見ること。撮ること。 ブログ編

写真家・古市智之のフォトブログ

スゴいぞEOS5DsR

2015-08-06 | LAND SCAPE


キヤノンEOS5DsR EF16-35mmF4L IS USM




先日フジノンレンズはスゴイ!と書きましたが、
その舌の根も乾かぬうちにEOS5DsRを褒めちぎりたいと思います(笑)

初めて使ったのは先月。
発売直後の6月下旬にアサヒカメラのMOOK本の撮影で小笠原に行った時です。

当初メーカーからの借用機材でしたし使用期間も短い物だったので、
5DsRの良さはノートパソコンの小さい画面では解りませんでした。
心の中で「5D3で十分じゃん」と思ってさえいました。

ですが、帰ってきてから自宅の大型モニターで見てみるとはっきりと解像感の違いが解ります。
雑誌掲載の写真くらいなら、いえ、それ以上の大型プリントでも5D3は十分な解像力を持っています。

ですが、プロの自分にはこれから先、
どんな仕事が舞い込むか解りません。

その時の為にも必要だと自分に無理矢理言い聞かせて、
購入しました。

とらぬ狸の皮算用と言えばそれまでですが・・・(笑)

使用感は5D3とほぼ同じで、
重さもわずかですが軽くなりました。

持っていた機材も使わない物はエイヤっと売り払い
機材置き場がスッキリしました。

愛着のあるカメラやレンズ達でしたが、
こういう時でもないと思い切れないですから・・・
彼らの分まで5DsRには働いてもらわないといけませんね。

ちなみにMOOK本はただいま鋭意製作中です。







FUJINONレンズのスゴイ所

2015-08-03 | LAND SCAPE

フジフイルムX-T1 フジノンXF16-55mmF2.8 R LM WR




今年の春頃からフジフイルムのX-T1を使い始めました。

HABUさんを始め、多くのX-photographaerに「フジはイイヨ!」と煽られていたのですが、
僕の撮影スタイルはズームが基本。

フジの写りには興味がありましたが、
単焦点主体のフジのシステムは僕にとって使い勝手の悪い物でした。

ところがこの春『RED BADGE』と呼ばれる高性能ズームが発売されるに至り、
それではと使ってみる事に。

結果は素晴らしい物でした。
描写もきりっとしていますが、何より収差がほとんど無い。

写真を見てもらえば解ると思いますが、
この位置の水平線が一直線です。もちろんレンズ補正等かけていません。

APS-Cと言う事もあるとは思いますが、
ズームレンズでこれほどとはもはや驚嘆の一言。

所有レンズは『RED BADGE』のズーム2本と高倍率ズームの18-135。
この3本は防塵防滴を採用しているので、アウトドアカメラマンには助かりますね。

ただ、『RED BADGE』は大きく重いため、
ミラーレスの良さを殺しているという見方も出来ますが・・・

機材はより軽い方が良いと言う持論を展開していた僕ですが、
この性能なら仕方ないかと思っている今日この頃です。