次世代放射光施設「ナノテラス」の内部量子科学技術研究開発機構(千葉市)などが仙台市の東北大構内に整備した次世代放射光施設「ナノテラス」の運用が始まった。「巨大な顕微鏡」とも呼ばれ、世界最高レベルの性能で物質の性質をナノメートル(ナノは10億分の1)レベルで分析でき、材料科学や医薬品開発の進展が期待される。産業発展の起爆剤にしようと、企業の利用を後押しする動きもある。
「最先端の研究成果を創出し、日本の競争力を高められる」。運用が始まった4月1日、開発にも携わったナノテラス広報グループの加道雅孝さんが強調した。
産経新聞
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