米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である同県名護市辺野古の住民が、移設反対派の抗議活動ばかりがクローズアップされる街のイメージを変えようと、奔走している。かつて米軍人らでにぎわった歓楽街の名残をとどめるレトロな町並みや伝統行事の魅力を、情報サイトで紹介。オリジナルのPR曲も作り、「『辺野古=基地問題』と考えずに、素顔の辺野古を知ってほしい」と訴えている。 (桑村朋)
終戦後、辺野古に開設された米軍キャンプ・シュワブはベトナム戦争中の1960~70年代、海兵隊の中継基地となり、周辺は米軍人や商売をする日本人があふれかえった。区画整理で作られた社交街は、その責任者だった米軍人の名前を取って「アップルタウン」と名付けられた。
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