「代打失敗? それは結果論だろう。オレの采配ミスと書いてくれて結構」
16日の試合後の中村監督のコメントは、少々やけくそ気味だった。
最下位独走になりつつある、楽天相手での延長を戦っての敗戦は、何とも悔しいことだったのだろう。ましてや、この日3安打の、“清原選手のパシリ”こと大西選手に代打を出して点を取れなかったというのは、少々いらいらになってしまうこと。首位ライオンズとの差を詰めるチャンスであったことには違いないが、まだまだチームは成熟に向けての途上段階なのだから、一つ勝ち負けにこだわることもないと思う。
ましてや、主砲の中村ノリ選手にホームランが出だしたわけだし、スタメン起用の大西選手も着実にひっろを売っているのだから。
ノリ120M弾も空砲…オリ痛い足踏み (大阪日刊スポーツ) - goo ニュース
それにしても、今パリーグの順位で言うと、2位に付けているのだが、それほど白星を続けているように思えないは、シーズン前に過大な期待を持っていたゆえだろうか。とにかく、ここ数試合の先発オーダーは、クリーンアップを除いて、ほぼ日替わり状態だし、投手陣も安定しているピッチャー、エースと呼べるような存在感のある投手はいない。クローザーもしかり。さらには、中村ノリ選手も打率は1割台。これで、2位ということは、本当に打線がつながり出したら、中村ノリ選手はもちろん、清原選手や助っ人大砲が打ち出したら、思い切り勝ち続けてしまうのかも。
とにかく、去年、一昨年と負け癖がついていたチームが強くなるのは、勝ち星が増えていくのが何よりのチーム強化の薬。負けはあっても、ドラマティックな勝ち方、試合展開が出てくるほどに、チームの団結も生まれるのだから、期待はしていいはず。そう、昔のバファローズ、いて前打線が層だったのだから。
プロ野球スコア速報<オリックス-楽天> nikkansportscom
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