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魅惑のペルシアンフットボールの世界

突然の災害、あなたはどうする・・・?

2005年08月24日 | イラン代表

★アイウィルサヴァイヴ

さて、ここ数日国内ではちょっくら監督周りなどがごたついていたり、やれまたルーマニアとの親善試合がキャンセルかもとかいう感じの良くないニュースもあるのですが、代表は26日のリビア戦に向けてキャンプ中、そしてクラブではエステグラル・テヘラン、パス・テヘラン、ペルスポリス・テヘラン、そして今年からIPL入りしたガンディ・ヤズドがピースカップと言うプレシーズントーナメントを戦ったりと、またいろいろ動いています。IPLは9月1日開幕です。



で、そんななか、イラン代表が横浜で地震にあった時のニュースを英訳して下さったのがのっていたので、こちらでもご紹介します。新聞記事なので大げさに書いてはあると思うのですが、なんかえらいことになったようです。

試合前日の16日のお昼、代表メンバーは横浜中華街近くのホテルの11階で休んでいました。11階なのでめっちゃゆれたらしく、フロアは大パニックになりみんな部屋から飛び出した模様。

そんな中、九死に一生を得たのがカービィ。ある選手曰く、「僕たちがミルザプールを支えていなかったら、ホセインは彼に潰されちゃうとこだったよ!」・・・って、どんなけミザプーでかいねん!でもまぁ、カービィは「ど根性カービィ」になるところだったのですな。どっこい生きてるシャツの中。




選手の中には急いで出てきたのでほぼ真っ裸で部屋から飛び出したのもいて、収まった後は恥ずかしそうに部屋に戻っていったそう。記事内ではその名前は明かされてはいませんが、どうやらデカイ選手だったとのこと・・・あの中ででかいといえばニキ?ネコ?ラハマティとかもでかいよな。でもなんかニキが一番裸でいそうだ。

ノスラティは「日本は危険だ・・・」と常に言っていたらしく、ホテルでも避難経路などを調べていたそうだけど、地震が起きたときはエレベーターの中にいたとか・・・。ひー、怖かったろうな。
で、あまりにもビビッタ皆様、なんとエレベーターで避難しようとしてたとかで、おいおい。「もうめっちゃ怖くて、子供みたいに皆ギャーギャー大騒ぎだよ、ビルから飛び降りようとした奴だっていたんだ!」(アラヴィ談)
ひえー・・・。

地震が収まった後、キャプテンアリ・ダエイが選手たちに「危機は去ったようだな」と言ったけど、ノスラティは「いや!また起こるさ。日本は地震が多いし、いつまだ余震だって来るかわからない」と言い張ったそうな。ちなみに、この記事によればノスラティは左右が認識できないらしい。実は私もそーなんです、仲間仲間。とっさに左右が言えないの。

さて、そんな代表の皆様でしたが、喉もと過ぎればなんとやら、カメモフが「いまのは思うにマグニチュード3.5くらいだね」となどと笑いあっていたそうな。
そして、この代表の中にあって、一番危機管理がなっていたのは、ベジクとテイモリアンのコンビ。地震が起きたとき即座にベッドの下に隠れたそうな。テイモリアン曰く、「俺たち、正しかったね!」



元記事はこちら。画像はイメージです。

ちなみに、代表は山下公園前の「ニューグランドホテル」に泊まっていたそうです。私、試合の日のお昼にそのホテルの近く通ったよ・・・遠目に見ながら友人と「なんかあのホテルドバイっぽーい」と言ってたのよ・・・。


しかし、ロンドンではテロ、マレーシアでは煙害、日本では地震・・・。今度は何が起こるんだイラン代表・・・悪いもんでも憑いてるのか?