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フジワラのかたまり

転勤・転居5回、転職3回という流浪経験を経て、いま、起業したいと妄想する30男の雑多コラム。

大雪、寒い冬で、“デフレ価格”から脱出?

2006-02-02 10:15:48 | 日記

政府の経済政策のなかでも、最重要課題がデフレ脱却。政府や専門家の言うデフレは、『貨幣流通量の多寡』なのだけれど、われわれ庶民にとっては、『デフレ=商品の値段が低い』。ディスカウントストア店頭やスーパーのチラシに出る価格、特に野菜の値段など。また、街中のガソリンスタンド店頭に出ている値段表示に、物価の上下を感じる。その中で、『数字が大きくなった』と感じるのが、ガソリン・灯油の値段。去年の夏ごろから特に高くなっていたことを実感していたのだが、軽油でさえも100円オーバー。さらに、灯油も週ごとに値上がりしている。
灯油、7週連続で最高値更新 18リットルで8円上昇  (朝日新聞) - goo ニュース

ガソリンに関しては、ガソリンスタンドの価格競争の側面が強く、『異常に値段が安かった』と認識していた。しかし、この冬の灯油の値段については、ここぞとばかりに値上げしているように思われる。形式的には、需要と供給運関係に基づいて決定していることになっているが、この冬の場合は、今までの安値で定着していた感覚を壊そうという意図が働いているように思う。とにかく、ガソリンは、自動車利用機会を減らすことにより、節約していけるが、暖房利用、灯油の消費はなかなかそのようにはできない。
この灯油高、石油元売の『値上げ政策』は、気候というコントロールできない環境条件を使った、巧みな『デフレ脱却作戦』であった。しかし、この石油値上がりは、石油暖房機の需要の押し下げ、ガスや電気への暖房機転換を促すことにもなる。今冬の非常な暖房費支出が、住宅のリフォームを後押しになるかも。


また、流通業界の勢力分布が変わる?

2005-12-26 11:40:23 | 日記
突然の発表、買収にびっくりした。
イオンのひとり勝ち、独走状態が固定化しつつあった、流通業界においては大きな刺激となるのではなかろうか。
セブン&アイ、西武・そごうを傘下に 株式65%買収 (朝日新聞) - goo ニュース

フジワラの日常的な生活の中には、たいした影響のある話ではない。日常生活圏には≪イオン≫も、≪ヨーカドー≫も、≪そごう≫もないので、関係ないといえば、関係のない話だが、最近開店のイオンのショッピングセンターには、“ワクワク”がなく、欲求不満状態であった。
とはいえ、≪セブン&アイ≫はコンビニ頼りの業況・収益状況で、≪イトーヨーカドー≫の業績回復は大きな課題であった。中でも、衣料品の復権が大きなカギと見られてきた。一朝一夕で“変化”は期待できないにしても、幅広い商品構成の変化、さらには売場の構成や風景に変化が出てくるコトを期待したい。

一番期待することは、そごうの心斎橋店のような、“エンターテイメント”を意識した店作りのノウハウをショッピングセンターに持ち込まれることだ。手堅い経営・店舗営業、POSシステムに代表される効率重視で、成長してきたのが≪ヨーカドー≫だが、生活者・消費者に“満足”を提供するためには、【プレゼンテーション】が重要。基本的には、西武百貨店・そごうへの財務支援が、今回の買収劇の中心とされているが、根本的な量販店・SCの業態開発への糧になっていくコトを期待したい。

“改革”の真意を疑う、児童手当、タバコ税の政治決着

2005-12-16 12:28:39 | 日記
ひとりの父親としては、喜ばしいことだが、なにゆえ喫煙者の税金を児童手当にするのか、説得力に欠ける。

連立の試金石、公明面目 児童手当拡充、政府・与党が決定 (産経新聞) - goo ニュース

この産経新聞の記事によると、公明党の『面目維持』を目的にした強気な交渉の結果のようだが、あまりにも局地的な議論の結果に思える。
『月五千円の手当では少子化対策にならない。親の小遣いとして、値上げされるたばこ代に消えるだけ』(農林省幹部コメント、上記引用)
この皮肉がすべてを表現してくれている。そもそも児童手当を増やしたからといって、出生率が上がるわけはなく、いかに選挙公約とはいえ、全体の子育て支援策が見えない中で、児童手当の拡充を実現させても、その真意は、選挙目的の成果作りにしか見えない。自民党の建設族が『地元に公共工事を持ってきた』と威張っているのと大差がない話。
また、タバコ税の値上げにしても、その消費動向への影響はあるにしても、たかが1箱20円の増税は姑息としか思えない。やるなら、1箱500円ぐらいにしてもらいたい。これは、酒税の改正についても同様。

今の『財政改革』の意味は、爆発的な経済成長が期待できない中で、
適正な国家予算規模を設定することだ。
マスコミも『庶民増税』などと、政府・政策批判をすることよりも、全体的な国のカタチ、国家予算の使い方についての提言や構想を取り上げる機会を増やしていってもらいたいものだ。


『果報は寝て待て』とはいうが、清原の決断は・・・・

2005-12-16 11:47:59 | 日記
これほどまでに、憶測が憶測を呼ぶ、日本プロ野球選手の移籍問題も珍しい。

キヨ&ノリに恋焦がれても、やっぱりオリはキープ君 (夕刊フジ) - goo ニュース

『オリックス・清原』年俸3億円内定!小泉社長に「キヨと呼んで」 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

キヨ煮えきらず疑惑再燃、オリと極秘会談も進展なし (夕刊フジ) - goo ニュース

現在のオリックス球団に、新聞のネタになるような選手が不足していること、また清原が球界のスター、唯一といっていいほどの個性と実績を持っている故のことだろう。で、球団のマスコミ露出としては、相当な効果・価値が予想される行動。

とはいえ、何回か条件提示する交渉のテーブルに着いた。また、メジャー移籍していた中村紀洋へのアプローチもかけている、球団の姿勢、来季のチーム編成にとって、どうなのだろうか。中村監督=清原の直接会談の中では【チームリーダー】というコトバまで使って、入団を促したという。今期のリーダー足るべき、谷選手ほかのメンバーの気持ちへの配慮に欠けているのではないだろうか。

一人のファンとしては、清原の関西帰り、オリックス入団は期待している。とはいえ、オリックスの来シーズンのチーム編成への影響を懸念してしまう。仰木前監督が死去し、チーム編成力が弱体化してしまうことさえ懸念される中、来季のチーム編成として、確実に計算できる“別の目玉”の準備に入るべきではないだろうか。



災い転じて、福となるか、最後の東京ドーム大会

2005-12-11 23:09:39 | 日記
やはり、新日本プロレスは新日本。2006年新春の新日本プロレス・東京ドーム大会が、またカード変更。日刊スポーツの記事によると、ここ数年の恒例イベント、大晦日の格闘技イベントへの参加のためと言うことのようだ。

藤田がレスナー戦拒否、急遽カード変更 (日刊スポーツ) - goo ニュース
新日本プロレスの東京ドーム大会にしては珍しく、10月の段階でメインカード発表され、11月には長州現場監督の強権発動による決定カード発表となっていた。いわゆるインディー選手と新日本所属レスラーの対抗戦で、“話題性”はなくとも、“殺伐感”や“予想不能”な印象を抱かせるカード編成。ただ、“お客を呼ぶ”という意味では、メインの『レスナーVS藤田』がすべてと思っていた。
とはいえ、両者とも、相手の技を受けるような器用さを持たない、『大怪獣ゴジラ同士の決闘』。

「藤田は憶病者でオレから逃げやがったな。誰が挑戦しても関係ない」。

カード変更を聞いたレスナーのコメントであるが、10月の戦いぶりを見れば、レスナーにとっては、全くの“ノープロブレム”な話ではないだろうか。あの戦いぶりからすれば、相手が誰になろうと、その闘い方を変えられるような選手でもないだろう。逆に、藤田選手のほうがやりにくかったのでは。ボブサップ戦のように、一方的に攻められる見込みはないし、逆にレスナーの技を受けるほどの技術もない。
少なくとも、2005年ノア東京ドーム大会での【小橋VS健介】のような盛り上がり、あるいは【三沢VS川田】のような互角の打撃戦が展開されると思えない。

藤田の“辞退”により、中邑真輔になったわけだが、これは『ゴジラVSウルトラマン(?)』への変更になったと良心的には受け取れる。何より、2003年の正月には、帝王・高山善広から勝利を奪っているのだけに、“ひょっとして”を空想させることもできる。ただ、秋の東京ドーム大会のときのように、レスナーの強さしか目立たない試合になってもまずいが。

いずれにしても、長州現場監督のコメントの通り、新日本所属レスラーが、どれだけの存在価値をリング上で表現するか。UWFインターとの対抗戦で醸し出された会場の雰囲気、団体の威信と個々人の強さを存分に表現した試合内容が再現されるか。
とにかく、理屈抜きに“楽しめる”試合内容、闘い模様が展開されることを期待したい。