トヨタがEV電池の24時間生産を検討、土日も含め愛知の2工場で…26年までに稼働へ

2023年07月07日 14時43分35秒 | Weblog

トヨタ自動車は、電気自動車(EV)用電池の自社生産について、国内2工場を土日も含めて24時間稼働させる検討に入った。トヨタの工場は通常、平日深夜から未明や休日は稼働を止めており、EV需要の拡大を見据えた異例の取り組みとなる。

 車載電池は製造設備を動かし始めたり、止めたりするのに時間がかかるほか、工程を途中で中断すると不良品が発生しやすくなる。EVの中核部品となる電池の品質確保には連続稼働が不可欠だと判断した。

 具体的には、明知工場(愛知県みよし市)と下山工場(同)で24時間の電池生産を行う方針だ。両工場では2026年までに電池生産を始める予定で、労働組合との協議も始めた。

 車載電池メーカーでは24時間稼働が導入されており、トヨタは自社工場で取り入れる考えだ。

 トヨタは、30年のEV世界販売台数を現在の約140倍にあたる350万台に伸ばす計画で、今後、国内でもEV生産を加速させる見通しだ。昨年には、電池生産に日本と米国で最大7300億円を投資すると発表。米国ではノースカロライナ州に豊田通商と共同で新工場を建設する。

                                                                                              読売新聞

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