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オヤジのつぶやき

オヤジの経験を紹介します。

黄金色に輝く沢、砂金?唐松尾山日帰り登山 2,109m

2009-09-27 | 山歩き

 今日は遅くなり9時半頃三ノ瀬の駐車場に着き真面目に500円払う。三ノ瀬集落の桜は過ぎているが花桃やシャクナゲ、芝桜が咲いている。唐松尾山は以前に二度撤退している。最初は雨天撤退、二度目は私の股関節痛のせいなので今日は足を引っ張るわけには行かない、十分にストレッチを行う。 無料カウンター

 沢が車道を横切っている場所で黄金色に輝く物体が多数沈んでいるのを見つける。物質は砂よりも軽そうだしどれも薄く輝きがイマイチなので黄銅鉱ではないし砂金でも無いと思った。しかし金色の鉱物は他に心当たりは無かった。後で調べたら金雲母のようだ、この鉱物は山の神土から先にも見られた。同行者はこの沢水を飲んでいた、水場は七ツ石尾根から先には無いが車道を行けば途中のムジナの巣と将監小屋にある。

 こんなのが沢一面に光っていました

 天気は晴、登っていくと段々暑くなりTシャツ一枚になる。笠取山と同じく熊笹の背が高く登山道は良く整備されている。後方の梢越しに富士山、大菩薩嶺や南アルプスの山々が見え始める。上の方になるにつれ鹿による樹木の食害が目立ち登山道への倒木もある。

 登山客は牛王院平分岐まで3人とすれ違っただけ、GWの次の休みなので登る人が少ないのだろう、山へ向かう道路も空いていた。やっと山の神土に着く、以前この辺りで二度撤退を余儀なくされている。牛王院平分岐で和名倉山(白石山)へ往復してきたと言う人に出会った。山の神土から和名倉山への藪道が分岐している。

 山の神土から唐松尾山に向け登り出すと崩壊の跡が2,3ケ所あり道が険しくなってくる。以前二度の撤退は正解だった。所々で富士山を見ながら休み休み登る、富士山の上部に雲がかかり始める。スローペースでやっと頂上に辿り着く、頂上には誰もいない。



 下山途中、和名倉山が見える。標識が傾いていて登りでは気がつかなかった西御殿岩への分岐の標識を見つけるが同行者が15分も登る気が起こらないと言う。西御殿岩から360度のパノラマと書いてある、もう遅かったしそう言われると登る気も起こらなくなる。牛王院平分岐から将監小屋までは防火帯を行く方が広々として見晴らしも良く気持ちが良い。牛王院平のピーク1,860mからは270度くらいの展望が得られる。ここでドライバーの練習をやったら気持ち良いだろう。将監小屋付近でやっと何人かの登山客を見る。水場の水が冷たくありがたい。トイレがあるがいつも利用しない。

 唐松尾山は距離は長いし若干ハード。見ものは途中の富士山と牛王院平ピークからの展望とゴルフコースのような防火帯と最初の沢の金色の砂。頂上では石楠花が目立ったので登るなら6月頃のシャクナゲの季節が良いのだろう、我々はリベンジに燃えて来てしまった。

 将監小屋からは車道を降りて来.る。下山は5:15、今日は砂金騒ぎ等で随分時間がかかってしまった。丹波山温泉のめこいの湯は入場が6時まででギリギリ間に合った。600円

 5月4日の尾瀬ヶ原で雪焼けしたがまた日焼けしてしまった、もう山は紫外線が強いのでご注意。ガソリン価格127円/L 川越市小仙波2-17-1 ENEOS Dr.Drive川越店

2007年5月12日 同行者2人 天候:晴 車。

9:20登山口-林道分岐10:00-牛王院平分岐11:25-山の神土11:40-1:00頂上2:00-山の神土3:00-牛王院分平岐3:10-牛王院平ピーク3:15-将監峠3:30-監将小屋3:40-ムジナノ巣4:20-登山口5:15



★冷たいものの暴飲は控えよう唐松尾山   撤退 2006年7月15日 雲 同行者1人 車

 昨年10月雨天撤退のリベンジ。以前行った笠取山の登山口より少し手前、三ノ瀬の先の中島川橋に路駐し登り出す。中腹を通って行く道はうんざりするほど距離が長い、行き会う人はおらず一度だけ道の整備をしている人に出会っただけだった。

 準備運動不足だったせいか途中で左足の付根が痛くなる。歩いているとどんどん左の股関節が痛んでくる。以前に来た山の神土にやっと出た。休んでいると甲信武ヶ岳から縦走して来た人が来た。後どのくらいですかと聞くと、ここまで2時間かかったと言う。そんなにかかるとは思えないが同行者にご迷惑をおかけし撤退の口実が出来たので撤退にしてもらう。

 症状として登りは痛いが降り、平地はなんとも無い。ただし三の瀬集落に降りてから車道を歩くと登りなので痛くてピッチが上がらない。車が通りかかったので手を振ったが乗せてもらえなかった。とうとう同行者が1人で車を回収に行ってくれた。

 痛みの原因はインターネットで調べると冷たいものの飲みすぎという事が出てきて心当たりがある。→http://www.biwa.ne.jp/~chiro-/rinnsyou/sokeibu.htm
消化器科の医者に言っても整形外科の問題だと言って相手にしてもらえなかったがその後、年相応に冷たいものを控えたところなんとも無くなり再発も無い。

 その後、たびたび左股関節が痛くなる、やはり股関節の障害でした。



★唐松尾山 雨天撤退 2,109m 雨 同行者1人 車
2005年10月

 三の瀬集落で登山道入口を探すと判りずらい小さな標識が見つかった。丸太の車止めバリケードが少しずれていてそこから車で林道に入れてしまった。七ツ石尾根を経由し山の神土から暫く登ると雨が強くなってきたので撤退にする。帰りは将監峠、将監小屋経由で降りてきた。車で林道に入ってしまった罰だったのか。

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蝶が舞う雪原 GWの尾瀬ヶ原1日探検

2009-09-27 | 山歩き

 冬の尾瀬を見たかったのでゴールデンウィークの5月4日に鳩待峠から行ってきました。尾瀬ケ原は大部分雪原で木道はほとんど雪に覆われています。雪原をのんびり行くと竜宮の手前辺りで蝶が一匹舞っている。天気は午前中ピーカンで暑くもなく寒くも無く爽やかで景色も良く最高でした。但し木道の踏み抜きによる怪我の可能性があるので十分な注意が必要です。2007年5月4日、晴れ、単独、車

 至仏山と下ノ大堀川

 至仏山と雪原  雪原の状態はこんな感じ、登山靴でどこでも歩ける。雪だるまはおまけ。

 鳩待峠駐車場に前日夜11時頃着いた時は車が一杯、車中泊している人も多いようだ。寝袋にもぐり込んで寝るが3時半頃寒さで目覚める、ダウンコートを2つもってきたのでかぶり熟睡。5時10分頃目覚めると駐車料を徴収していた、朝5時には駐車場の門番が来ていたようだ。駐車料金2,500円は高いが需要は多い。

 至仏山(至物山ではない)に登る人が多いので登ろうとも考えたが、今日は冬の尾瀬ケ原を隅々まで見たかったので自重する。

 サングラスを忘れてしまった。山の鼻に出るといきなり目への刺激が強い、雪目が心配になり帽子を目深にかぶる。雪目にはならなかったが雪面からの照り返しによる日焼けの被害が重かった。

 ヨッピ橋で景鶴山から下りてきた人に出会う。景鶴山は今の時期しか登れないと聞き、時間が無いと忠告されたが少し登りたかったし時間は十分と思ったので景鶴山に向かう。11時半頃、降りてきた人に時間を聞くと大目に見積もって6時間と言われたので諦め東電小屋に向かう。

 水芭蕉は尾瀬が原の手前と山ノ鼻の先、および東電小屋付近に咲いている。東電小屋付近は雪解けが進み春が来ていて黄色い花(リュウキンカ)も咲いている。水の中にリュウキンカらしき球根が一杯転がっている。東電小屋前のフキノトウは塔が立ってしまっている。途中の雪原でも蝶(確かビジターセンターで見た赤い斑だったと思う)が飛んでいるので尾瀬の春はそこまで来ているのでしょう。雪原の上をダイナミックに飛ぶ蝶を見たときは大丈夫かなと心配になりました。水芭蕉は霜で痛み先が黒ずんでいるので写真には難しい。東電小屋のトイレは閉まっている。東電小屋から先の踏跡は無い、静かな林間の路に暫く踏み跡をつけたが熊に出会ってもいやなので戻る。

 東電小屋付近の水芭蕉

 午前中は尾瀬ガ原を隅々まで歩いたがヨッピ橋の橋板が無い以外は歩行上の問題は何も無かった。東電小屋で昼飯を食べヨッピ橋を渡った辺りで木道を踏み外した。木道の近くは空洞になっているが、午後になると雪が緩むので木道の近くは反って危険だ、ということを理解するまで何度も木道の脇を踏み抜く。コースに沿って真面目に歩く場合は、木道の踏み跡から1~2m離れた所に踏まれている踏み跡の上を歩くとOK。川と橋の付近は雪が解けて木道が露出している。竜宮付近まではスノーシューやスキーで歩いている人もいたが東電小屋で出会ったプロカメラマンは長靴だったしヨッピ橋を渡って景鶴山に登る人は登山靴で歩いていた。

 ヨッピ橋から牛首に向かう木道は1ケ所水没していたのがわかっていたので拠水林に沿って迂回したが距離が足りなかった、木道に戻ると水没箇所に出会ってしまったのでもう一度大迂回する、これで時間がかかった。こちらのコースは人が歩いていない、大方の人は山の鼻から竜宮辺りまでをのんびり歩いている。

 鳩待峠からの山道は雪道で滑るが運動靴で歩いている若者もいた。アイゼンを付けていない人も多かったが軽アイゼンはあった方が良いでしょう。

 今日は自由に歩いたので歩き過ぎか木道の踏み抜きのせいか、膝が痛くなり鳩待峠までの登りはやっとだった。雪の尾瀬ケ原を一日中、隅々まで堪能できたのでストレス解消には役立ったと思う。

 下界の戸倉は桜が満開で春真っ盛り。戸倉から沼田までの一般道はいつもに比べ空いている。高速は前橋辺りまで空いていたが高崎ICから花園ICまで渋滞していた。

静かな雪景色の尾瀬沼、目印に気を付けて。
草紅葉の尾瀬はこちら  
晩秋の尾瀬燧ケ岳はこちら  
水芭蕉の尾瀬はこちら

6:20pmさいたま発-7:50東松山IC-関越-沼田IC-11pm着、鳩待峠駐車場、5:40発-山の鼻7am-竜宮十字路9:40-竜宮小屋-ヨッピ橋10:50-11:30着、東電小屋、12:30発-3:30着、山の鼻、3:45発-鳩待峠5pm-沼田IC-関越-東松山IC-さいたま市10時頃 単独 晴のち曇り 車

 初心者、初めての方への装備や心がけ等のアドバイス;尾瀬の天気予報が良ければ大丈夫でしょう、悪ければ行くのは止めた方が良いと思います、快晴なら行くしかない。持ち物の必携品は手袋、帽子、サングラス、滑らない靴。念のために防寒着、雨具上下。あった方が良いものはスパッツ、アイゼン。後は鳩待峠から山の鼻までの山道で滑らないことと木道を踏み外さないこと。

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2020/3/24 6,7年前水芭蕉目的で4月末に行ったが水芭蕉は終わっていた。ビジターセンターによればその年は雪が少なく3週間前のGWが水芭蕉mの見ごろだったたとのことだった。

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東京都民は登るべき山 笠取山日帰り登山 1,953m

2009-09-27 | 山歩き

 作場平の広い駐車場には1台のみ、割にきれいなトイレがある。作場平登山口を登り始める。檜の植林がされていて檜の上側にカラマツが植林され、カラ松の落葉で地面が赤くなっている。上の方は紅葉が終わっているがフカフカの落葉道は気分が良い。

 登山道は良く整備されていてさすが東京都水道局の予算は凄いと思わせる。埼玉県の両神山等は道が崩壊したままだ。ただ登山道のすぐ脇に小鳥用の巣箱が無数に架けられているが、高さが低く登山者と目を合わせてしまいそうで小鳥が住めそうに無い。

 東京都の水源となる沢の音を聞きながらひたすら登る。11月とは思えないような暖かさでTシャツ1枚になる。両側の熊笹の背丈が高い。水は計2L持ってきたが水源があるとのことなので後で補給すれば良いと思い途中で0.5L捨てる。これが後で祟った。

 急傾斜の一休坂を避けヤブ沢峠へ向かう。斉木林道と出会い車道を登ると広い広場のある笠取小屋に着く。小屋の管理人が軽4WDで到着し小屋を開け始めたころから登山者が増えてくる。水場は2分との表示があったが面倒なので先に水源があると勝手に判断して汲みに行かず。

 小屋から先のコースは防火帯が1直線に幅広く伐採されており、なだらかな傾斜と開放感が気持ちが良い。途中に小さな分水嶺があり多摩川、荒川と富士川の表示がある。もう一つ小さなピークを過ぎるといよいよ笠取山の最後の登坂に取り付く。下から見上げると北斎の赤富士のように上部ほど傾斜がきつくなっているのが分かる。

 最初のピークは見晴らしが良い。同時に登って来た夫婦が2つの地図を出してきて南西の方のきれいな山映が金峰山、あれが雁峠山荘と教えてくれる。次のピークが最高点1,953m、ピークが後2、3ケ所あり石楠花が多い。黒エンジュ山への分岐点を水干へ向かう。

 水干は『みずひ』と読み、祠が祭ってある。多摩川の最初の一滴が滴るのを見た。東京都民は心身のリフレッシュと東京都水道局の予算監査を兼ね、天気が確実に良さそうな時、笠取山を訪れるべきだと思う。シャクナゲの咲く頃が人出も最高だろう。東京都の水源が見られるし何より良い運動が出来ます。

 水干は水源なので水場かなと思っていたが水源ではあるが水場ではなかった、干なだけに。鍋焼きうどんを用意し始めたところひっくり返し水をこぼしてしまった。幸い同行者から新品のボトルを貰ったのでお茶で鍋焼きうどんを煮込まずに済んだ。水を無駄に捨てた戒めだったのか。この頃は水を捨てたりこぼしたり登山初心者でした。

 帰りは黒エンジュ山分岐に戻り中島川口方面を目指す、3時頃登山道入口に着く。此処から作場平までは車道を歩く。


4:15am起床-5:00さいたま市発-一ノ瀬-7:15作場平登山口発-7:35ヤブ沢分岐-8:50ヤブ沢峠-9:55笠取小屋着-笠取山11:00-12:00黒山分岐-12:10水干、昼食12:50水干発-1:00黒エンジュ山分岐-馬止-3:00中島川口-3:30pm作場平着

2003年11月8日(土) 同行者1人 天候:晴れ 車

その後2007年5月に隣の唐松尾山に登りました、時間と体力があれば唐松尾山まで縦走できるらしい。唐松尾山には将監小屋という山小屋があります。

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アイゼンが無いと大変、GW2日目の瑞牆山 2,230m日帰り登山

2009-09-27 | 山歩き

 GWの4/29に瑞牆山(瑞垣山、ミズガキヤマ)へ行ってきました。絶好の天気に恵まれ最高でした。但し前日、さいたまでは降雹がありましたがこちらでは雪が積もったらしく、頂上直下や朝の日陰道はアイゼンが無いと滑って大変でした。アイゼンを持っていない人は半分ぐらいいたようです。我々は1,000円の4本爪アイゼンを2人で片方づつ付け何とか無事でした、軽アイゼンで十分でしょう。早出すれば東京から日帰りで登山できるでしょう。 2007年4月29日 同行者1人 快晴 車

瑞牆山山頂付近

 頂上から金峰山を望む

 左下の岩の上にロッククライミングで登った人がいる、遠景は八ヶ岳。頂上の先端に立ち写真を撮りましたが多分非常に危険だったと思います。

 岩が多く急傾斜なのでかなりハード、登山に集中できるのでしばしストレスが解放されます。ロープや木や岩に掴まって上り下りするので全身の運動が出来、胃腸の具合もよくなりました。ハードさと岩の切り立った壮観はさすが百名山です。途中は石楠花が多かった、シャクナゲの季節は見事でしょう。

 午後の帰り道は雪が大方解けていたけれど、頂上直下と日陰の厚氷はしばらく解けないかも知れない。雪解けでグジャグジャのところもあるのでスパッツもあればあった方が良いと思います。アイゼンが無い人は尻ですべるためお尻が汚れるし、軍手がビショビショになります。家族連れは運動靴や手袋無しの人もいました。

 遠いので時間と交通費がかかりました。起床3:15am-自宅発3:45-浦和南IC-首都高、東京、中央道-須玉IC-駐車場7:30-富士見平小屋8:30-天鳥川出会9:40-12am山頂1pm-天鳥川出会3:30-富士見平小屋4:15-林道撮影ポイント5:00-駐車場5:30pm-益富の湯-須玉IC-中央道-八王子IC-あきるのIC-圏央道-日高IC-帰宅10:40pm。我々は雪道の渋滞、写真撮影と同行者の調子が悪く随分かかったが、普通に登れば我々の3分の2以下の時間で日帰り登山が楽しめるでしょう。帰りは中央高速道が談合坂から小仏トンネルまで渋滞。

 交通費はさいたま市から帰りのGS川越まで398km、割り勘でガソリン代2,055円(川越で120円/L)、高速代2,535円。


 益富温泉益富の湯は700円、湯は全部ぬるくて同行者には不評でした、サウナは狭くて一杯、1ケ所熱い湯とすべき。

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観音様のご開帳を堪能、混浴赤石温泉、櫛形山2,052m、裸山登山、アルプスと富士山も見える

2009-09-27 | 山歩き

 関東は天気が悪そうなので行き先を議論しながら川越方面に向かう。 川越で天気の良さそうな山梨方面へ行くことにする。16号を行き東京、八王子から中央高速に乗る。 途中で登る山を櫛形山に決定。

  櫛形山林道で少しでも楽しようと登り口を検分、北尾根登山口より中尾根登山口の方が130m程高いので道端に駐車し中尾根登山口から登り始める。登り始めるとすぐ標高1500mの標識が現れる。丁度ムシカリの白い花の盛りである。 程なく標高1600mの標識がある、1700mは少し苦労する、1800mは相当苦労する。1900mは見つからないまま峠に差し掛かり下りだすと避難小屋に着く。最近改築されたとのことで中は奇麗。宿泊ノートを見ると余り泊まっていない。広いので満員になることは無いだろう。

  避難小屋付近から上は山桜が咲いている、もう一週間早ければ見頃だったろう。櫛形山の頂上はガスの中であった。 昼食後裸山に向かう、裸山の入口には枯れ草が茫々と立っている。アヤメの残骸のようだ、アヤメは7月中旬頃が見ごろらしい。

  裸山の山頂でお茶を飲んでいると富士山が見えてきた。しばらく前から下の広場辺りが賑やかだったが、酔っ払いの3人組が賑やかに登ってきた。富士山は見えづらかったのであそこに見えると教えてやったらやはり喜んでいる。3人組は沼津の人達でいつも反対側から見ているとのこと、どこの山に登っても富士山が見えると嬉しいものだ。やはり富士山は日本一だし姿が良い。喜んでいると反対側に雪を頂いた雄大な峰々が遥か上方に現れ始めた、酔っ払いと一緒に歓声を上げ感動で至福の時間を過ごす。裸山を後にする頃には遠くの山々が見え出してきた。

  下山後看板が目に付いた赤石温泉に行く。内湯は女性専用の時間帯は終わっているのでどうぞ、と掃除中の女性に言われ脱衣室で脱ぎだした。若い同行者が混浴がどうのこうのと浮かれて騒いでいる。すると隣の婦人用脱衣室の引戸がカラカラと滑って開いたり、ピシャンと閉まったりしている音がする。しばらくすると女将さんが来て『女性が入っているので外の露天に行って欲しい』と言う、私はスッポンポンになってしまった。女将さんが行った後同行者は風呂場を覗いている。この温泉は基本的に混浴なので同行者が混浴がどうのこうのと騒がなければ妙齢のご婦人と混浴できたかも?。

  しょうがないから外の露天風呂へ行く。なるほど湯が赤い、酸化鉄の色だろう。先客に若い男性が一人いる。浸かっていると中年のパンチパーマと30代ぐらいの女性が来た。男が風呂脇で脱ぎ出したので女性も少しためらっていたが、脱衣所を使わず風呂脇で脱いでタオルも巻かずそのまま入って来た。女は子供を2,3人生んだような体形だが、顔は昔女優をやっていたといってもおかしくないような顔立ち。

  広い湯の底に1ケ所火傷するぐらい熱い噴出し口がある。我々皆「アッチッチ」と体験したので私はそのカップルにそこは熱いですよと注意したが、カップルも全く同じパターンで「アッチッチ」とやったので、カップルもこの温泉は始めてと判る。

  暫く浸かっていてそのカップルから少し離れたら、女が岩の上に立膝で腰掛けた。 私は観音様の真正面で見上げる位置、少々遠かったが観音様をじっくりと拝まさせていただく。女は少し横を向いたまま顔を動かさない。

  今日は裸山頂上で雲の上に神々しい南アルプスの壮大な姿を拝み、露天風呂ではあり得ない観音様を拝め、裸尽くしの一日となり最高である。これでアヤメが加わればもっと最高。

  女は連れの男の関心を引きたいのか、我々オジサンは眼中に有るのか無いのか、何故か岩の上でポーズの取りっぱなし。 連れのパンチパーマはヤケッパチな感じで風呂の周りをうろうろしている。

  こうなるとおじ様達は風呂から上がれなくなり、1時間以上湯に浸かって拝みっ放し。後から聞いたところ、H氏は私の前にいて一番近く角度も私と同じでメガネをかけていたのでバッチリ、S氏は目が悪くイマイチだったとのこと。

  1時間程度浸かっていても何故か状況は変わらない。本当はかなり不自然な状態だと思うが、山奥の自然の中で温泉に浸かっていると爽やかな時間が流れて行く。湯はぬるくいくらでも浸かっていられるので1時間以上観音様を拝みっ放し。パンチパーマ以外は誰も1時間以上動かない。膠着状態が続き何時までいても埒が明かない。誰も出ようと言わないので、私が出ようと声を掛け上がったら皆ゾロゾロついてきた。着替えて出てくる時にパンチパーマが風呂の外で悔しそうな赤い顔をしてこちらをにらんでいた。

  今になって振り返ると、パンチパーマが来た時、脱衣所を使わなかったのが変わっていたし脱ぎ方や行動も変わっていたのでお賽銭目的だったのかも知れないと今になって想う。また、女が岩の上に腰掛ける少し前に先客の若い男が丁度女の後ろ側で後ろ向きにやはり腰掛けたまま動かなかった。気候は寒くはないし裸で岩の上にいても気持ちが良いことは考えられる。先客は女に対し後ろ向きなので女に気が付かない様子、それにしても先客が長い時間出て行かないのは今になって想い返せば少し不自然に思える。その時は宿泊客だと思って理解できていたが、あの3人はグルだった可能性も考えられる。そういえば若い先客もパンチパーマだったような気がする。最後にパンチパーマが怖い顔をして睨んでいたが我々は3人連れだったのでイチャモンを付けられなかったのかも知れない。

  想い返すと、女は一点を見詰め動かなかったので、完全に仕事モードだったように想う。しかしその時、オジサマ達はただ儲けたと思っていただけだった。アメリカに住む友人がチップはマナーだと言っていたが、この場合はお賽銭、いや、お布施を供えることがあのカップルに対するマナーだったのだろうか。しかし、お賽銭を供えようにも財布は脱衣所の中なので出しにくい、もう少し工夫が必要かな。

  今日は富士山がチラチラ、南アルプスがチラチラと妄想を掻き立て、かんのんさまはチラチラと言うかタダでダイレクトだったので楽しく儲けた一日になった。

  車で行く登山の後は大体温泉に入ってくるが長い人生の間こんなことは始めて。しかし、ここの風呂は内湯での出来事といい、露天風呂といいローカルさがお勧め、混浴を楽しめる確率が高いと思う。御開帳してくれる女性もいることだし若い女の子もオジサンと一緒にローカルにアッケラカンと混浴を楽しみましょう。(思いっきり本音のジョークです)。でも御開帳してくれる女性がいたら黙って見ているだけにしましょう、ヤクザとグルとも考えられます。

  ヤクザと言えばこんなことも想い出しました。どこかの山からの帰り、関越の寄居PA辺りで用を足しPAを出てきた。すっかり暗くなり道路は混んでいた。突然、後ろからパッシングされた。2人で何か悪いことをしたかな等と言っていると、後ろからSUVが急に前に割り込んできて2台にはさまれた。その時のSUVのブレーキの掛け方が不自然だった。その後こちらが車線を変えると2台共変えるし後ろはぴたっと付いている。はさまれたのでこれはおかしいと言いながら左車線を流れに乗って走っていた。この時は流行のオヤジ刈りかなと思った。運転者は何かあったら携帯で110番してくれと言うし次の東松山で降りると言う。東松山IC出口で走行車線からいきなり出口車線に入ったところ、前に割り込んで来た車も出口車線に車線変更したので運転者はまたいきなり走行車線に戻った。先行車はブレーキをかけ出口車線で完全に止まっていたので作為は明白だった。

  後でディーラーの人に話した所、『それは当てられ屋ですよ。ほら、前に当り屋の車種とナンバーが出回ったことがあったでしょう。』と断定された。そういえばそういうFAXが回覧されたことがあった。皆さんご注意してください。

 2005年5月14日 曇り 同行者2人 車

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