イランのサッカー情報

魅惑のペルシアンフットボールの世界

終わりました

2006年06月23日 | イラン代表

★私のW杯はサウジスペイン戦で終わりかなぁ・・・。

アンゴラ戦、最後までバンザーイ、なしよ、だったわけですが・・・。
イランのW杯は終わってしまいました。

そして後から後から出てくる内部事情に辟易。スイスキャンプまでは結構いい雰囲気だったように見えてたんですが・・・。

で、やっぱり、最終的に何があかんかったか、というとですね。やっぱりブランコの采配と選手選びなんじゃないかと。

今回、テイモリアン、マダンチがスタメンや途中交代としてとして頑張りを見せてくれましたが、彼ら、イラン代表にこのように使われたのは、W杯出場が決まった後です。
それまで彼らのポジションにいたザンディが怪我やクラブの関係で不在だった間にブランコの目に止まったわけですが、何故ブランコはもっと早い段階から彼らに多くチャンスを与えなかったのでしょうか?
これは、イランのマッチメイクの悪さにも関係しますが、アジア予選の間、そしてW杯が決まった頃からでも彼らを使い始めていたら、連携はもっとよくなっていたでしょう。さんざん同じ選手を使い続けて、彼らがいないときだけ控えの選手をチョロリと使い、その繰り返しではいかんとなんか前も書いたような気がしますが・・・。
特に今回、ブランコがいつものメンバー意外で積極的に使ったのは、ここ数ヶ月で使われるようになった選手ばかりです。これでは試合中、試合後の内部での争いも起こってしかるべきかもなぁ。
(ちなみに、イラン代表が揉めた事件がマスコミによっていろいろ暴かれていますが、一番笑えたのは●選手が女性に電話番号を聞いたのを■選手が「それはイスラム的にはどうかと思う」と咎めたら、▲選手が「そんなの個人の自由だろー!」と■選手に食って掛かり、というやつ。なんともはや笑うしかない・・・)

それから、今回2点ともセットプレーからのDFのゴールってどないやねん!確かにイランはそういうの多いけど。これも明らかに選手を育てなかったから。前線の選手、ダエイ、マハダビキア、ハシェミアン、キャリミに頼りすぎ、彼らに何かあって、代りにフルで使える選手は?経験があってメンタルも整っている選手は?今回の代表にはいませんでした。

まー今までのブランコ、IFFのやってきたことのツケがこの大舞台で一気に爆発したというところでしょうか。ずっとこれをイランサポは懸念してきました、だから「当然の結果だし、何期待してたの?」という意見も少なくありません。私にも懸念はありました。でも、ここまではっきりとした形であらわれて、打ちのめされたとなると流石にきついです。彼らに思い入れが強すぎて。

ブランコは任期満了ですたこらさっさとイランを去り、今度はUAEへ。ゴルモさんは代表を引退しましたがダエイ様は2010年も代表でやる、って言ってるそうです。キャリミは代表に愛想を付かして去っていったという話まで出ています。

新しい監督には、とても荷が重い仕事が待っているでしょうが、崩れたイラン代表を立て直して欲しいです。抜本的な改革を!


★ぼんやりしてられないよ!!!

さて!さてさて!ここでしょんぼりばっかりしてない!ACL出場権が得られるハズフィ杯の決勝が残っているよ!カードはペルスポリスとセパハン。いろいろちゃくちゃくと補強しているペルスポリスが栄冠に輝きますか?ニキが赤いユニ着てピッチに立つのが待ち遠しいなぁー。

★皆様書き込み有難うゴザイマスー!週末ゆっくりお返事いたします!