てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

モーネの○ と ハーブ&ドロシー

2010-11-25 | 人・創造・冴
11月23日勤労感謝の日に

2組の素敵なご夫妻と会ってきました


ひとつめは京都の「モーネ工房」の作品展「モーネの○」

数年前から、モーネさんが東京で作品展を開催されるときは

できる限り拝見しています

紙、布、糸、土・・・といった身近にある素材を使って生み出される作品は

さりげないけど、愛らしくて、スタイリッシュなモノたちばかりで

ほんの少しずつですが、わたしも手元に集めています

今回は、タイトルどおりの丸いものばかり

わたしはこの同じものがふたつとないボタンを4つ求めました






その他の作品たちは、こちらのモーネさんのブログをご覧下さい


わたしがモーネの作品展を訪れる楽しみは、作品たちを拝見することと

もうひとつ、モーネの代表でグラフィック工芸家の井上 由季子さんと

モーネのプロダクトデザイナーのseiken工作所さんにお目にかかれること

このお二人プライベートではご夫婦なのであります

書きながらちょっと気になってきました

このことって、あまり公にしてないのかしら?

だったらあまり詳しいことは書かない方が良さそうですね(笑)

とにかく、奥さんの工房を手伝っているうちに

段々それが楽しくなって

本業の大手メーカーのデザイン室長の職を捨ててしまったという素敵な旦那さまと

そんな旦那さまのサポートで益々輝きを増してる奥様

ご夫婦は同じようにモノ創りを愛し、寺子屋のスタッフや生徒さんを愛し

お互いを信頼しているということが、会話をしていても伝わってきます

本当に羨ましいくらいのわたしの理想のご夫妻なのです




こちらは、モーネの○の帰りに撮った青山裏通りの桜の紅葉

ガラスに映った空とのコントラストがキレイでした









そして、もうひと組の素敵なご夫妻は映画「ハーブ&ドロシー-アートの森の小さな巨人」








ニューヨークの1LDKのアパートで猫と一緒につましく暮らすこのご夫妻が

4000点以上の現代アート作品を美術館に寄付をした

それは現地のアートの世界だけでなく全米で話題になり

とうとうドキュメント映画にまでなりました

まだ、見ていない方も多いでしょうから、これまた多くは語りませんが

二人同じ目線でアートを愛する、それはそれはチャーミングな老夫婦の姿がスクリーンに描かれています



子どもを持つことは夫婦にとっては素晴らしいことですが

はっきり言って、子どもがいなくても豊かな人生はある


素敵なご夫婦に出会えば、気の置けないパートナーがいたほうが楽しい人生だろうとは思うけど

ひとりでも、誰か(何か)への愛を抱いていれば

この先も豊に生きていけそうなちょっぴり温かな気持ちになれた休日でした



本日のエントリーで興味をお持ちになった方へ

モーネの○」は12月5日まで、青山スパイラルマーケットで開催


「バーブ&ドロシー」は渋谷イメージフォーラムで12月17日まで上映



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