日経 こころの玉手箱 歌手 沢田研二パート4-end
「たたずまいの温かさ ほっとする」~横浜のマリンタワー~
「コンサートツアーで何日かぶりに帰って来た時など、このマリンタワーが見えてくると
『あー帰ってきたなぁ』と思う。そのたたずまいが何とも温かい感じがするのだ。」
ジュリー・沢田研二が横浜に居を構えて20年以上になるという、
若い人に人気のランドマークタワーあたりよりも、
昔からあるマリンタワー、山下公園に係留されている氷川丸に想い出もあり
お気に入りのスポットでもあるらしい。
「マリンタワーも氷川丸もスクラップ化の話が出ては消えつつ、頑張っている。」
「僕ら歌手もコンサートにお客さんが入らない、CDが売れないと言って歌をやめた人は
数知れない。そこであきらめずに、もうちょっと続けてみよう、自分の身の丈に合った
ところで頑張ってみようとやってきた積み重ねで、今の僕がある。」
横浜の古いスポットに自分を重ね合わせる視線に、少しホロリとしてしまいました。
始まりは「なんとなく」だった歌手人生も60歳まで続けてこれたのは、
「どうしようもなくやってしまう」自分がいたからなのでしょう。
沢田研二は「頑張って!」と言われるのが嫌いだ、と言います。
「頑張ってる僕に頑張れというのは老人虐待でしょ」と冗談めかして笑いにしてしまうけど、
ひとつひとつの仕事を手抜きすることなく、頑張った積み重ねが
今も現役で多くの人を楽しませる歌手でいることにつながっているのだと思う。
「体はずいぶんと丸くなったが、気持ちはまだまだ尖ってる。もう、少しロックできそうだ。」
まだまだ続くよ「ジュリーな楽しみ」は♪
本日の日経夕刊、ジュリーの記事と並んでザ・ローリング・ストーンズの映画
「シャイン・ア・ライト」(監督:マーティン・スコセッシ)のレビューが載ってました。
その中の一文
「ギターのキースとドラムのチャーリーの演奏はまだまだいけるが、姿や動きにくっきりと
老いが刻まれて、むしろ感動を誘う。この年でこんなに好き勝手に演奏できるなんて!
自然体でほんとにカッコいい。一方、ミックは60代に入っても、40年前のパフォーマンスに
執着する。それを成し遂げてしまうところは凄いが、顔の筋肉から何から全てが緊張しっぱ
なしで、「常にローリングストーンズであり続ける義務感」に呪縛されて痛々しい。ここに
LIVEに生きる音楽家のつらいところがある。」
ジュリーはどう考えてもキース・リチャード、チャーリー・ワッツタイプですよね。
寄る年波に逆らわず、ヨレヨレで動けなくなってもロックしてる喜寿・米寿のジュリーが観たい!
と還暦ライブを翌日にして思ってしまいました。
日経新聞の「こころの玉手箱」よい記事でした。
ジュリーの玉手箱の中身を少しおすそ分けいただいた気分で嬉しかった。
わたしの戯言にお付き合いしてくださったみなさま、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ca/71781ecf7288d8f232a36d650688fb9c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/53/6976c405c2a0dd602c8890a8161ff9b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/71/a77408e50e049d4b759d0ae04eb30988.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/28/d45d58bd2e7b300e4b4e8834fc5f42d8.jpg)
「たたずまいの温かさ ほっとする」~横浜のマリンタワー~
「コンサートツアーで何日かぶりに帰って来た時など、このマリンタワーが見えてくると
『あー帰ってきたなぁ』と思う。そのたたずまいが何とも温かい感じがするのだ。」
ジュリー・沢田研二が横浜に居を構えて20年以上になるという、
若い人に人気のランドマークタワーあたりよりも、
昔からあるマリンタワー、山下公園に係留されている氷川丸に想い出もあり
お気に入りのスポットでもあるらしい。
「マリンタワーも氷川丸もスクラップ化の話が出ては消えつつ、頑張っている。」
「僕ら歌手もコンサートにお客さんが入らない、CDが売れないと言って歌をやめた人は
数知れない。そこであきらめずに、もうちょっと続けてみよう、自分の身の丈に合った
ところで頑張ってみようとやってきた積み重ねで、今の僕がある。」
横浜の古いスポットに自分を重ね合わせる視線に、少しホロリとしてしまいました。
始まりは「なんとなく」だった歌手人生も60歳まで続けてこれたのは、
「どうしようもなくやってしまう」自分がいたからなのでしょう。
沢田研二は「頑張って!」と言われるのが嫌いだ、と言います。
「頑張ってる僕に頑張れというのは老人虐待でしょ」と冗談めかして笑いにしてしまうけど、
ひとつひとつの仕事を手抜きすることなく、頑張った積み重ねが
今も現役で多くの人を楽しませる歌手でいることにつながっているのだと思う。
「体はずいぶんと丸くなったが、気持ちはまだまだ尖ってる。もう、少しロックできそうだ。」
まだまだ続くよ「ジュリーな楽しみ」は♪
本日の日経夕刊、ジュリーの記事と並んでザ・ローリング・ストーンズの映画
「シャイン・ア・ライト」(監督:マーティン・スコセッシ)のレビューが載ってました。
その中の一文
「ギターのキースとドラムのチャーリーの演奏はまだまだいけるが、姿や動きにくっきりと
老いが刻まれて、むしろ感動を誘う。この年でこんなに好き勝手に演奏できるなんて!
自然体でほんとにカッコいい。一方、ミックは60代に入っても、40年前のパフォーマンスに
執着する。それを成し遂げてしまうところは凄いが、顔の筋肉から何から全てが緊張しっぱ
なしで、「常にローリングストーンズであり続ける義務感」に呪縛されて痛々しい。ここに
LIVEに生きる音楽家のつらいところがある。」
ジュリーはどう考えてもキース・リチャード、チャーリー・ワッツタイプですよね。
寄る年波に逆らわず、ヨレヨレで動けなくなってもロックしてる喜寿・米寿のジュリーが観たい!
と還暦ライブを翌日にして思ってしまいました。
日経新聞の「こころの玉手箱」よい記事でした。
ジュリーの玉手箱の中身を少しおすそ分けいただいた気分で嬉しかった。
わたしの戯言にお付き合いしてくださったみなさま、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ca/71781ecf7288d8f232a36d650688fb9c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/53/6976c405c2a0dd602c8890a8161ff9b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/71/a77408e50e049d4b759d0ae04eb30988.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/28/d45d58bd2e7b300e4b4e8834fc5f42d8.jpg)
モニターに大映しされたジュリーの眼の下の皺を見てたら、数十年前の記憶が蘇った。
当時、TV出演拒否状態だった(ような?)のが「寺内貫太郎一家」に出る!!ってことで、
TV画面の接写と声のテレコ録音を大騒ぎでやった記憶がしっかりと!!
しかも当時は、例のキキキリンが「じゅりぃ~」って身悶えしてたポスターまで貼ってた私。
ってことは、たままんちゃんとの出会いも必然!?!
とにかく、ありがとね~。12月3日も楽しんでね。
Liveがはねてからも、更に燃えてね~。
追伸、石内都、もう行った?
携帯カメラとの事でしたよね。
どの機材で取ったかなんて関係ないね。街角をフレームで切り取る目線が大切なのを思い知らされたよ。
写真にタイトルを付けたら、なんと言われますか?
写真にタイトルを付けると読み手の想像力を下げるから嫌だという人もいるけれど、感受性のない僕なんかは助かるんだけど。
こちら、ブログを持っていないのでURLは失敬します。
さきほど帰京しました。
京セラジュリー祭り、一緒に参加できて楽しかったです。
mipopoちゃんにもジュリーの思い出がいっぱいあるんですね♪
また、お誘いしますので、一緒に楽しんでください。
石内都のポスターに気がついてくださったんですね、嬉しい。
石内さんの作品はずしりと重くて好きです。
今回のはまだ行ってません、ふらりと週末に行く予定です。
携帯カメラでの撮影は、試行錯誤の日々でなかなか思ったようには撮れないので
コメントいただくとすごく励みになります。
自宅周辺や通勤途中に撮っている写真がほとんどなので、
タイトル付けるとなると、同じようなのになってしまいそうで・・・(笑)
先週末から大阪・和歌山に行ってきましたので、
その写真は、タイトルがあった方がわかりやすいかもしれませんね。
近々アップしますので、タイトル挑戦してみます
また、覗きにいらしてください。
いつも素敵なお写真、楽しみに拝見しています。
ジュリー祭り@東京ドーム公演が終わったら、祭りの様子もまたお聞かせ下さい。
「自然体」を大事にされる今のジュリーは確かに「キースタイプ」。
しかし84年ぐらいまでのステージのキラキラジュリーは、私「ミックタイプ」かなと思います。
そして私生活の澤田研二さんはマイペースの「チャーリータイプ」、
漫談MCをするときのジュリーはお茶目な「ロンタイプ」でしょうか。
コメントありがとうございます。
また、以前よりご訪問いただいてるとのこと、すごく嬉しいです。
ジュリーの一人ストーンズってご発想、面白いです。
Exotics時代あたりまでのジュリーは、
確かにすごくミック・ジャガーを意識していたし
また、大好きだったようですね。
エントリーに書いた映画のレビューは抜粋で、まだ続きがあります。
「(映画の中で)『悪魔を憐れむ歌』や『サティスファクション』が連発される頃には、
そんな(ミックが痛々しい)ことはもうどうでもよく、ひたすら乗りまくるビートの嵐に、
こいつら人間じゃない!と感嘆を通りこして呆然とするのみ」
この映画、とても観たくなりました。
ジュリー関連のエントリーは少ないブログですが、
また遊びにいらしてください。