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フジワラのかたまり

転勤・転居5回、転職3回という流浪経験を経て、いま、起業したいと妄想する30男の雑多コラム。

民主党はプロモーションが下手だ~~民主党代表選挙

2006-04-07 11:51:55 | 政治経済

民主党代表選挙は、今日の両院議員総会で決することとなっている。
この総会の中で、各候補30分の政権表明ということになっているが、あまりにも拙速。これだけ、国民、マスコミの関心を呼んでいるんだから、民主党内の主張、多種多様な考え方・価値観を少しは披露すべきと思うが。

asahicom:民主代表選、両院議員総会で政見表明の演説-政治

鳩山幹事長にすれば、“選挙期間”を長くすればするほど、“良からぬウワサ”が流布していく、感情的な対立浩三が作られてしまうとの懸念もあるのだろう。渡部国対委員長とともに、『さわやかな代表選出』『公明正大な選挙戦』を望み、発言していっても、すべてがマイナス方向に報道されていくのは耐えられないことだろう。
昨年の郵政解散に至るプロセスは、非常にドロドロとした『人間対立』を世間にさらしたが、一方でそれぞれの立場、個々の議員の主張をより分かりやすくしたし、同時にそれぞれの“キャラクター”を明確にしてくれた。結果として、“多くの敗者”を作り出したように見られているが、小泉首相が言うように命をとられたわけではなく、再度のチャンスも訪れる可能性もある。ここまで、民主党は、自らを『寄り合い所帯』とマイナスな方向にとりすぎている。言い換えれば、多様性ということもできるわけで、それぞれが政治家として節度ある“柔軟性”を持っているはずで、その柔軟性を引き出すような、“正しい案”とアイデアを導き出していくことが重要。ある意味では、横路氏と小沢氏の関係が良好であるのは、多くの話し合い、論戦が実を結んだ結果ではなかろうか。

若手・中堅議員が、今回の選挙、議員総会の中で、15分の政見表明にプラス30分の立会演説会を主張したが却下され、候補者の了解を得た上での20分間ずつの演説延長を行うとされている。この中で、どこまで“対立”を恐れない姿勢を見せるか、そしてその中から、民主党が本当の“政見準備政党”に脱皮する可能性を感じさせてくれるか。小沢氏の“意気込み”“決意”と“柔軟性”を拝見してみたい。



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どこまで実行されるのか、“政策の主張”~~民主党代表選挙

2006-04-06 17:55:33 | 政治経済

昨日5日に正式の立候補表明が行われて、明日7日に衆参両院の192名の投票。
なんだかんだと、情勢分析、話し合い決着のための工作など、水面下の動きが終わったと思ったら、すぐに投票。
小沢一郎氏がテレビ・マスコミ嫌いなこともあり、テレビを通じての政策討論もなく、今回の代表選挙は結果が出てしまいそうだ。
民主代表選、党内無党派の争奪激化 個別訪問、政策訴え (4/6朝日新聞) - goo ニュース

菅氏はともかく、小沢氏は国民へ語りかけることよりも、党内の議員ひとりひとりに語りかけていくコトで、支持を広げていくことを重視している。国民に投票権があるわけではないが、民主党がどこへ向かっていくのか、どんな自民党との対立軸を作るのかを、詳しく宣言してもらいたかった。
現時点の情勢は、小沢氏支持のほうが優勢と思われているが、“無党派”が多いことから、何が起こるかわからない。とはいっても、自民党派閥政治のど真ん中に君臨した小沢氏だけに、勝利への道筋ははっきりつけていると思われる。とはいっても、問題は、選挙後にしこりなく、感情的な対立の残らない“空気”を作っていけるのだろうか。内輪もめを第3者的に眺めて楽しむつもりはない。
国会では、重要な法案が審議されようとしているわけで、しかっりと対案の提示や法案の修正、また公務員の無駄使い削減への爆弾をどんどんと投げ込んでもらいたいものだ。

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民間放送局に公的支援を検討!本当に必要?

2006-04-06 11:30:23 | 政治経済

竹中総務大臣の諮問機関で、放送と通信業界の新ルールの検討がされている中、片山参院幹事長が、地方の民放への公的支援を言い出した。確かに、全面的なデジタル放送への移行は国策ではあるが、放送局とはいえ、民間“営利企業”に、公的支援をする必要があるのか、フジワラは疑問に思う。

民放のデジタル化で公的支援も…片山参院幹事長が会見 (読売新聞) - goo ニュース

実情として、地方、地域によって、その電波状態が悪いところも多く存在するが、現在のテレビ局の事業内容、特に番組の内容を見ると、本当に公共サービスとして保護すべきものかと思ってしまう。ましてや、地方局のことで言うならば、その地方局独自に制作している番組は少数でほとんどが在京キー局の番組を中継しているにすぎない。だから、公的支援を考えるよりも、現在ある5つの系列局のあり方、キー局から地方局への資本提供、収益の配分を代えさせるように、誘導されていくべきと思う。何より、TBSやフジなど都心の一等地に、豪華かつ無用に装飾した本社を建築しているのも関わらず、収益不足などという話は通用しないのでは。

日本最後の護送船団と呼ばれる放送業界だが、一番の問題はテレビ局。FM局ほか本当に収益基盤の弱い放送局は保護されるべきだが、特に在京のキー局については、アジアに打って出る、事業拡大していくくらいの気概を見せてもらいたいものだ。竹中大臣には、この在京キー局5社に“試練”を与えてもらいたいものだ。

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経世会を仕切った豪腕がもう一度~~民主党代表選挙のこと

2006-04-05 22:54:12 | 政治経済

ついに、本格開戦にあたっての“出陣式”が行われました。
フジワラは、民主党を支持者でもないし、小沢一郎信者でもありませんが、
【小泉劇場】VS【田中角栄仕込みの豪腕】の対決を見てみたいと思います。
さらに言えば、『政権交代』を唱えて、政党を渡り歩いてきた、小沢一郎という人の考える国家論と、その政党運営をじっくりと見てみたい。

小沢氏優勢、菅氏追う 民主党代表選 (朝日新聞) - goo ニュース

各マスコミの報道などを見ていると、『小沢アレルギー』なるものが菅氏の擁立の原動力のようです。それは、前原氏支持で固まっていた中堅・若手議員の皆さん。もっとも“反小沢”と思われてきた、横路氏以下の旧社民党系がいち早く小沢氏支持になっているのは、何とも不思議な気がします。その要因としては、本当の政権獲得に向けては、経世会そして自民党を仕切ってきた、小沢氏の経験に期待しているものがあるのでしょう。逆に、反小沢の先頭は、仙谷元政審会長のようです。よほど、新進党が解党したときの経験が、小沢氏への敵対心になっているのでしょう。中堅・若手といわれる人々は、経世会=悪の印象が強いこともあるように思います。

さて、小沢氏の手腕が見てみたいと思うのは、経世会を仕切った経験もあるが、『日本改造計画』という書籍を出版するなど、明確な国家論、理想の日本の姿を発表しているからです。最近の政治家、特に自民党のポスト小泉候補の皆さんも、現在の組織構造をいじっていくこと、そして耳障りの単語を並べているにすぎないと思える。昨年の総選挙での民主党の各種公約、マニフェストからもその目指す国家像が見えてこなかった。本当の2大政党とは、双方が明確な国家像をぶつけ合う環境があって、成立するもののはずだ。

民主党代表選挙の投票は、7日の金曜日。それまであと2日。まだまだ激しい多数派工作が行われるといわれているが、それが選挙後の民主党の運営に影響していくか。少なくとも、小沢氏、菅氏の当人の間は、言われるほど悪いものはなく、むしろ一種の信頼関係はできているように思う。その意味では、民主党若手議員は、『小沢氏を見たことはない』と公言するなど、党内交流が薄い現状をどのように改善していくか。それは、小沢氏が代表戦に負けたとしても、今後政策運営、国会戦術などの実践学を小沢氏から学び取っていくべきだし、またそういう空気が、この代表選挙を通じて構築されていくことを期待したい。日本の政党政治がまともに機能していくためにも。



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民主党の代表選挙、本格開戦!?

2006-04-05 13:58:21 | 政治経済

『けんかは買う』

野次馬的な世論、マスコミにとっては、これほど刺激的でうれしいフレーズはないだろう。
民主党の代表選挙において、菅氏が立候補にむけて積極的な姿勢を見せていることに対する、小沢グループの反応は、当然このフレーズに集約される。世論的には、『話し合い協議での、代表選出は談合』として、選挙の実施を望んでいるようだが、本当に選挙になることが、民主党の挙党体制確立につながるのか、疑わしい感じもしてきた。
民主代表選 小沢・菅氏、一騎打ち 立候補5日表明 (朝日新聞) - goo ニュース

ひとりの有権者として、言うならば、党の代表の資質も重要だが、その政党がどんな政策を掲げ、その実現のために国会活動などをおこなっていくか、が最重要な課題だと思う。その意味では、話し合い決着であっても、民主党の明確な“看板”の構築、実績に裏打ちされたキャッチフレーズが必要であり、そのための論戦を行ってもらいたいのだ。来週月曜日の投票までにその機会が作られるのか。
そして、問題は選挙で、次の代表が決まったあと。新代表が人事での、負けた候補の執行部への起用をしっかりと行えるかどうかだ。何より、『小沢アレルギー』なるものの存在を、小沢氏が克服していけるか、あるいは寛容な心で対応することを約束できるか、ということだ。いかに、『選挙前の申し合わせ』があったとしても、それが遵守される保証はないわけで、そこはきわめて人間的な信頼・信用関係ということになる。
ただ、信用関係とは、ルールとプライドの上で、行われる決闘のはてに成立するものでもある。それだけに、きっちりと、論戦、政策論における“決闘”を国民監視の中で、実現し、融和ではない、“融合”の実現に向けての【シナリオ展開】を行ってもらいたい。そこで活躍するのは、民主党の黄門様・渡部恒三さんの役割だ。

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