誰にも会わないように。（水やり編）

うちの近所は、車２台が離合できる広さの、道路を挟んで

５軒ずつが向かい合わせに、計１０軒の家がある。

我が家は一番端っこで、東側が、車道（舗道付き）に面している。

その車道から、右折したり、左折したりしてそれぞれの家に戻っていくし、

それぞれの家から、我が家の前を通って、車道へと出て行く。

逆方向にも抜ける道があるが、カーブで、見通しが悪いし、

利便性からいくと、圧倒的にうちの前を通った方が、生活しやすいのだ。


うちは庭が狭く、その狭い庭にサクランボや梅などの果樹が所狭しと植えられているので

花を植えるスペースがない。

そのため、玄関先の小さな花壇と、空いているところに置いているプランターに

季節の花々を植えているのだ。

玄関先の花壇は、車道から目に付く。

元々さして熱心に花を植えたりしてはいないが、何しろ目立つ。



草花を育てたりすることは決して嫌いではない。むしろ花は好きな方だと思う。

でも、根っからの不精者。マメではない。

それに何より、人も車も通るので落ち着いて作業が出来ない。

大体、皆さん背後から、「こんにちは～！」と声をかけて下さる。

それでもう、私は落ち着いていられなくなるのだ。（変？）

（声をかけて欲しくない人もいるし、会いたくない人だってー　モゴモゴ・・・）



で、例によって、時間帯を選んで水やりをするのです。

早朝、ゴミを出したついでとか、買い物から帰ってきたときについでに、さささっっと。

間違っても、「夕方」水やりに出たりしてはいけない

犬の散歩の方たちが、たくさん行き来するから。


花のためより、自分の都合で水やりする、私なのでした。




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そりゃ、ちゃんと育ちませんわな