形容詞は、「どんな」「どんな状態の」といった質、・品質、特質、(人の)品性などを表します。
good, bad, clever, pretty, nice, easy, hard, etc.
「踊る人」がいれば、「上手に踊る」人も、「下手に踊る」人もいます。その「上手な」「下手な」と名詞を飾るのが形容詞の働きの一つです。これを文法では「形容詞の限定用法」といいます。限定とは同じ踊る人でも、「上手な」とか「下手な」と限定するからです。
She is a good dancer.
彼女は上手に踊っているよ
She is a bad dancer.
彼女は下手に踊っているよ
あるいは、「大食いの人」も、「小食な人」も「大酒飲みの人」もいます。
a big eater, a light eater. a heavy drinker
さまざまな人がいるから、人生はおもしろい。
a light sleeper(浅い眠りの人) an old friend(旧友)
a good speaker (of Japanese) ((日本語を)話すのが上手な人)
a good(poor) cook(料理が上手な(下手な)人
一方、形容詞には限定用法の他に叙述用法というものがあります。これは「~は どんなだ」と表現するものです。
He is a rich man.彼は金持ちの男性だ
He is rich. 彼は金持ちだ

chief, main, principal, sheer, utter, only, mere, elder;
silken, woolen, wooden etc.
What is the chief aim of this society?
この会の主な目的は何ですか>

英語の参考書にもそれらを並べ立てて説明するものがありますが、実際にそんなに並べた文は下手な文です。でも原則はしっかりと覚えておいてください。
color → origin → material → purpose → noun
(色) (起源) (材質) (目的) (名詞)
blue Chinese velvet curtain
青い 中国製の ベルベットの カーテン
つまり、名詞との結びつきが強いものほど、名詞の前におかれます。
an pld plastic bucket 古いプラスティック製のバケツ
the first three days 最初の3日間

something strange 何か奇妙なもの
something hot 何か熱いもの
■叙述用法にしか用いられない形容詞
形容詞には、限定用法と叙述用法があることはすでに述べました。直接的に「どんな」と名詞を飾る限定用法と、主体(主語)を「~はどんなだ」と叙述説明する叙述用法です。
She is a pretty woman. 彼女はきれいな女性です
She is pretty. 彼女はきれいです

afraid, alike, alive, ashamed, asleep, awake,
aware, content, unable, ill, well, worth, etc.
ここにあげたほとんとの形容詞が、例えばa+like, a+live, a+sleepなどと、動詞にaがついていることに気づいてください。
She is sick. → She is a sick woman.
She is ill. → She is a sick woman.
She is alive. → She is a living woman.
She is very well. → She is a very healthy woman.

We're ready.
私たちは準備ができています
Don't be afraid.
怖がらないでよ
Lucy and her mother are very alike.
ルーシーと母親は、よく似ています
Your children are asleep.
あなたのお子さんたちは寝ています

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