イランのサッカー情報

魅惑のペルシアンフットボールの世界

ACL出場チーム決定!

2006年09月25日 | イランプレミアリーグ

★あれはいかんわ

ハズフィ杯の2戦目が先週金曜日に行われ、1-1となりPK戦までもつれこみ、結局制したのはセパハン・イスハファン!来季のACLはエステグラル・テヘランとセパハンが参戦です。

で、たまたまこの試合の後半だけゆるゆる見たのですが(PKまでは見ていません)、ペルスポリスなかなか酷い。決定力はない、中盤あんまり機能していない、ディフェンスは悪いわけではないと思うのですが攻撃の形が出来てないって言うか・・・1点入れたアサディのミドルはすごかったけど。バダマキ入れるの遅いよ。あとオラーディが間に合わなかったとかでベンチにも入ってなかったようですが、オラーディみたいにワクワクするような選手が皆無。その点セパハンはナビドキアが中盤でちゃんと仕事をしていたし、攻撃もよかった。結果はPKだったわけだけど、セパハンがアジアに出てしかるべきだと思いましたよ。

★ラマダンですよ

さて、ラマダンがもうはじまってるようです。インドネシアなどは23日から。シーア派のイランは例年チョット時期がずれるとかで明日明後日あたりからのようです。

で、IPL(PGLとの表記が最近目だってきました)もラマダン時期は試合時間をずらしたりすることになるのですが、ななんと、

「ラマダン中は試合中でも水を飲んではいけませーん」

というお達しが出ているという話が!

ラマダン中は水を飲んではいけないのは基本事項なのですが、昨年までそんなことを言ってはいませんでした。いままでそうしてた選手はいるんだろうけど、そのように決めちゃうのでしょうか、スポーツ選手はラマダン免除とかきいたことあるんだけどな。

で、ちょっとサッカーとは話がそれるのですが、ハズフィ杯決勝の後イランのニュースを見ていたら、訪米中のアハマディネジャード大統領が、ななんとユダヤ教のラビを訪問(礼拝所のシナゴーグで会ったかどうかはわからないですが)、和やかに歓談していたのです。
一緒にそのニュースを見ていたイラン人の皆さんも大騒ぎ。今までには絶対ありえないことでしたから。私もビックリした。

そのお店の方によれば、最近テヘランでも女性のスカーフや服の規制が若干ゆるくなっているそうで、ちょっと髪が見えたり服の丈が短かったり体のラインが出てもあんまり言わなくなったそうです。女子の運動競技も徐々に外でできるようになっていますし、ガッチガチのバリバリの保守派大統領が就任して一年と少し、その真意はどこにあるのか、よくわからない、と言っていました。