11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は11日、酷評された6月の討論会後初の記者会見に臨んだ。大統領の「認知機能」への不安が広がる中、1時間近くにわたって記者の質問に答えた。
バイデン氏の単独会見は約8カ月ぶり。ワシントンでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の閉幕に際した会見だったが、質問は大統領選からの「撤退論」に集中した。
「認知機能の検査を受けるべきではないか」との指摘には、神経学的検査を3回受けており「私は元気だ」と反論。「医師がさらなる受診を勧めれば応じてもいい」と語った。
ただ、ハリス副大統領に大統領職を担う能力があると説明した際に「大統領の資質がなければ『トランプ副大統領』を選んでいなかった」と言い間違え。
共和党のトランプ前大統領(78)は、この場面の動画をさっそくSNSに投稿し「グレートジョブ(よくやった)、ジョー」と皮肉った。(共同)
産経新聞
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