「備後・福山」歴史の街

広島県東部の地域は、古代以降「備後国」と言われていました。その「備後・福山」から郷土の歴史を含めた情報を発信致します。

仁和寺と御室派のみほとけ 展示図録

2018-02-26 16:20:06 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 東京国立博物館で開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ」 展で展示図録を購入しました。  天平時代から続く仁和寺は、真言密教の名宝を数多く所蔵 され、質量とも群を抜くすばらしいものばかりです。  地方では、中々拝観が叶いませんが、少しでもその一端に 触れたいと思い、手に入れました。  展示図録でも、その迫力と魅力に引き込まれます。 ☆「仁和寺と御室派のみほとけ」展は、 (東京国立博物館で、平成30 . . . 本文を読む

『青年百年』発刊

2017-06-15 16:41:09 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 山本瀧之助研究会では、来年秋に向けて、 福山市沼隈図書館「山本瀧之助記念室」が開設20周年に当たり、 山本瀧之助著作活動についての 「パネル展示」開催に向けて活動を続けています。  山本瀧之助の著作は、数多くありそれらに眼を通し、 著作活動の一端を紹介する予定で続けています。  その前段として、今まで活動を続けた成果として 『青年百年』を発刊致しました。  沼隈と言う狭い地域に於いて活動を続けた . . . 本文を読む

復原なった「阿弥陀」さま

2016-02-23 01:39:22 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 福山市瀬戸町に広島県重要文化財として指定されていた「木造阿弥陀如来坐像」が、 有志の方々の寄付により、復原されて広島県立歴史博物館へ寄贈されました。  その案内を受け早速、拝観に馳せ参じました。  なななんと、平安時代の「定朝様式」を目の当たりにした感動に打ちひしがれてしまいました。  まさか、この様な「ど田舎」(地域の皆様誠に済みません)に、この様な「御仏」が存在していようとは、夢にまで . . . 本文を読む

『草魂の賦』ついに出版される

2016-02-07 16:05:48 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 地元の作家で地域の歴史と人間模様を描き続けている、 藤井登美子先生がついに『草魂の賦』(宮地直倁)について、 書き上げられました。  宮地直倁は、江戸時代に『備陽六郡志』を市井の人でありながら 独力で記述した人であり、その著書は後に管茶山も『福山史料』に 引き継がれる程の著作である。  副題に、「備陽六郡志物語」と書かれていて、江戸時代の人々や 飢饉に苦しむ百姓やそれを取り巻く人々の人 . . . 本文を読む

南宮神社(府中市栗柄町)の神像群

2016-01-18 16:29:36 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 府中市文化センターに於いて、南宮神社(府中市栗柄町)の 神像群11躰が一括展示されている。 (期間1月16日~1月24日まで)  神社に奉納されている神像は、一般には、中々拝観が出来ないが、 今回、これら神像群が府中市重要文化財に指定され、一般に公開 されたものである。  急遽、拝観に駆けつけた。  先ず、「南宮神社」について、 (展示キャプション) (南宮神社本殿 展示パネル) . . . 本文を読む

企画展「平家と沼隈」パネル展無事終了

2015-11-28 15:22:24 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 手作り感満載の「平家と沼隈」展は、11月23日に 無事終了いたしました。  辺鄙な場所にも関わらず、沢山のご来場を頂き、大変ありがとう 御座いました。  地域に眠る伝説・伝承が現在まで脈々と続いている現状が歴史の中に眠る「史実」が垣間見えたのではないでしょうか?  もし、その様に受け止めて頂ければ、今回の開催は、大きな目的を少しでも達成したのでは、と思っています。  私達の活動は、微々たるもので . . . 本文を読む

「山城遺構探訪・中世山城を歩く」参加報告

2014-03-28 10:31:19 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
 しんいち歴史民俗博物館では、吉備津神社周辺の 山城遺構の探訪を実施し、それに参加致しました。  日時:平成26(2014)年3月22日(土)13:30~15:25  参加者:約60名  講師:尾多賀晴悟 しんいち歴史民俗博物館協議会副会長  集合場所:吉備津神社 銀杏木広場  探訪コース:医王院観音堂⇒桜山城跡⇒切通し⇒鳶尾城登り道⇒        鳶尾城跡⇒鳶尾城下り道⇒吉備津神社 . . . 本文を読む

「江戸時代鞆町分の年貢について」

2014-01-27 13:00:43 | 福山歴史研究(文化財と歴史)
「江戸時代鞆町分の年貢について」   ー桑田家文書から見えるー  講師 青野春水 広島大学名誉教授   [講演要旨(概略)] 「鞆の浦歴史民俗資料館」では、「中村家文書」八巻出版の後、 「桑田家文書」の解読に取り掛かっている。  その概略を含め、平成26年1月26日に講演があった。  先ず、鞆の地域の区分けの疑問の話(後地の地域)から、 「町分」の意を説明され、 年貢の徴収がどの様に行われて来 . . . 本文を読む