やさいさんのブログ

徒然に書いてます

ナゴヤドーム、
中日ドラゴンズの仕事、
マナーの無いお客さんへの愚痴は多めかも
ごめんねw

ひっそりとした野球教室で

2018年10月27日 | やきう
前日に友人と飲んでいた時のこと。
「明日は朝から野球教室なんだ」と友人が言った。
詳しく聞いてみると、いつも一緒に練習している友人の子供がドラゴンズの主催じゃない野球教室に行くというので、同行してみた。

検索してみると、名古屋市が主催してやっている野球教室らしい。
募集要項には300人と書いてあったが、実際に居たのは60人くらいだっただろうか。
ガッチリ高校野球とかの公式戦を行うようなとても大きな球場を贅沢に使って、ひっそりと60人だけで練習していた。
友人と「こんなんなら俺たちも混ざりたいよね」と話しながら練習を見つめた。

天気が微妙だったから来た人が減ったのか、本当に野球人気は大丈夫なのかと心配になってしまうくらいの閑散ぶり。
実際僕らのように親御さんも相応に見学に来ていたが、自分がやっているSNSを見ても誰もその事を上げていないw

ラッキーなことに色々タイミングが良くて、帰り際に川又さんと小松さんからサインをいただけた。

友人によると、ドラゴンズ主催の野球教室の場合は断られるそうで。
そもそも小松さんはドラゴンズ主催の野球教室には来ないそうで。実際ドラゴンズ主催の野球教室のサイトを見てみたら、講師の所に名前は無かった。

で、小松さんのサインをよく見てみると…
「スピードガンの申し子」って書いてある!
自分で書くんかーいw
なんて書いてあるか分かった時、結構笑った。

自分にとっては野球に興味を持ち始めて、しっかり一年を追うようになって初めて見た優勝が1988で、そのメンバーのお二人からサインをいただけるなんて夢のようだった。
また英智さんの「準備が大切」という言葉を思い出した。
万が一の為にと色紙を持って行かなければ、これは成し得なかったわけで。
ありがたやありがたや。


この企画、友人の子供が「学校で貰った手紙から見つけてちゃんとママが応募してくれた」って話していたけど、ちゃんと目ざとく見つけて応募してくれた友人の奥さんにも感謝だね。

川又さんと小松さん以外にもう一人講師で来ていた人の詳細について友人の子供に話したら、がっかりしていた。
そりゃそうだよね。
その人が出しゃばらなければ、もっと実績のある人が来てくれたわけで。
何より、プロでの実績皆無の人間に指導を受ける子供たちが可哀想だ。

世の中コネも大切だけども、あまりにバランスが悪いものは排除して欲しいなぁ。
切なる願いだ。

2018~中日ドラゴンズの有料ファンクラブ会員としてのメリットをまとめてみたよ

2018年10月20日 | やきう
ナゴヤドーム最終戦が終了したので、中日ドラゴンズファンクラブの有料会員のメリットについてまとめてみました。

昨年に続いて今年もFCレギュラー会員を継続しました。
実際どれくらいのメリットがあるのかを知りたくて、1シーズン手帳にメモしておいてみたのを書いてみます。
入会して観戦に行って得られたものだけをまとめました。
今年は一軍13試合、二軍2試合の観戦でした。

◆初期費用
レギュラー会員、▲3,900円!
残念ながら、来年から4,100円に値上げされます。
まぁ輸送費も上がってますし、仕方ないですかねぇ…。でもさ、松坂で儲かったんじゃなかったの?


◆◆◆金額の分かるもの◆◆◆
300円 ネットショップポイント(入会時特典→グッズ購入時に使用)
2,100円 オープン戦内野A席ご招待(入会時特典)
5,200円 パノラマA席ご招待(入会時特典、2,600円×2枚分)
1,000円 ファームナゴヤ球場観戦ご招待(入会時特典)
800円 ファームナゴド戦チケットFC割引(通常1,300円→500円に)
400円 パノラマA席チケットFC割引2枚分
400円 パノラマB席チケットFC割引2枚分
3,000円 パノラマB席ご招待(1,500円×2枚分、FCポイント▲600pts)

合計13,200円のお得!
チケット代金は当日のゲームカテゴリーに則した金額です。

更に入会特典でいただいたキャップを公式サイトで売っている一番安い値段のキャップと同価格として換算した場合、
合計15,790円のお得となります。

今年末で消えてしまうポイントを効率良く使おうということで、パノラマB席の招待券を交換してみました。
効率が良いというのは、マイナスされるポイントが少ないことと、観戦するとポイントが返って来るという意味でです。
一枚300pts必要ですが、来年末まで使えるポイントが40pts返って来るので実質260ptsしか使っていないことになります。
今年までに使わなければいけないポイントがあるけど少しでも沢山貯めて翌年使いたいと考えている方は、この方法で翌年用のポイントを増やすと良いですね。


◆◆◆貰えたもの◆◆◆
●FCキャップ(入会時特典)
●選手会長応援バット(4/22)
●原点ペナント(8/5)
●FCポイント911pts
(13試合+ファーム2試合、アンケート何度か、ヒーロー予想的中159pts/4回)

こちらは金額換算出来ないので、単純な物としてプラス。
正直FCデーの有料会員用のグッズは去年の方が良かったと思います。
小さいコルクボードとか、手ぬぐいとかビミョーにも程があるかと。
全ては初回に福田選手がオンリーの「福田デー」企画を断ってしまい、選手デーのくくりが出来なくなってしまったのが要因かと。
福田選手は遠慮深過ぎますね…。そこが良いところでもあるんでしょうけども。


◆◆◆体験◆◆◆
ヒーロー大予想的中×4回(4/4ガルシア、4/10柳、4/20モヤ、6/7藤嶋)
グラウンドウォーク×2回(4/22、8/5、当日FC有料会員プレゼントのグッズを持っている人という条件をクリア)
ファーム打撃練習見学&室内練習場見学(8/19、ペア100人の事前抽選に当選←本当に100人しか呼んでいないので、人が少なくて快適でした)
中日スポーツ/東京中日スポーツ紙面のFC通信に載る×2回(公式サイトにも載っていて個人情報が漏れるので、日にちは伏せますw)

ヒーロー大予想は、着実に稼ぐがドカっと一か八か狙いで行くか等、なかなか楽しめました。
ナゴドになかなか来られない方も、主催試合全試合を楽しめるという意味では良い企画だと思いました。
初回の4/4にいきなり的中しましたが、翌日付与されたポイントが小数点以下切り上げとなっていたのに切り捨てになっていて、さっそくFC運営にメールをするという事態に。
かなり迅速に対応してくれたので、思わぬ速さに驚きました。

グラウンドウォークは選手がインタビューに来てくれるのが良いですね。
8/5は試合が早く終わってその模様もTVで中継されて映っていたようで、友人から「今グランドに居るでしょ」とメールが来ましたw
そんなラッキー?も希にあったりします。

ファームのナゴヤ球場の室内練習場は以前に加入していたケーブルテレビのイベントで一度しか入ったことがなかったので、
これはなかなかのレア体験でした。
+1人同行可能だったので、同行した非会員の友人もとても喜んでくれていました。

FC通信は投稿自体が少ないのか、去年から4回送りましたが今の所100%採用されています。
一緒に撮影した写真の中に居た友人は沢山買って周りの人に配ったとか言っていましたw
定期購読していなくても、FCから○月○日に載りますとメールが来るので、新聞を取っていない自分でも自分が載る日の新聞を買い逃ししないで済むのは良いですね。


◆総括◆
入会3年目にして色々とマンネリ化して来たかなというのは否めないのですが、確実に元は取れているのではないでしょうか。
有料会員でないと出来ない体験も一応出来ましたし。

今年はナゴヤ球場のファーム観戦1戦分(通常1,000円)を無駄にしてしまいました。
観戦しようとする日にポイントが付く付かないを気にしていたのもあり、一度しか使えませんでした。

来年は何戦行けるかなぁ。入会プレゼントのグッズもなかなかコレイイ!ってのが出ないままだし、コースや内容に変わり映えがしないのがちょっと気になるところです。
あとは前述したように、FCデーのプレゼントのビミョーさを改善して欲しいです。
まずは、グッズ類にいちいち「OFFICIAL FANCLUB」ってデカデカと書くのを止めた方が良いかと。
あれで全てのグッズのバランスが崩れてしまっているように思います。
ここはFC自体の名前を作って変更して、もっと短く親しみのある愛称みたいな名前に変えてはどうでしょうか?
さらに、その配布日というかFCデーの日付をいちいち入れないこと。
いちいち日付が入っているので、使いにくくなってしまいます。

あとは、昔からの上から目線をいい加減に改めること。
ガイドブックやサイトの文言とかも「特典を進呈」だの、「この中から2つを進呈」だの、「楽しんでいただきます」だの…
その上の3つの表現なんて「特典を選択」や「この中から2つをプレゼント」、「お楽しみいただけます」に変えるだけで随分ソフトになるのに。
やってやってる感、してやってる感がそういう端々に未だ出ていることを、もう少し中の人は気付くべきです。

中日ドラゴンズファンクラブさんは会員が増えていることで満足しないで、ここから先が大切だということを肝に銘じて色々やって欲しいです。
がんばって下さい。

2017年のFC有料会員メリットはこちらです。

あ、あとFCユニがデザインそのままですが、
メーカーの変更で造りが全然変わっていました。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

一応ご参考までに。

結局のところ

2018年10月19日 | やきう
結局のところ、松坂の獲得は正解だったのでしょうか。
勝つためにやってこそのプロと考える自分にとっては、否です。

11試合 6勝4敗 防御率3.74
思った以上に投げられたことは事実で、6つも勝てるとは確かに誰も思っていなかったでしょう。
森繁だって、獲得時点でここまで登板して勝つとは思わなかったでしょう。
しかし、この数字だけを見て大成功というのは早計が過ぎます。

◆起用方法
森繁が松坂を開幕の6人に入れたことで、私も怒髪天を衝く勢いで怒ったわけですが。
それが間違っていたという意見は今でも変わりません。
解説者の中には「松坂でなければ、この段階で一軍に置いておくような投球ではない」と言う人も居ました。
これは開幕4連敗の一因だと思います。「あぁ、監督は勝つ気無いのね」と私は思いました。バックやベンチで見ていた選手がそれを思わなかったかどうか。

◆4月の段階でガルシアや笠原をズラしてまで、ナゴドで投げさせたこと。
これが本当に許せなかった。
興行である以上、お客を呼んでお金を集めることも確かに大切だが、「勝つためにやっている」という本分を完全に忘れている。
繋ぎの監督を自称しているくせに、自分が開幕シリーズに投げさせた投手を引き続き育てることよりも松坂をナゴドで投げさせることを優先したのだ。
笠原は中継ぎが向いていないことは昨年で分かっていたのに、中継ぎに回されてリズムを崩した。
先発に戻って後半勝てたことを考えると、キッチリ中6日を守らせて一年ローテを守ることがどういうことかを体験させた方が、まさに後に繋がっただろう。

◆中14日以上が基本なのに、1試合当たり5イニングしか投げられていない。
しかもシーズン中で2カ月も休んだ期間があったことも忘れてはならない。
そこまで間を空けても、中継ぎの負担を減らすようなイニングを食うことも出来なかった。
中継ぎ以降の投手の心情を思うと、なかなかに心苦しい。

◆打撃指標の良い広島戦、ヤクルト戦に一度も登板していない。
これはもっと問題にするべきだろう。
ここに森繁の松坂偏重起用が完全に表れている。


はっきり言えば、今このチームがそこまで松坂を優遇して勝ったところで後に繋がらないのだ。
松坂があと何年出来るのか?それを考えた時、2年後3年後を見据えて未知の人間に経験を積ませる方が余程役に立っただろう。

西武やソフトバンクが同じことをしているのならば、松坂のことを素直に応援出来た。
だが、5年連続Bクラスに甘んじているチームがやることだったのだろうか。


しかし、見るべきところも確かにあった。
ピンチを作ってからのギアの切り替え。
ランナーはやたら出すし、それに伴って球数も増えるんだけど、何とか抑えて帰って来る。
ここの部分は本当に他の投手たちにも見習って欲しい内容だった。

あとは集客とグッズ収入。
確かに莫大なお金を生んでくれた。
こっちの面では成功だと言って良いと思う。
これは逆に言えばドラゴンズにスター選手が居ないということの証明にもなった。
根尾選手が思った通りに活躍して、これを埋めてくれることを祈りたい。

更には全国ニュースでのドラゴンズの扱われる量の多さ。
確かに松坂だけだったが、以前に比べてドラゴンズが使われる量が増えた。
県外の友人もそれをしきりに言っていたので、効果はあったと言って良いだろう。

ガルシアの登板機会がもう一試合増えたかも…
笠原がローテ守ってたらもっと勝てていたかも…
4月の暴挙の怒りが収まらず、4月末のGWがFC招待券の日程だったこともあり、そこまで観戦してから友人がスピコンに出場するので撮影に行くことになった8/5まで3カ月ちょい、本当にナゴドには一切行かなかった。

もう一度だけ言いたい。
中日新聞、中日スポーツという御用新聞の書くこと、中日新聞が株主の東海テレビ/ラジオ、CBCテレビ/ラジオは話半分で見ること。
報道は全てが真実ではないと理解して見て欲しい。
今年の松坂に関する東海圏の報道は、本当に異常というかもう狂っていたと言って良い。
特にこれからの人達には、それが真実なのかを見極められる眼力を身に着けて欲しい。

しかし、もう終わったことは仕方がないので、松坂で集めることが出来たお金をチームが有益に使ってくれて、
スターになるだろう根尾の扱い方を間違えないでくれること、
そして与田監督と伊東ヘッドには、ただ只管冷静に松坂の状態に相応な起用と処遇をしてくれることを祈るのみだ。
てか来年高額な年俸払うの?だとすっと、良いと言われてたコスパ(今年もインセンティブあるから、実際の所はそんなに良くもないだろうね)も悪くなっちゃうけど大丈夫?

松坂フィーバーに浮かれてお金を落としてくれたファンにも感謝しているけれども、こう思うファンも居たということで愛ゆえの苦言だと思って下さい。
結局のところ、繋ぎの監督を自称していた森繁が繋ぐことをせずにチームを私物化して使えそうもないロートルを優先起用していたのが嫌だったということです。
松坂選手が球史に残る投手でスターであることに変わりはありませんが、今年挙げた6勝は前述のとおりナゴドと相手を選んでの優先起用の結果であるということを、一人でも多くの人に知ってもらえたらと思います。

2018年のナゴド観戦についてまとめてみたよ

2018年10月19日 | やきう
今年は色々気に入らないからあんまりナゴドに行かない!
と宣言していたけれど、結局公式戦は13試合ナゴドで一軍戦を見た。

◆オープン戦
外野 2試合
内野A 3試合

合計 5試合
うち、無料ご招待2試合


◆侍ジャパン壮行試合
内野B 1試合(3/3のオープン戦とダブルヘッダー)


◆公式戦
外野 4試合
パノラマA 3試合
パノラマB 3試合
内野A&エメラルド(内野A相当) 2試合
ダイヤモンドシート(メンバーズA相当) 1試合


合計13試合+侍1試合
うち、無料ご招待3試合、協賛会社による割引1試合 1,800円分
自分が無料で招待出来た人数、述べ3人


外野は全て自費。
パノラマAはFCの招待(ペア招待の譲り合いで2試合)とホームベースの真後ろ狙いで1試合自費。
パノラマBはユニフォーム配布試合と急遽観戦(友人のスピコン撮影用)とFCポイント交換。
他の良い席はご招待のみw
本当にありがたいことです。

今年は個人的な理由で前年より-7試合ということになりました。
せっかくチケットをいただけるお話をお断りしたり、自分がご招待出来る機会も減らしてしまいました。
しかし一応体制も変わったことですし勝つために真摯に体制作りをして試合をしてくれるようならば、来年は色々な方にご招待いただき、色々な方をご招待出来るように、人脈を続けたり広げたりで普段の暮らしをがんばりたいと思いますw


ということで、公式戦の試合の結果は4勝9敗でした。
観戦成績は非常に酷かったですね…。

岩瀬投手、荒木選手、お疲れ様でした!

2018年10月13日 | やきう
正直言うと、この二人のレジェンド、いや、レジェンドなんて安っぽい言葉じゃ表せないくらいの大選手二人の引退試合が一日にまとめられてしまったことに憤りを感じている。
どうしてもっと早く発表して、段取り良く一日ずつ割り振れなかったのか。
本当に感動的な引退セレモニーだっただけに、それが悔やまれる。


もっと正直に言うと、ここ数年はもう球団の悪しき伝統を断ち切る為にも、この二人には早く辞めて欲しいと思っていた。
本当に凄い選手だったから、居ると使ってしまう、居ると頼ってしまうからだ。

荒木選手は連続無安打のリーグ記録を作った2016年に。
岩瀬投手は自ら引退を申し出た2016年に。
2000安打も打ったじゃないか!1000試合も投げたじゃないか!
それは確かかもしれないが、それ相応の出場機会を使ってのものだということを忘れてはならない。
勝利することよりも、それを達成させることが目的になってはいなかったか。二人が引退した今だからこそ、そこを問いたい。
ただし、それを達成させるだけの功績が二人にあったことも事実で、チームのその後を優先するか、功労者の記録を優先するかは永遠のテーマかも知れない。

本当に二人に良い思いをさせてもらった自分ですら、そんな風に考えている。勝つためにやっているということ、そこが本分であることを忘れては本当に長く愛してくれるファンも醸成されないと思う。
そして、この二人はその記録を達成させなくてもチームにそっぽを向いて他でコーチをやるようなチンケな人間ではないということ。
黄金期8年の全てを主力として出ていた二人だからこそ、本当に必要な選手が出場することの重要性を分かってくれていたことだろう。

だからこそ、辞めると発表してからの最後の試合は何としてもと思ってチケットを取った。
辞めてくれると分かったからにはもう、感謝しかないからだ。

岩瀬投手は、最後に出て来て抑えてくれることが当たり前だった所為か逆に生で見た試合での印象はとても薄い。
それくらい、最後に出て来て当たり前に抑えてくれていたことの証左でもある。そこが逆に凄いとも言える。
もっと早くから一番後ろをやっていたら、一体セーブ数はいくつになったのだろうと考えてしまう。

荒木選手は、引退会見で言っていた走塁。
あの試合と、翌日のさよならのホームを踏んだこと。それが生で見た中で残っている荒木選手の一番印象深いシーンだ。
引退会見で言及していた走塁は、相手捕手の相川選手が青木選手の送球を捕球した瞬間で映像を止めると、びっくりするくらい荒木選手がまだホームから遠いところに居ることが分かる。これをどうやってセーフにしたんだよとw
実際試合を見ていた時も、井端選手のあの浅い当たりと青木選手の捕球した位置を見て荒木選手は三塁で止まると思った。
しかし実際は突入!「え?行くの?」とその刹那に口にしたことを今でも覚えている。
あれをセーフにした荒木選手の走塁、そして落合監督退任が決定した直後の首位決戦ということもあり、球場が異様な程盛り上がった。

そして翌日も谷繁選手のタイムリーでサヨナラ勝ち。
前日と同じようにヘッドスライディングでホームインした荒木選手と共に、焦って送球したレフトの飯原選手の送球がホームまで5バウンドしたことも忘れられないw

この両日、個人的に当時の彼女とお互いに友人を呼んで紹介するみたいな形を取っていて、9/23は彼女が呼んだ友人が直近で何か嫌なこと?があってやたらとテンションが低く紹介どころじゃない空気で、荒木選手の好走塁で試合が盛り上がって勝ったことがめちゃくちゃ救いになったこともあり、誰かの役に立とうとしたことに報いてくれたんだと思ったことを記憶している。
9/24も勝利の直後に前の列に居た浅尾ユニのおねえさんと、「こりゃ優勝するわ!」と盛り上がったことも忘れられない。
実際に逆転優勝へ勢い付いたカードだったし、そういう細かい描写も忘れないような、滅茶苦茶印象深い試合だった。
なので、あの走塁が一番のプレーだったと荒木選手が言ってくれたことは、とても嬉しかった。
それを生で見たんだ!ということと、あのプレーがセーフと判定された瞬間のライスタの盛り上がりが瞬時に思い出されたからだ。

それ程までの印象深い生観戦試合が、他にいくつあるだろうか。そう考えた時、この試合の、その荒木の走塁の凄さが際立つ。

そして引退試合当日。
今後見られなくなる当たり前の光景を見たいと、打撃練習見学から参加した。

福留選手と森繁と談笑する岩瀬投手。


試合前でリラックスムードの荒木選手。


そして試合前の荒木選手と言えばこれ。


バッティングケージの上にヘルメットを置いて、自分の打撃練習の順番を待つ。
これを他にやっている選手を見たことがない。
もうこういう当たり前も見られないのかと思うと、朝から涙が出そうに。いや、出たかなw


荒木選手はこの日スタメンで出場。
2安打は出来たが、残念ながら一度試みた盗塁は失敗に終わった。
後から本人が話していた談話によると、初回の出塁時に次の京田選手に送りバントのサインが出ていたとか。
もう順位も決まっているのに、なんでこのタイミングでも荒木選手を走らせなかったのだろう?本当に意味が分からない。

あとは、2度目の出塁時の応援団も訳分からない。
最後はチャンテメドレーというのは大前提として、荒木の最後の盗塁機会となるかもしれないのに「走れ走れ荒木」コールもしないでチャンテメドレーに行ってしまうわ、荒木選手が盗塁失敗してベンチに帰る時もチャンテメドレーを続けているわ…。
もう少しだけでも、TPOを考えてくれはしないだろうか。本当に特別なシーンなのに、何故例外が許されないのか。本当に意味が分からない。

そしてこの日一番意味が分からなかったのが、松井雅の送球。前進守備をしているのに、何故二盗を刺そうと思ったのか。
もうタイガースも勝たせてくれようとしているのに、こちらから譲って同点にしてしまって…。
あんなどっちらけの空気で最後の登板になって岩瀬投手は、本当に可哀想だった。

しかし、セレモニーは二人とも本当に素晴らしかった。




二人ともタイガースファンへのコメントも忘れなかったし。
お互いに泣きながら言葉を交わす福留選手と荒木選手、涙目で一生懸命喋る姿。
岩瀬投手の「ファンのみなさん、弱い僕の背中を押してくれてありがとう」という言葉と、それを言いながら泣きそうになっている姿。
また忘れられないシーンが自分の記憶に刻み込まれた。
今年一番泣いたと思う。


またもタイガースファンが青い紙テープをいっぱい投げてくれたし。
そして荒木の応援歌、投手(当然岩瀬で)の応援歌も一緒に歌ってくれたし。
恩返しで金本監督の応援歌を歌ったりもして。
こういう終わったらノーサイド的なのも、引退試合や最終戦の良さだったりする。
来年は2005年みたいなヒリッヒリするような優勝争いの後にこういう交流をしたいね。
タイガースファンさん達、今年はお互いに酷かったですが、来年はがんばりましょう!

そしてこの日も。









ドラゴンズロードに当たり前に居た二人。
来年からはもうそこに並ぶことは無いんだなぁ(涙)

岩瀬選手、荒木選手、本当にお疲れ様でした。ありがとう。