シンガポール

2014年05月31日 16時42分48秒 | Weblog
 

反日教育をやめた華人の国・シンガポール

安倍晋三首相の靖国神社参拝以来、中国と韓国の対日非難はとどまるところを知らない。そのなかでシンガポールは、日中両国間でのバランスをどうとるかに苦労しているようだ。華人の国であっても中国だけに肩入れするわけにもいかず、かといって日本を支持することで、中国を怒らせるわけにもいかないといったところだ。そんなシンガポールの苦悩を示すような記事が、シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズに載った。14日付のオピニオン面に見開きで掲載された2本のコラムで、一つは「日本の戦争犯罪に対する集団健忘症治療」と題したもの。もう一つは「中国は満州の問題に倣うことができる」というコラムだ。

 ともに日中の歴史問題を取り上げた記事だが、前者は安倍首相の靖国神社参拝に加え、先の都知事選の応援演説で、南京虐殺は中国によるプロパガンダだとした作家の百田尚樹氏の発言などを取り上げ、「多くの日本人は過去の残虐な戦争の記録に向き合うことができないようにみえる」と指摘。こうした世論を背景に安倍首相も村山談話など前任者による謝罪を取り消したがっていると批判する。

 もう一方のコラムは、北京で先日、満州・モンゴル族が統治した清朝時代を取り上げるイベントが開催されたことを基にしたもの。満州族は日本よりもひどい虐殺を行ったが、それを現代の中国人は知らず、さらに清朝の創始者、ヌルハチの墓を平気で詣でることなどを指摘。そのうえで、満州・モンゴルと日本に対する国民感情の違いは、歴史教育でどう教えるかにより、実際、中国では満州族による漢民族に対する抑圧などは、ほとんど取り上げていないとし、中国が反日教育をやめてみれば事態は変わるのではとしている。

 もっとも、どちらのコラムも「ザ・レイプ・オブ・南京」をはじめとする、研究者の間で疑問符が付いているような本を基にしていることはさておき、今、同紙がこうした日中の歴史問題を取り上げた2つのコラムを並べて掲載するところに、シンガポール政府のメッセージがあるのではないかとみえる。そもそもストレーツ・タイムズにシンガポール政府の意向に沿わない記事が載ることはまずない。

 そうした視点でみると、今回の記事は、シンガポール政府から中国政府に対し、反日教育をやめることで事態改善をはかってもらいたいというメッセージではないだろうか。ただ、中国だけに要求するわけにはいかないので、中国の主張に沿うような立場で書かれた対日批判記事を見開きで掲載したのではとみるのはうがちすぎかというのも、シンガポール自身が25年ほど前から学校での反日教育を徐々にやめたからだ。戦時中、日本の占領下にあったシンガポールでは、多くの中国系住民がスパイ容疑で逮捕され、処刑されるなどした。そのことは今でも小中学校で歴史的事実として教えている。高校レベルからは当時の世界情勢を教える中で、なぜ日本が戦争へと進んだのかを学ぶ。そして、もし自分がその時の日本の首相だったらどうするかを尋ね、いかにすれば戦争を避け、さらに国を守るにはどうすべきかを考えさせる教育を行っている。そこには厳しい対日批判はない。

反日教育をやめ、政治経済だけでなく社会的にも良好なつながりを作る基 

背景には、多くの日本企業が進出し始めた時期と重なることから、日本との関係改善をはかることで経済発展につなげる狙いがあったとみられるが、実際に反日教育をやめたことが、今の日本とシンガポールとの政治経済だけでなく社会的にも良好なつながりを作る基礎になったのは間違いないだろう。かつて●(=登におおざと)小平が、シンガポールの繁栄をみて、小国だからできたことだと語ったという。実際のところ、中国がシンガポールと同様、こうした政策転換を行うのは難しいだろう。

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ベトナム

2014年05月31日 16時33分58秒 | Weblog
 

安倍首相講演を大きく報道 ベトナム、対日連携に期待

安倍晋三首相が5月30日にシンガポールでのアジア安全保障会議で行った講演について、31日付のベトナム国営各紙は「日本がベトナム支持」などと大きく報じた。

 南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近での中国による石油掘削作業を発端に中国船とベトナム船の衝突が相次ぐなど緊張が高まっている。ベトナムは、中国を強く批判している日本との連携を強めたい考えだ。有力紙トイチェは1面に安倍首相の講演写真を掲載。「日本が海洋安全保障の確保で東南アジア諸国連合(ASEAN)を支援」との見出しで伝えた。

 ティエンフォン紙は「日本が(南シナ海で中国と領有権を争う)ベトナム、フィリピンを強く支持」との見出しを掲げた。(共同)

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永遠にゼロ

2014年05月31日 15時21分51秒 | Weblog

 

  永遠にゼロ http://youtu.be/g2FYF7pXh8k

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リンドバーグ 孤高の鷲 の一節

2014年05月31日 13時51分38秒 | Weblog

 

1945年 ナチスの捕虜収容所に来て

 われわれが佇む人骨の溢れた穴の周辺には、こぼれた骨灰の跡が小径のように尾を引いていた。われわれが暖炉用の石炭殻を投げ捨てるように、骨灰はぞんぱいに投げ捨てられたのだ。その穴は、庭先の景観を無視して石炭殻の穴を掘るように掘ってあった-焼却炉からはさほど遠くなく、しかも穴を掘りやすい地面に見えた。近くに長方形をなした二つの小山があり、似たような穴の跡であろうか。少年は、焼却炉から運び出されてさほど時日が経っておらぬ膝関節の部分を拾い上げ、われわれの眼の前に突き出す。

 無論、このような事が行われているのを、自分は知っていた。しかし、よしんばそれが第三者の撮影した写真を見て得た知識であっても、自らその現場に立ち、この眼で見、この耳で聴き、五感で感じた場合とはわけが違う。一種、異様な困惑が襲ってきた。以前にかかる困難を覚えたのはどこでだっただろうか。南太平洋でか。そうとも、ビアク島の洞窟で日本兵の遺体が腐りかけるのを見掛けたときだ、爆撃穴に埋まる日本兵の遺体の上から残飯が投げ捨てられ、待機室やテントやまだ緑色を呈する日本兵の頭蓋骨が飾り付けてあるのを見掛けたときだ。

 かりそめにも人間が-文明人が、かかる次元まで堕落できるとは考えられないことのような気がする。にもかかわらず、彼らは現実にこうして堕落したのである。ここドイツのキャンプ・ドラにおいて、またかのビアク島の洞窟において。しかも、ビアク島ではわれわれアメリカ人がそれをやってのけたのである。それとは異なる価値のために立ち上がったと主張するわれわれが、だ。ドイツ人はユダヤ人の扱い方で人間性を汚したと主張するわれわれアメリカ人が、日本人の扱い方で同じようなことをしでかしたのである。「やつらは本当に獣以下だ。どいつもこいつも皆殺しにすべきだ」。耳に胼胝(たこ)ができるほど、南太平洋のアメリカ軍将校から聞かされた台詞(せりふ)だ!「何故、兄弟の目にある塵を見て、おのが目にある梁木(うつばり)を認めぬか」

 私はポーランド少年を見やった。このような飢餓状態をどこで見たろうか。それも、ビアク島においてだ。原住民の操るカヌーの光景が記憶に甦(よみがえ)ってきた-われわれのキャンプ近くの岸辺に向かってゆっくりと漕ぎながら、半裸体の武装した原住民に護送される日本軍の捕虜たちだ。列の後尾にいた若干名は歩行できないほど飢えており、このポーランド人少年より痩せ細っていた。勿論、ドイツ人が捕虜収容所でポーランド少年を飢えさせたように、アメリカ人が日本人を飢えさせたわけではない。われわれがあまりにも”文明化”し、手際が良すぎただけの話である。ただ日本人の投降を受け付けないことにより、彼らをして密林内で飢えさせたに過ぎぬ(彼らの責任において)。単純明快な事態であった。飢餓のために眼がぎらつこうと疾病(しっぺい)の危険性があろうと、われわれは心を動かされなかった。数マイルにわたる密林がそれを覆い隠し、消し去ってくれたからだ。両手を挙げて投降しようとする先頭の日本兵を撃ち殺しさえすればよかった。(「ジャップの投降は信用できない。手榴弾を投げつけるからね。即座に撃ち殺してしまう手しかないよ」)。あるいはただ打切棒(ぶっきらぼう)に振舞い、白旗を掲げて来た敵の使者を怒鳴りつければよいのだ。歩兵の将校連が洞窟で、「顔を洗って出直して来い、畜生め」と勝ち誇ったように。

 かかる一連の出来事が走馬灯のように脳裏をかすめて行く。わが海兵隊が、ミッドウェーの砂浜に寸鉄を帯びないで泳ぎつこうとする日本軍の生存者を撃ち殺した話。ホランディア飛行場で、我が軍が日本軍の捕虜に機銃掃射を浴びせた話。ニューギニアの山越えに南へ飛ぶ輸送機の上から、オーストラリア人が日本軍の捕虜を突き落した話(「オーストラリア軍は捕虜がハラキリを演じたとか”抵抗”したからと報告してるんだ」)。ヌルフォール島で殺されたばかりの日本兵の死体から脛骨を切り出し、ペーパー・ナイフやペン皿を造った話。「そのうちに、あのジャップの野戦病院をたたき潰してやるぞ」と豪語した若いパイロットの話。金歯を求めて日本兵の遺体の口をこじ開けたアメリカ兵の話(「そいつは歩兵お得意の内職でね」)。「スーベニア用としてこぎれいにするため」日本兵の生首を蟻塚に埋めたという話。ブルドーザーで日本兵の死体を道路の片側に寄せ、浅い、墓標の無い穴に放り込んだ話(「それが近くにあったりすると、我慢ができないので埋めてしまうんだ」)。イタリアの町でムソリーニと愛人が逆さ吊りにされた写真を、高い文化的理想を主張する何千というアメリカ人が容認したこと。歴史を遡れば、かかる残虐行為は古今東西を問わず続けられてきたのであった。ドイツのダハウ、ブッケンワルト、キャンプ・ドラといった収容所においてばかりではない、ロシアから太平洋にかけても、またアメリカ本国の暴動や私刑(リンチ)、中南米のさほど喧伝されぬ蜂起や中国の残酷事件においても、さらに数年前のスペイで、往時のユダヤ人虐殺で、ニューイングランドの魔女焼き、イギリスの八つ裂き刑、kリストと神のみ名において行われてきた火刑においても。

 私は人骨の灰に埋まる穴を見降ろした(「一年半に二万五千人だ」)。かかる行為はなにも特定の国家や民族に限って行われたのではないことに気付く。ドイツ人がヨーロッパでユダヤ人になしたと同じようなことを、われわれは太平洋で日本人に行ってきたのである。ドイツ人が人間の灰を穴に埋めることで自らを瀆した(けがした)と同じように、われわれもまた、ブルドーザーで遺体を凌い、墓標もない熱帯地の穴に放り込むことにより、自らを瀆したのである。地球の片側で行われた蛮行はその反対側で行われても、蛮行であることに変わりがない。「汝ら人を裁くな、裁かれざらん為なり」(新約聖書・マタイ伝第七章一節)。この戦争はドイツ人や日本人ばかりではない、あらゆる諸国民に恥辱と荒廃とをもたらしたのだ。

   孤高の鷲 廃刊  図書館によっては蔵書があります

この米国に、国防を委ね 

 日本の領土領海領空を支那・韓国・台湾・ロシアが自由に侵入

    憲法9条で安全は保たれて、攻撃があれば話し合いで解決するという

       お伽噺の人々は ご自宅も扉もなく 他人が出入りできることでしょう

     ぜひその方々の ご自宅拝見いたしたいものです

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アジア安全保障会議

2014年05月31日 11時35分00秒 | Weblog

 首相の靖国参拝発言で会場に賛同の拍手 アジア安保会議

 安倍晋三首相が30日、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)で自身の靖国神社参拝について「国のために戦った方に手を合わせる、冥福を祈るのは世界共通のリーダーの姿勢だ」などと語り、会場が拍手に包まれる一幕があった。

 講演後の質疑で、出席者の中国人男性が昨年の首相の靖国神社参拝について「先の大戦で日本軍に中国人は殺された。その魂にどう説明するのか」と質問したのに答えた。

 首相は「法を順守する日本をつくっていくことに誇りを感じている。ひたすら平和国家としての歩みを進めてきたし、これからも歩みを進めていく。これは、はっきり宣言したい」とも述べた。

 一方、小野寺五典(いつのり)防衛相は同会議の夕食会で、中国の王冠中・人民解放軍副総参謀長と約5分間、会話した。

 小野寺氏は、東シナ海上空で中国軍機が自衛隊機に異常接近した問題を踏まえ、海上での偶発的衝突の防止に向けた連絡体制の早期運用に応じるよう求めた<iframe id="dapIfM2" name="dapIfM2" src="about:blank" frameborder="0" scrolling="no" width="1" height="1"></iframe>

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新宿恩賜御苑の薔薇

2014年05月31日 10時32分29秒 | Weblog

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アジア安全保障会議

2014年05月31日 04時03分54秒 | Weblog
 

「交わすべきは言葉」 安倍首相、南シナ海での中国を批判 アジア安保会議

 「アジア安全保障会議」に日本の首相として初めて出席し、講演する安倍首相=30日、シンガポール(共同)

「アジア安全保障会議」に日本の首相として初めて出席し、講演する安倍首相=30日、シンガポール(共同)

 【シンガポール=比護義則】安倍晋三首相は30日夜、シンガポールで同日開幕したアジア安全保障会議(シャングリラ対話)に出席、基調講演した。首相は「法の支配」の順守を強調し、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)、パラセル(同・西沙)両諸島での領有権争いをめぐりフィリピンやベトナムの行動を支持、「既成事実を積み重ね現状の変化を固定しようとする動きだ。強い非難の対象とならざるを得ない」と中国を批判した。

 首相は、「海における法の支配」について「国家は法に基づいて主張する」「力や威圧を用いない」「紛争解決には平和的収拾を徹底すべし」との3原則を示し、「当たり前のことであり、人間社会の基本だ」と訴えた。

 その上で「最も望まないことは、威圧と威嚇が、ルールと法に取って代わり、不測の事態が起きないかと恐れなければならないことだ」と指摘した。

 南シナ海で中国がベトナムやフィリピンと領有権をめぐり対立していることや、日中間の連絡メカニズムが運用に結びついていないことを挙げて、中国に対し「交わすべきは言葉だ」と交渉のテーブルにつくよう促した

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ブルーインパルス

2014年05月31日 03時52分34秒 | Weblog

   

  訂正

    30(金) 午後5:30~6:00   予行

 

    31(土) 午後5:30~6:00   本飛行

 

      昨日   東西方向へ2往復 6機編隊飛行を見ました

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