深夜の時間になってしまい・・・二人の仲がますます険悪になってくる。やがて迷路の中の闇の木々の中を序序に車が奥へ奥へと進んでいくとやっとぉの事で海の海岸の砂浜の音は直ぐ近くでザザーッと潮が引く音はしているのに、運が悪いのか・・・車のタイヤがまずパンク!それでもやっとそれを修理してさらに進むと通行止めの看板に阻まれてしかも牛、豚、鳥の食肉用場施設廃墟現場にたどり着いてとまう。と・・・まぁそこまで細かく演出をする必要はないけれどもゲームでは空から冬の雪が降っていたのに、映画では灰が降りしきる。以前に町で火事があったせいからなのか?建物の中では焼け爛れた小人の怪物が・・・外では突如しとしてスクラップと化した車の陰からモンスターが現れる。けど・・何だかノンストップ冒険ジェット・コースター型お化け屋敷映画とでも言うのか、展開がやたら次々に早くって後半になるとやたら・・んーもぅ、もう疲れちゃったぁわぁ!と言う言葉をもをまったく知らないのか?スーパーレディーと化したヒロインの女性が化け物と怪物のいる只中をびびりもせずに、悲鳴も上げずに、まぁ悲鳴は誰でも上げるでしょうけれども ・ ・ ・ 休憩も無く・・これっといった飛び道具も何も武器も持たずに・・・ナイフは途中で落としてしまう。ズンズン男顔負けで突撃して行く姿にはもう涙の感動しかありません。しかしゲームをプレイした事がない人でもお化け屋敷に入るためのコースターに乗る車に似ていて音はドルビーサウンドでかなり立派だけど物入りがあまり怖くない。全体的な評価といえば普通の55点くらいだろうか・・・。最後の大スペクタクルでアレッサの怪物が空中停止をして鋲の突き出た針金の触手を振り回すあたりは確かに残酷でグロだけど・・・PS2ゲームでのサイレントヒル2は悲劇の女性ジェームズの妻メアリーが怪物に変化をしてpart2での主人公ジェームズ・サンダーランドを苦しめる場面のオマージュなのだろうか?結局は前編後編とうしての全体としての模写??は一応あれこれとオリジナリティーはあるものの・・・
ゲームの三作目まではちゃんと真似している?だけどもシリーズの完結編?とも言うべきシリーズの四作目になる地下鉄の中やアパート、刑務所の中などを舞台とするサイレントヒル4 ザ・ルームはいったい何処へ消えたのでしょうか?それは永遠の謎・・・・