「備後・福山」歴史の街

広島県東部の地域は、古代以降「備後国」と言われていました。その「備後・福山」から郷土の歴史を含めた情報を発信致します。

復原なった「阿弥陀」さま

2016-02-23 01:39:22 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 福山市瀬戸町に広島県重要文化財として指定されていた「木造阿弥陀如来坐像」が、 有志の方々の寄付により、復原されて広島県立歴史博物館へ寄贈されました。  その案内を受け早速、拝観に馳せ参じました。  なななんと、平安時代の「定朝様式」を目の当たりにした感動に打ちひしがれてしまいました。  まさか、この様な「ど田舎」(地域の皆様誠に済みません)に、この様な「御仏」が存在していようとは、夢にまで . . . 本文を読む

『草魂の賦』ついに出版される

2016-02-07 16:05:48 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 地元の作家で地域の歴史と人間模様を描き続けている、 藤井登美子先生がついに『草魂の賦』(宮地直倁)について、 書き上げられました。  宮地直倁は、江戸時代に『備陽六郡志』を市井の人でありながら 独力で記述した人であり、その著書は後に管茶山も『福山史料』に 引き継がれる程の著作である。  副題に、「備陽六郡志物語」と書かれていて、江戸時代の人々や 飢饉に苦しむ百姓やそれを取り巻く人々の人 . . . 本文を読む