囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

〝一手違いと負けでもなにげに云い〟

2023年06月14日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

 

【ザル碁ヘボ碁あるある / いにしえの川柳、狂歌から】

 

「たった一路違いじゃないか」

は、技量の無さからの戯言ですが

「たった一手違いじゃないか」

は、うかつに口に出せません

 

互いに眼がない大石の攻め合いは

専門家の碁にも頻繁に現れます

捕り物合戦はスリルとサスペンスの極致

碁の醍醐味ですが、当事者は天国と地獄

 

諦めの悪い人はどこにもいるもので

ついぞこんなことを言いたがります

くやしい気持ちは分かりますけど

碁は一手一手交互に打つものですから

 

二手違ったら手合い違い、と

ココロのなかでほくそ笑んでも

決して口に出してはいけません

 

それこそ

〝もう君とは打たぬ〟

となりかねません

碁はあくまでも盤上のケンカです

盤外で仲違いしてどうなりますか

 

 

 

 


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