ふくまめ

高校野球応援記

引退は突然やってくる

2017-07-13 | 高校野球の日

本当にあっけない幕切れでした。
反撃する間もなく7回コールド。

グラウンドの上ではみな平等。
これまでやってきたたくさんの時間と努力をぶつける場だとは思います。
が、これはないんじゃないですか、神様。
これでは何も残せなかったと同じではないですか。
もう少しぐらい夏を味わいたかった…。

なかなか眠れずに、少しばかり悔し涙を流した後



次の日を迎えて思いました。


少し残った熱中症によるだるさ
まだ未練があるんなら続けるって方法もあるぞ。バッティングはよくなったな、練習試合で見せてもらったから満足だ。
という父からの言葉
土曜日応援に行くはずだったのに暇になっちゃったな~試験勉強でもしよ。という1号の言葉
ご苦労様というこまめの言葉
昨日かけてもらった応援母から2号への激励の言葉。
泣いたり笑ったりのたくさんの写真。

昨日まではいないはずの時間にどべーと寝転んでいる大きな体か
引退したことを物語っていました。

もう何を言っても終わりは終わり。すんなり受け入れよう。


「3年間はどうでしたか?」
2号に聞いてみました。
「山あり谷ありだった…でも今までで一番濃厚な3年だったよ。」
「で、今は谷なの山なの?」
「う~ん。今は平地かな。ピッチャーのままだったら試合に出られなかったし、背番号ももらえなかったかも。バッティングに専念できたからこそスタメンで3打席立てたからな。」
それならよかった。

今までの野球は自分が好きということのほかにも家族や学校の期待が乗っかってたと思うんです。
でもこれから続けるとしたならば、自分だけのための野球です。
今後のことは自分自身で考えればよし。
シニアに入ると決めたときや高校を決めた時のような「野球を中心に考えて進路を決める」ことはしないと今は考えているようなので
入学した先でゆっくり考えればいいと思います。

3年、いや12年間ご苦労様でした。
十分楽しませてもらいました。
ありがとうね、2号。

 

 

でも、でもさいごの叫び
2号のクリーンヒット見なかったな~。

 

 


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