イランのサッカー情報

魅惑のペルシアンフットボールの世界

台湾戦結果

2006年02月26日 | イラン代表

★ダエイ様は偉大であるがしかし

さて、アジアカップ予選対台湾戦ですが、結果は4-0でイランの勝利!ゴールは美白の美少年テイモリアンとわれらがペルスポリスのマダンチが2点。そしてキングダエイ様だ!ライブテキストを後で追っかけて読んでいたのですが、もう皆ダエイ様を叩きまくりだったときのゴールで、その場が一瞬「えー・・・と・・・ゴールやったぜ!」てな空気になっていて笑いました。

次のコスタリカ戦は海外組が合流しますので、ブランコのことだから間違いなく今上り調子の国内選手はサブでちょろっと使うくらいでしょう。んがしかし、サブで出られたとしたらその短い時間でその力を見せ付けるように!検討を祈るよ。


★「Offside」ちょこっと見たよ

さて、先日もご紹介しましたイラン映画「Offside」ですが、今日、テレビでベルリン映画祭の授賞式をやっていたのですこしだけ内容を見ることが出来ましたのでちょいっとご紹介。

この映画の舞台は、昨年のアジアカップ予選のアザディでの対日本戦のようですね。最初のシーンは女性サポがバスに乗って勇ましくチアホーンをパッパカ吹いているのを好奇の表情で見る男子サポ。次は警備する軍人に変装してスタジアムにもぐりこむ女性と、同じく少年に変装した数名の女子とのお喋りシーン。盛り上がりつつも意識して男性っぽく振舞う姿がかわいい。そして軍人として警備配置に付いた二人の女性が試合を覗き見して「わー!ザンディにノスラティよ!!」とわぁきゃー大喜び。ザンディに並びノスラティも女子人気が高いのかしら?とちょっと気になっちゃいました。

監督のコメントも流していましたが、穏やかな独特の雰囲気のある監督で、コメント内容も感動的でした。

今年はワールドカップの年です。日本の配給会社さん、是非この映画を上映してください!お願いします。ちょっとデリケートな問題を扱っているのでややもすると堅い政治的な映画に見られるかもしれませんが、基本は青春映画だと思われます。どこの国の女性だって、同じなんですから。

そしてこの映画がきっかけとなって、女性がスタジアムで観戦できるようになれば本当にいいな。ただ、すぐに「じゃあどーぞ」となるのも、いろいろ危険だと思われるので、まずは熱狂的女性サポーター専用席や家族揃って観戦席などを作って徐々に解禁するのはどうかしら。先日の台湾戦では女性サポーターの姿がちらほら見られたようですが、アザディは当日がらがらだったからそれもありだけど、IPLじゃそうやってなし崩し的な解禁は絶対無理そうだからなぁ。考えてください、ダドカンさんよ。選手もめちゃ発奮すると思いますよ!