政府は9日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で挑発行動をエスカレートさせている
中国海警局の公船や漁船の動向、日本政府の対応をまとめた資料を公表した
再三の抗議にもかかわらず、領海侵入が繰り返される事態を重く見た異例の対応で、今月5~8日に中国公船延べ17隻が侵入し、中国漁船延べ43隻も入ったことを明らかにした。政府は引き続き、中国側に即時退去を要求する方針だ、資料は外務省と海上保安庁のホームページに掲載された。今後、英語版も作成し、対外発信を強化する。周辺海域で確認された中国公船16隻もカラー写真で紹介し、うち7隻が「砲らしきものを搭載している」ことも確認された、10隻についてはこれまで尖閣周辺で確認されていない船だったことも判明し、7隻は1~2年以内の新造船とみられる。
船体前部にカバーで覆った砲らしきものがみえる(点線部分)中国公船「海警44103」=海上保安庁提供
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