広島県郷土史研究協議会(略称:県史協)三次大会が、
11月7日(日)に三次市コミニティセンターみよしふれあい会館で
開催され、村上会長、壇上館長とともに参加致しました。
会の開始が9時30分からで時間的余裕を見て若干早く着き、
参加の手続きを早めに済ます事ができました。
大会行事は、午前中に実施し、
9:30から村上範慥県史協副会長の開会宣言から始まり、
天野嘉明県史協会長の挨拶、米丸嘉一三次郷土史研究会会長
の歓迎挨拶、祝辞を三次市市長(代読)から受けた後に
平成21年度の事業報告並びに収支決算報告を上河内良平事務局長
から受けました。
続いて、研究発表に移りました。
[研究発表]
1.「近世五輪塔の展開」 中畑和彦
2.「負の遺産」実は「とんでもない至宝」ではないか
-福山競馬・福山城・そして鞆の浦- 内藤快範
3.「三次藩家老 忍家『系図伝記』」 小栗康治
3氏の研究発表を拝聴した後に、次回第33回開催地紹介を
福山城博物館友の会 村上範慥会長から紹介を受けた。
閉会挨拶を県史協石井康孝副会長の後に
昼食を済ませ、
午後からは、3班に分かれての
現地のスタッフによる解説を聞きながらの見学となりました。
Aコース:三次浅野藩史跡関係コース
Bコース:三次町町並み見学コース
Cコース:県立歴史民俗資料館の特別展『神楽』見学コース
に分かれて、見学を致しました。
私たちのグループはBコースで「三次町並み見学コース」に参加しました。
13:10から15:10まで旧三次町並みを見学して回りました。
町並み見学も3班に分かれての見学となりました。
[見学コース]
1.旧館内・三次藩政庁跡
2.浅野提(旭提)
3.西城川・馬洗川合流付近
4.住吉神社・常夜灯
5.旧浅田薬店・旧増田酒造の卯建
6.浄土真宗明鏡山照林坊
7.三次市歴史民俗資料館
8.頼杏平と運甓居
以上の見学の後、帰宅の途に着きました。
(県史協会長あいさつ)
(演壇)
(講演風景)
(会場風景)
(三次市歴史民俗資料館の解説風景)
(浅野堤 旭堤)
(照林坊山門)
(卯建 うだつ)
(運甓居外から うんぺききょ)
以上概略を報告致します。
(報告:福之山)
武具甲冑関しては古い物で現存数が極めつくない鎌倉時代のウブ星兜鉢・鎌倉末期の筋兜など室町後期の変わ兜・安土桃山期の変り兜や南北朝時代の軍陣鞍鐙・室町末期頃の馬鎧・室町中期木製盾などなど中世~慶長元和期まで室町戦国桃山時代の資料が中心に所蔵され全てウブのまま展示されています 年間定期ごとに展示変えされていますがいまだに20年以上展示ししけれない兜具足腹巻胴丸や刀剣類が展示しけれない物が沢山あるそうです。今わ国立博物館・外国・私立美術館博物館などに貸し出しはしていないそうですが全て写真撮影できます