高市早苗氏が台湾の頼清徳総統と会談 中国念頭に「防衛」「経済安保」の連携強化で一致
【台北=西見由章】台湾の頼清徳総統は28日、台北市で、訪台している自民党の高市早苗前経済安全保障担当相と会談した。双方は海洋覇権の動きを強める中国を念頭に、防衛や経済安保、民主主義などの価値観の共有を巡る3点について連携を強めていくことで一致した。会談後に記者会見した高市氏が明らかにした。
高市氏によると、双方は「防衛面での情報共有も含めてしっかり意思疎通していく」ことを確認。経済安保では、半導体などの分野で「強靭(きょうじん)で自律性のあるサプライチェーン(供給網)」を日台がつくりあげていくことで合意した。
高市氏は日台関係を巡り「非政府間の実務関係であっても、堂々とその実務を強化すべきだ」と述べた。
高市氏は黄川田仁志、尾崎正直両衆院議員や佐藤啓参院議員らと27日から3日間の日程で訪台。28日は林佳竜外交部長(外相に相当)や蔡英文前総統、韓国瑜(こくゆ)立法院長(国会議長)らとも会談した。 産経新聞
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